アジア映画巡礼

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高架鉄の千葉旅行

2016-05-06 | 旅行

連休中の休日は仕事やら片付けやらに追われ、どこにも出かけなかったので、本日遠出をしてみました。行き先は千葉市。千葉モノレールに乗りに行ったのです。ルートは、行きは東京駅から京葉線で千葉みなと駅へ、帰りは千葉駅から総武線快速に乗って帰ることにしました。東京から千葉みなとまでは、これも快速だと40分弱で行ってしまいます。早いですね~。


千葉みなと駅は、JRとモノレールと両方が隣り合っています。すぐモノレールに乗るのももったいないので、千葉ポートタワーに行ってみることにしました。途中、クルーズ船の乗り場でお昼を食べたりして、駅から徒歩10分ぐらいのポートタワーまで1時間ほどかけてぶらぶらと。ここのポートタワーは、オベリスクみたいな建物が建っている、ちょっとユニークなタワーで高さは125メートル。110メートルぐらいの所にある展望台への入場料は420円と良心的なお値段でした。


ところが行ってみてびっくり。展望台前の広場に、大きな猫が香箱座りしています。これには、かわいい坊やを連れたお父さんもちょっと引き気味。「ほら、猫だよ」とかお子さんに言っていましたが、あまりの猫の迫力に坊やの目もまん丸になっていました。何せ、この貫禄ですからねー。


展望台に上がると、千葉港と千葉市中央区あたりが一望のもとに見渡せます。海の中に製鉄所があったり、ガスタンクが並んでいたりと、昼間は美しいとは言えませんが、エレベーターを操作してくれた職員の人によると夜景はとてもステキなんだとか。近くにある県立美術館も、建物デザインがよく見えました。それにしても、マンションがにょきにょきとできていますね。ポートタワーは30年前にできたのだそうですが、その頃は周辺には何もなかったそうです。


さっき上から見た県立美術館の前を通り、京葉線の高架に突き当たって左折したら、インド料理店がありました。


「ビンディ」という名前なんですが、ローマ字では「BHINDI(オクラ)」なのに、デーヴァナーガリー文字では「BINDI(額に付ける印)」になっています。どちらが正しいの??? 両方を兼ねている、と言うには、「DI」の音も違うのでちょい無理がありますねえ。

さて、いよいよ千葉モノレールの千葉みなと駅にやってきました。千葉モノレールは、ちょっと珍しい懸垂式、つまりレールから車両がぶら下がる形のモノレールです。大船から出ている湘南モノレールも懸垂式ですが、これに対して、下でレールを挟むようにして移動する型は跨座式と呼ばれ、日本ではこちらの方が多数を占めるのではと思います。羽田へ行く東京モノレールや多摩モノレール、大阪の万博公園に行く大阪モノレールも跨座式です。


千葉モノレールでは新型らしき車両が走っており、幸運にも千葉みなとから県庁前まで乗ったのがその車両でした。座席もしゃれていますし、運転席の仕切りに透明部分が多く、また車両前部も透明度が高くて、前方の景色がよく見えるのです。これで大阪モノレールみたいに、客車の一番前に正面向いて座れる鉄ちゃん席が作ってあったら、もう最高なんですが。


県庁前まで行く路線は、線路高も高く、スリリングなカーブもいっぱいあって、楽しかったです。あの、ぎゅん!という感覚が味わえないと、高架鉄としては物足りませんからね。


県庁前駅は、改札を出たところが円形歩道橋になっていて、とても便利な駅でした。県庁前というだけあって、県庁がすぐそこに。遠くにはお城も見えます。あれ?千葉にお城なんてあったっけ、と思ってあとで調べたら、確かに昔、千葉城はあったのですが、この建物自体はその城郭遺構に戦後しばらくたってから建てられたものだとか。それも、昔の千葉城を再現したものではなく、郷土博物館として建てたもののようで、評価はいまひとつ。


県庁前駅からは、千葉駅に引き返し、別の路線、千葉みなと&千城台を結ぶ長めの路線に乗り換えました。


残念なことに、なかなか新型車両にはあたらず、運転席からの眺めもいまいちで、その上こちらの路線は直線が多いのと線路高が低いのとで、迫力にも欠けます。ペイントしたかわいい車両も走っていたのですが、高架鉄の萌え~ポイントはそこじゃないんですねー。


というわけで、千葉駅近くの路線が重なる場所のダイナミックなフォルムを楽しんだりしながらも、ちょっと物足りなかった千葉モノレールの旅でした。

あと、東京ディズニーランドやディズニーシーを回る路線も全線乗っていないため、そのうちに制覇しに行こうと思います。あそこなら、見物だけの1周切符とかがあるかな? いちいち駅で降りて改札出るのも、結構面倒なんですよね。ほかに関東地方で、楽しい高架鉄道があったらぜひ教えて下さい。



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