2ヶ所目に行ったセンターでは
収容部屋、ガス室、焼葬炉まで見てきました
はっきり言って汚くて臭かった
衛生上、収容されているワン子達を見るには
センターで用意されている長靴に履きかえなくてはなりません
同行させていただいたさくらママさんが言っていたこと
ここに写っているワン子達は、もうこの世にはいません
私達が会いに行ったワン子達はもういないのです
この子達は、飼主の飼育環境が悪く連れてこられてしまった子達
私が来ると、みんな一斉に私を見てワンワン吠え始めました
まるで、「お前たちのせいでここにいるんだ!」と言っているようで
私は、心の中で「ごめんね」と言うことしかできなかった
この子は、とてもオトナシイ子だった
ただじっと私を見ていました
吠えることも、クンクン鳴くこともなく
ただ黙って私を・・・
私はそんな子を目の前にして「ごめんね」なんて
そんな簡単に言えなかった
何も言えなかった・・・
この子は、甲高い声で鳴き叫んでいた
まるで必死に、「ここから出してーーー」と叫んでいるようでした
この子は、人間に飛掛るほど、とっても人懐っこい子です
それなのに何故?こんなところに・・・
でも、この子は別の団体が引き取ってくれることになりました
センターの方が言っていたこと
「私達が来ると窓の方へ寄ってくる子達は飼い犬だったのでしょう」
・ ・ ・
この2匹は違いました
人間が、この環境が、怖いようで隅の方で固まっていました
まだ子犬
愛情を知ることもできずにここへ連れてこられてしまいました
でも、もう大丈夫よ!!
この子達も別の団体に引き取ってもらうことになりました
センターへ行くのは、とても勇気がいりました
勢いがなくてはいけないところ・・・
この記事を書くのもやっとでした
でも、一緒に行ったさくらママさんの娘さん達も
(小学生のお姉ちゃんと下の娘はその時まだ幼稚園生)
涙を流しながら、ちゃんと現実を見ていました
恥ずかしいけど、娘さん達に勇気をもらいました
そして、この辛い現実を受け入れられるのも
ここに収容されているワンちゃん達のおかげです
人間の手によって収容されてしまったのに
私達にとても人懐っこくて
無償の愛ですね
私の出来ることはごく小さなことだけど
それでもこの子達のために何かできるのなら
あきらめないで頑張ろうと思った瞬間でした
この記事を載せるか凄く迷いました。
見たくない人もいるだろうに・・・
でも、でゅーままさんの温かいお言葉で、載せて良かったと思えました。
でゅーままさんのおっしゃる通り。考えるべき義務が私たちにはあります!!
日本では、センターに飼主が直接持ち込んでも、飼主は、殺処分の現場や収容されてしまったワン子たちの様子を見ません。
だから、きっとうちの子は、どこかの愛護団体に救われるだろうと思っている人もいるらしいです・・・
そういう人たちには、現実をちゃんと知っていただきたいですね
気持ちが理解できないです。
犬は生き物で最後まで世話ができない理由があ
るのなら里親を探すとか自分でする気持ちがな
い人には犬を飼って欲しくないですね。
こういう現実を知らない人に知らせる事も
大切ですね。
今まで一緒にともにしてきたのに、どうしてそんなことができるのか、私にも理解できないです・・・
現実を知らない人に知らせることもホントに大切なことです!!