Chris's monologue

二匹+ONE?のクマンズとChris(謎の生命体)の怠惰な生活

両国~湯島

2007-02-13 18:14:45 | お出かけのようなもの

ええ、観音狂のクマルと申します。
あ、クマルというのは、わたくしの名前でございます。
ゴッド・ファーザー(名付け親)から聞いたところによると、なんでもクマルというのはトラの兄弟の映画を観ていて、気に入ったらしいのですが、その弟の名前なんだそうですが、それって大変失礼しちゃうのでございます。
わたくしは、クマであり、しかも女の子なのでございますから。しかも、クマだから、クマルって……
ニンゲンの脳をちょっと疑ってしまいます。
そんな哀れなニンゲン様のために、機会を見つけては、観音様に参拝に出かける、賢いクマなのでございますが。
さて、本日は両国に参りました。

まるで天女のようなお姿の、この観音様は、聖観世音菩薩さまなのだそうです。
身寄りのない人や、孤児でお亡くなりになった方々を供養しているということを聞きました。

さて、JR両国駅を降りると、仏陀ま蛙(ぶったまげーる)のは、チャンコ屋さんの多いこと。あっちにも、こっちにもチャンコ屋だらけ。
お腹がグーグーなるのを我慢して、この札所第4番の回向院にやってまいりました。
ここの観音様は馬頭観音さまです。
ちなみに、馬頭観音さまは、畜生道で苦しんでいる人たちを助ける観音様です。(おそらくニンゲンに対してのことなのでしょう。わたくしはクマなので、畜生道といわれてもねえ……)
本来は大変、怖い顔をなさっているのですが、こちらのお堂に祭られている観音さまは、大変穏やかな顔をされていました。
それもその筈、お堂の中で、たくさんのワンちゃんたちを供養していたのです。
ここの馬頭観音さまは、動物たちの供養をされていたのですね。
馬頭観音さまは、馬鹿も救ってくれるらしいので、馬鹿でお困りの方は是非、参拝に行かれることをお勧めするでございますでございます。
本堂に入るとびっくりしますよ。
もの凄い「気」が充満していました。
時間があったら、ゆっくり瞑想したい気分でした。(今までにない経験)

回向院】のホームページのリンクを貼りました。
興味のある人はクリックしてね。

両国は面白い街です。
相撲一色といった感じなのですが、この回向院の裏手には、吉良上野介義央邸跡があり、中に入ってみると、首洗い池などという、恐ろしい井戸のようなものもございました。(何で池?)
もちろん、わたくしは女の子なのでございますから、そんな写真など撮りませんでございます。
すぐ近くの小学校(ここも元々は吉良邸敷地内だったのかなぁ?)には、なぜか芥川龍之介の「杜子春」の碑があったりして。(もちろん純文学などに、全く興味のないわたくしは、ここもシカトでございます)
では、何に興味があるのか?

てことで、両国を後にし、一路湯島天神へ。
興味はやっぱり、花より団子。
いえいえ、湯島天神の男坂にすぐ手前に心城院という札所第7番があるからなのでございます。
というよりも、本当の目的は毎年楽しみにしてる梅見物。
といっても、一番観たいのは、梅園の中にはなく、神社の裏手にひっそりある、見驚梅。←けんきょうばいと読んで。

枝垂れです。

可憐です。
この種類は、匂いがとってもいい。

なんか、ふわふわしてきちゃいますでございます。

次回、谷中で発見!
蓬莱梅(ほうらいばい)樹齢300年の謎に挑む。
必見です。
だって、極楽にいけるようなウドンが……。(意味不明)ダイイング・メッセージ?

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