Stream Side Cafe

車中泊をしながらの渓流のフライフィッシング

潤いと癒しを求めて

2016-06-19 17:42:33 | 日記
先週末は黒部でたっぷり癒されたのに、一週間仕事をすると心が渇いてきたので、潤いと癒しを求めて越前の渓へ。

今日も車を停めて、林道をテクテクと歩きます。

道沿いの花々が「頑張れよ。」と励ましてくれます。

花々の応援が功を奏したのか、最初の堰堤下から8寸前後のグラマラスボディの岩魚が愛嬌を振りまいてくれます。

この渓ですが、堰堤上から次の堰堤までのポイントでは、良い深みがあるのに釣れても6寸までのジュニアサイズ。

その代わりと言う訳じゃないでしょうけど、堰堤直下のポイントには、この日は8寸前後の岩魚が3〜5匹は必ず入っていて、みんなフライに出てくれます。

1ヶ月前に入った時より一回り成長してます。この分なら梅雨明けには・・・ですね。
堰堤を5個は超えたので、たくさんの8寸岩魚が遊んでくれましたが、釣れ続ける訳ではないので飽きることはありませんでした。

堰堤を越えて、日陰で休んで涼を取り、釣り上がる。ジュニアサイズが遊んでくれてると、堰堤の間隔が短いので、直ぐに大場所が現れる。この連続でした。

この日は、今シーズン初めて「森林香」を使いましたが「目まとい」等の虫が顔の周りでブンブンせず、気が散らずに済みました。熊避けにも効果があるとか。

いくら森林香を使ってるからとは言え「熊さんタイム」の前に渓を脱渓します。先ずは3Way冷蔵庫で冷やしているノンアルコールで、遊ばせてもらった渓に感謝の乾杯です。

本物のビールなら・・・と思いますが、もう少しだからと我慢です。温泉に入って、車中泊ポイントから徒歩5分の食事処で、先ずは生ビールで喉を潤します。

いつもの醤油カツ丼とおろし蕎麦で、胃袋を満足させます。

翌日は野暮用でロッドを振れませんでしたが、身も心も癒され潤してくれた越前の渓に感謝しながら、帰阪の途につきました。
さぁ、次はどっちだ⁉︎

憧れの岩魚

2016-06-12 21:41:26 | 日記
いつかは逢いたいと思っていた黒部岩魚。

しかし、出逢うためには百段百段の木梯子を乗り越える等、厳しい山歩きが必須。
と、思い込んでいたら、ヒョンなことで得たネット情報から推察すると、数時間歩いて「と或る谷」に潜り込めば何とかなりそう。
ならばと、埼玉のYさんと安曇野で待合せ、Let's Go 黒部!

黒部岩魚に逢うためには黒部ダムの奥に行かなければならず、黒部ダムに行くには扇沢からトロリーバスに乗らねばならず、トロリーバスに乗れば「黒部の太陽」で有名な「破砕帯」を通過しなければならず・・・と言う訳で(?)、前夜入りした扇沢市営駐車場の朝は、破砕帯の湧き水で淹れたコーヒーから。

真っ青な空をバックに扇沢駅から仰ぎ見る黒部の山々のふところに向かって、トロリーバスは発車進行。

程なく到着した黒部ダム。凄い迫力を感じながら、黒部岩魚の待つ谷へテクテク開始。

残雪を抱いた山々が、頑張れとエールを送ってくれます。

やっと到着した谷、無垢な黒部岩魚が「ユルユルゥ~ガボッ」と出てくれると思いきや、かなり神経質な出方。

しかし、出方はともかく、いかにも「黒部」的岩魚と出逢えて、今シーズンの一つ目のミッション・コンプリート。

ミッション完遂後は、再びテクテクと歩いてロッジくろよんへ。ハンドルを握らなくていいので、ビールで黒部に乾杯!

翌日は別の谷へ入るも、これは私の選択ミス。緩いスポットでしか岩魚は出てくれず、しかも20cm前後のサイズで黒部らしき面構えには程遠い。8月以降の谷かなぁ~と早々に退散。

退散したものの、訪れる事すら叶わないと思っていた黒部の谷でのびのびとロッドを振れて、スカッとした清々しさ。

ダム湖を渡る風と共に食べたソフトクリームは格別の味わい。

最後は「黒部ダムカレー」発祥の地の扇沢レストハウスで、スタンダードなダムカレーに舌鼓。

さぁ、次はどっちだ⁉︎