(以下チャ)日の出から帰ってきたら、朝ごはんにこんなものがついてました これを飲んでしまったら、今日どこにも行けません
(以下C)ハイ、そうです。運転するヒトは飲んじゃダメですよ
(以下クマル)宿のヒトにも釘刺されたから。運転されるかたは、口をつけるだけにしてくださいね、って あ、でも、クマル運転しないもんねぇ
チャ「口をつけるだけってどの程度のことですか? お銚子一本なんて、ぼくにとっては、まさにその口をつける程度なんですけど」
クマル「なので、クマルが全部飲んでさしあげたから 」
C「か?」
クマル「ところでチャイロ系ちゃん、日の入りと日の出見ちゃったから、もうミッション、クリアだから。今日はちょびっと観光ぽいことしたいぜよ」
C「そうだよね。昨日はそのスポット探し回るだけで終わっちゃったもんね」
クマル「つーことで筆島です」
C「なんか書かれてあるけど、字が小さすぎて読めませヌ」
クマル「筆島ってのは大島より古い歴史があるんだって。なんでも240万年前に活動してた筆島火山の名残らしいんだけど、そーゆー歴史に、クマルまったく興味がないので、以下省略」
C「や、そりゃないんじゃないの? 興味があったらググれってことかよ?」
クマル「クマルは美しいものが見れればそれで満足だから 女子って、そーゆーイキモノガカリだから」
クマル「おや、なぜに十字架??? まあ、いっか。チャイロ系ちゃん、移動4649」
チャ「ここは運転に自信のないヒトは来ないほうがいいです でも徒歩だとだいぶ歩きます だから運転に自信のあるヒトを連れてきたください」
クマル「軽自動車一台で道幅MAXだから。すれ違うとかぜってームリだから」
チャ「それでもずいぶん来てましたね」
クマル「一回だけすれ違ったけど、対向車、おれは絶対譲らないオーラ、パなかったから おまえがバックしろ、おれさまは進む的な光線、目からホトバシってたから でも、さすが海外生活が長いチャイロ系ちゃんは、紳士的だから サイドミラー畳んで、相手に道譲ってあげてたよね。しかも脇に溝があって、ハマったらJAF呼ばないといけなくなる危険まで冒して さすがうちのクマだから」
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あいば くりす |
クマル「そんな優しさを、クマルの章で描きました 一読あれ」
チャ「でも、来てよかったですね」
チャ「こんな風景、いままで見たことがないです」
チャ「まるで、どこか他の惑星にいるみたい」
チャ「つまりこれ全部、溶岩なんですね」
チャ「この黒い部分がみんなそう」
チャ「危険を冒しても来てよかったです」
クマル「自然派担当、チャイロ系ちゃんでした。次回は文系担当クマルが観光案内するから チョー期待してな」
つづく
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