Stream Side Cafe

車中泊をしながらの渓流のフライフィッシング

みちのく釣旅 〜岩手編・前編〜

2018-06-14 17:37:18 | 日記

MICHINOKU 8日目
この日は日曜日。盛期の休日とあって入ろうとしていた渓は、どこも満員御礼。5日間連続での渓歩きで身体も休養を求めている様子。先は長いしゆっくり温泉にでも入ろうと選択したのが岩手の国見温泉。
この国見温泉は全国でも珍しく緑色の湯。

ぬる目なので、いくらでも入っていられる。山々の新緑を眺めながら、FFエネルギー充填完了。

MICHINOKU 9日目
沢内村の渓へ。前日までと違って薄曇りで肌寒い。10時頃に入渓したのに反応がイマイチ。週末に叩かれ過ぎたのかなと案じながらフライを流し続ける。お昼前になって渓に陽が射し込んでくると、岩魚にスイッチが入った様子。8寸サイズを中心に出るわ、出るわ!

ここで終了と決めた最後のプールにフライをキャスティングすると、飛沫を上げて「ガボッ!」と。引きも凄い。やり取りを楽しんでネットインしたのは泣き尺。29cm。

ゆっくりと写真を撮って、熊さんタイムにならない内に納竿。沢内村の渓に乾杯!


MICHINOKU 10日目
何年前になるだろう。初めて尺上をネットインしたのが遠野。その後、何回か訪れたが、好不調が交互に。前回が好調だったので、不安を胸にF友が教えてくれた渓へ入ろうとするも先客あり。嫌な予感。渓筋を思い切り変更。前日の泣き尺のサイズアップを狙い入渓。目標達成はならなかったが、たくさんの河童の渓の岩魚がフライを咥えてくれ、満足!満足!

遠野に来たからには、晩ご飯はジンギスカン。今後のサイズアップを期してラム肉をガブリ、モグモグ。


MICHINOKU 11日目
この日は朝から雨の予報だったので、洗濯日に。家にあるだけの下着を持ってきたけれど、フェリーの中も含め13日も経つと底をついてきたので、生まれて初めてのコインランドリーへ。乾燥って時間がかかる事を実感。

洗濯の後は、盛岡で人気の蕎麦屋さんで舌鼓。
その後は、網張温泉の宿で温泉で疲れを癒し、久しぶりの布団で熟睡。



MICHINOKU 12日目
今にも雨が落ちてきそうな曇り空。フィールドで出会ったFFマンに、岩手のお勧めの渓を尋ねると、ほとんど全員が口を揃えて勧めてくれる渓へ。人気の渓だけあって、上も下も満員御礼。大移動を決断し、早池峰山麓へ。入渓できたのは2時頃。熊さんタイムを考えると2時間一本勝負。岩手に入ってから好評のパラカディスを投じると、1投目から「ガボッ」とニジマスのようにフライを抱きかかえる。「おっ、おっきい〜!」岩に潜り込まれないように慎重にやり取りしネットインしたのは尺上。

みちのくに入って初めての尺上だけに嬉しさもヒ・ト・シ・オ。残念なのは、写真を撮っていると雷がゴロゴロ言い始めたかと思うと大粒の雨が落ちてきたので、後を続けられなかったこと。「また来るね」と早々に納竿。この日は尺上1匹だけだったけれど満足!満足!早池峰山麓に乾杯!


MICHINOKU 13日目
みちのくに入ってからフィールドで出会ったFFマンに教えてもらった電子ホイッスル。耳をつんざくような大きい音。早速、ネットでポチッと。

送付先は八幡平のクボタロッジ。前日の尺上と出逢った渓の続きもしたいけれど、ロッジを予約してあるし熊除け新兵器優先で八幡平へ。去年に尺上ヤマメが遊んでくれたポイントを見に行くも、前夜の雨が凄かったのか水量が多過ぎて入渓できず、スゴスゴとロッジへ。有名なロッドビルダーと同宿となり、オーナーの美味しい料理をいただきながらFF談義に花が咲き八幡平の夜は更けゆく。


MICHINOKU 14日目
この日は八幡平から雪の壁が残るアスピーテラインを通って秋田へ短期出釣。雲上の八幡平頂上からの景色に、目を奪われました。


秋田の渓は、漁協が管理していないネイティヴ岩魚の山岳渓流へ。この渓、温泉が流れ込んでいるのに、岩魚もウジャウジャ。(下の写真中央の白いのは湯の華の塊)

久しぶりに「前へ進めねぇ〜」渓。サイズは9寸が最高で(9寸岩魚は撮影前に逃亡(^^;)、この渓の平均サイズは7寸。全てのポイントに岩魚が入っていて、フライを漂わせると出るわ、出るわ!

30匹は軽く越えたけれど、尺上は元より逃亡された9寸サイズも出ないので早めに納竿。
この渓の場所は、クボタロッジに連泊すると教えてもらえるそうな⁉︎

MICHINOKU 15日目
前日は秋田の渓を堪能した後、雫石の道の駅へ。この日は早池峰山麓に入渓したかったけれど、盛岡市内はお祭りで交通規制で盛岡市内横断は愚の骨頂。限りある引き出しをゴソゴソと探し、FB友に教えてもらった雫石の渓へ。暑さも半端なく7月の気温。これが功を奏したのか「8寸、9寸岩魚がザークザク!」の岩魚祭。

初夏の陽気の下、FFを思い切り堪能。「・・ザークザク」の後に「尺上岩魚もこんにちは!」といかないのは、いつまで経ってもヘッポコな腕前のせい⁉︎

MICHINOKU 16日目
ひょんなことから知り合ったF友に教えてもらった和賀の渓へ。暑さも継続していて条件は申し分ないのに、渓魚が浮いておらずシビアな状況で、岩魚の反応はさっぱり。この日は月曜日なので週末に叩かれ過ぎたのかなと危惧しながら釣り上がるも、午前中は「ボ」。ところが、FFの神様には見捨てられてなく、午後からようやく岩魚が反応し始め、サイトフィッシングが楽しめる状況に。透き通った流れに、岩魚が遊弋している鼻先にフライをポカリと浮かべると「ガボッ!」の連続。
うまい具合に、小さな滝の下のプールでは9寸岩魚をネットインでき、滝をバックにした撮影に成功。前日のザクザク状態とは違うけれど、結果的にこの日はこの日でFFを思い切り楽しめました。


MICHINOKU 17日目
お気に入りになった早池峰山麓の渓へ。1投目に愛想を振りまいてくれたのは、早池峰高校1年生。「お父さんか、大学生のお兄さんを呼んできてね。君は家で留守番しときや。できたら、早池峰部屋の横綱か大関が来てくれると嬉しいな。」と優しく言ってリリース。
これが効果を奏したのか、それからは8寸・9寸のオンパレード。

残念ながら、早池峰部屋の出稽古は実現せず。
今日も楽しい時間を過ごさせてくれた早池峰山に感謝。

さぁ、次はどっちだ⁉︎

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