アジア映画巡礼

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4月20日TUFS Cinema『マダム・イン・ニューヨーク』上映後解説に基づくQ&A

2024-05-07 | インド映画

4月20日(土)には、インド映画『マダム・イン・ニューヨーク』をご覧下さるために、たくさんの方に東京外国語大学までお越しいただき、ありがとうございました。上映終了後、私が30分ほど解説をし、その後Q&Aをやる予定でしたが、その日は次のホール使用の予定が入っており、Q&Aの時間がなくなってしまいました。もともと、私の聴力がメニエル病によって衰えているため、ご来場の皆様にはご質問を用紙に書いて提出していただく方式にしていたことから、その質問票をもとに書面で答える、という方式に切り替えて、当日の上映を終了しました。

いただいたご質問用紙は35枚。でも、そのうちの2枚は『マダム・イン・ニューヨーク』とは関係のないご質問やご意見で、お答えできないというか、Q&Aには含められない種類のものでした。拙ブログの愛読者と思われる方でしたが、それならブログのコメント欄をお使いいただくのが本筋では、と思い、割愛させていただきました。で、残り33のご質問にお答えしたものが、本日東京外大のサイトにアップされています。当日参加を申し込まれた方(申し込まれて参加なさらなかった方も含む)のところには、東京外国語大学の萬宮先生からのメールが届き、添付ファイルがついていたと思います。すごく長いQ&Aで、質問なさった方もご自分のご質問をお探しになるのが大変だったのでは、と思います。

萬宮先生のメールにも書かれていましたが、このQ&Aは7月31日まで東京外国語大学のサイトでもご覧になることができます。リンク先はこちらで、クリックしていただくと、どなたでもご覧になれます。ただ、萬宮先生もメールに書いて下さっていたように、映画の内容に具体的に触れている部分も多いため、この映画をまだご覧になっていない方は避けていただいた方がいいかも知れません。

ガウリ・シンデー監督(提供:ビオスコープ)

今回は、まず私が回答を書き、それを主催者側の萬宮先生と藤井美佳さん、そして映画を配給なさったビオスコープ社の大向ご夫妻に見ていただいて、回答への加筆修正や、追加回答を書いていただきました。そんなわけで、文中には訂正箇所等があったります。これまでも、カルチャーセンターの講座では書面Q&Aを何度かやったことはあるのですが、こういう「文殊の知恵」的なやり方は初めてで、自分の間違いがわかったりといろいろ楽しい思いをしました。また、その場でお答えするとなると、教育問題や女性問題の専門家ではない私は、もっとあやふやな答えしかできなかったと思うので、いろいろ調べてお答えできたこともラッキーでした。ご質問いただいた方に満足していただけたかどうかはわかりませんが、これをきっかけに、またいろいろとこの映画やインドのことを考えていただければと思います。

©Eros International Ltd

それにしても、『マダム・イン・ニューヨーク』は本当に多くの観客に愛されている作品なのだ、ということを、あらためて感じました。作られて10年以上たつのに、ちっとも色あせませんね。これからもいろんな方に見ていただけるよう、願っています。最後に、この映画の予告編を付けておきます。『マダム・イン・ニューヨーク』を未見の方は、HuluやAmazon Prime Video等でご覧になれますので、お試し下さいね。

映画『マダム・イン・ニューヨーク』予告編

    


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2 コメント

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ありがとうございました (ヒナコ)
2024-05-08 10:37:29
cinetamaさま
初めまして。
東京外大の上映会に参加させていただきました。
じつはこの作品を初めて観ることができ、とても感動いたしました。
上映後のお話も知らなかったことをたくさん教えていただき楽しい時間でした。
当日は質問表を出していなかったのに、昨日Q&AのPDFをメールでいただきその情報量の多さにびっくりいたしました。
cinetamaさまをはじめ関係者の方のご尽力に感謝いたします。
返信する
ヒナコ様 (cinetama)
2024-05-08 23:38:35
コメントをありがとうございました。

あの上映で『マダム・イン・ニューヨーク』を初めて見て下さったんですね。
あんな字数の多いQ&Aが届いて、びっくりなさったことは想像がつきます。お読みになるだけでも大変で、申し訳ないです。

最初の方のご質問は、「よくぞ聞いて下さった」という感じだったのですが、あとになるほどお答えするのが難しく...。でもおかげさまで、私もすごく勉強になりました。
最後にありがたいお言葉をいただいて、嬉しいです。

では、またTUFS Cinemaにお運び下さいね。
今度は客席でお目にかかりましょう。
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