お友だちが、『わらのいぬ』の出版お祝いをしてくれるということで、ここ“いを庵”に一席もうけていただきました。
わらのいぬ
著者:あいば くりす
文芸社(2013-01-01)
販売元:Amazon.co.jp
定休日なのに、わざわざ店を開けてくれたご主人、どうもありがとうございました。
クマルさんを誘ったんだけど、前日よりインフルエンザにかかってしまい、残念ながらおうちでお留守番。
しかたがないので、ぼくがクマルさんの分まで飲んで食べることにしました。
まずはお通し。
この真ん中の生のウド、鮮烈な味わい。
春先取りといった感じ。
こうした楽しみは居酒屋ならでは。
秋田の天壽 純米酒をお燗でいただきました。
塾長さまは意味もなく東京を徘徊するくせがあるので、この日はのどが渇いていたらしく生。
そうこうしていると、塾長さまのミク友がやってきました。
なんと女性!!
しかもぼくと無縁な関係ではなさそう。
世の中って……狭ッ!
これ、なんだかわかります?
セリでもミツバでもないよ。
これ、蕎麦の芽のおひたし。
実は本日、コース料理。
なにが出てくるかわかりません。
いきなり口をさっぱりさせておいて、
塩辛……
キタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!
新鮮なイカとワタが入らないとつくらない、まさに究極のアテ。
新潟の地元民に愛されているという、鶴の友 純米酒と富山の彦八 辛口純米でいってみました(酒をバンバン注文していたので、順番はひょっとすると違うかも)。
そして真打、
松葉ガニ登場。
無口。
あのおしゃべりな塾長さまですら、無言君。
だって、これ、冷凍じゃないんだよ。
カニの身、甘ッ! てんで水っぽくない。
とれたての高級ガニ堪能。
あ、断わっておきますけど、ここ山陰じゃないよ。
めっさ新宿です。
奥の松入りま~す。
ソッコーでカニを食べ終わると(というか飲むことを忘れていました)、
ソッコーで新タマネギが出されました。
この香り。すばらしすぎるぅ。(まだふたりはカニを食べてる最中)
あまりの香りのよさに、みな夢中で高級ガニをやっつけ、新タマに移行。
また富山にもどり、満寿泉入りま~す。
そしてアジっ食いのぼくを泣かせた鯵。
どうです、この色ツヤ。
これでコース料理は終わりなのに、勢いがついた金持ち(塾長さま)をとめることはもはや不可能。
札束にものをいわせ、もっと料理を出せとワガママいいたいほうだい。
めずらしいあさつきの炒め物。
イワシに、
タコ。
たしか清泉 純米吟醸をお燗してもらったような、ちがったような。
普段しない飲み方と食べ方にやられてしまい、ぼくの記憶はめちゃくちゃ。
こころのなかでは、早くホッピーと煮込みでリセットしないとって、焦るばかり。
なもんで、クマルさんにいわれていた『わらのいぬ』の感想は、まったくといっていいほど聞いておらず、ぼくはいったいなにをしにいったのだろうと、深く反省しつつ、
店をあとにしたのでありました
ここは新宿。
なんでもありの町。
さて、本気でリセットしちゃいますか。
ダメです 塾長さま、2冊お買い上げ、ありがとうございました。しかももう1冊ご購入いただけるそうで、この場をお借りしまして、深く御礼を申しあげまする タヌQさんもありがとするな。サインしておいたぞ、タヌQさまの名前入りで 末筆ながら、湘南在住の大金持ち(最近、株で大儲けしているらしい)御曹司さま、3冊ご購入いただき、まことにありがとうございました。今度パーティするべしな って、これくらい最低でもいいなさいよ
……レバ刺し食べたい。。。
居酒屋
【くりす的全国名酒場紀行@いを庵】←お店の詳細