「ばか」
文字だけで書くと、そこには悪意やさげすみなんかが含まれている言葉だと感じてしまう
でも、その場の雰囲気によって言葉の意味は変わってしまう
目上の人に言われたとき
お前はどうしていつもそうなんだ
いつになったら直るんだ
これから先のこと心配してるから、今のうちに言っておくんだぞ
同世代に言われたとき
どうしたんだ?
なんでそんなことしたんだよ
お前はそんなことする奴じゃないだろう
何かあったのか?
彼女に言われたとき
どうしてそんなことするの?
も~信じられない
も~どうするのそんなことしちゃってぇ~
目下の人に言われたとき
そんなことする人だと思いませんでしたよ
軽蔑します
あなたみたいにはなりたくありません
バカって言われる相手によって「バカ」の意味も違ってくるみたいだ
自分と同じか、自分より上に位置する人から言われた時は、ほとんどの場合、そこにはほんの微かに愛が入っているような気がする
自分の仕出かした「バカ」の程度によっては、愛情のかけらもない「バカ」があるけれど、日常で遭遇するほとんどの「バカ」には愛があるような気がする
昨日、コンサドーレの試合でのこと
コ~ンサドーレ! コ~ンサドーレ!
優勝を決めた鹿島サポーターからコンサドーレコールがされた
素直にうれしかった
来年は降格だけれど、J2で一年間戦って、また一緒にJ1で戦おうぜっ!
みたいに聞こえた
アウェイサポーター一人残らず、みんなが声を合わせて、そして手を大きく広げていた
こういうことは試合前から仕込まれているわけもなく、自分たちが優勝を決めて、喜びの絶頂の中で「おい、コンサドーレコールしようぜ」みたいな声から始まったんだろうと思う
J1のトップチームに君臨し続けているチーム
今年J1のトップになったチーム
チームの規模、経営、歴史、何もかもコンサドーレより確実に上のチーム
そのチームのサポーターからの声
そこには
「帰って来いよ!」
「一緒にやろうぜ!」
「がんばれよ!」
みたいな気持ちが満ちていているように思う
それに対するホーム側の対応
悔しくたって、辛くたって大声で返すのが当たり前じゃないかと思う
でもそうじゃなかった
大人じゃなかった
相手に敬意を払わなかった一部のかたまりがいた
土へんが抜けた、ただの「鬼」がいた
会社に対してビジョンを示せとか、愛が足りないとか、声高に叫んでいるのに、大人気ない集団が居た
言葉を放つほうは、時として自分の意図しない意味で言葉を使うときがある
でも、それを受け止める方は、字面だけじゃなく、奥の意味を汲み取ってやる、そこから学んでやる、それが大人のやりかただし、一つの社会の中で生きていく重要な手立てだ
チームを応援していることはありがたい
でも、今のチームが欲していないことをやり続けるんなら、こっちも考えなきゃ
しばらく、ああいう輩のコールに協力するのはイヤだな
応援協力拒否だな
文字だけで書くと、そこには悪意やさげすみなんかが含まれている言葉だと感じてしまう
でも、その場の雰囲気によって言葉の意味は変わってしまう
目上の人に言われたとき
お前はどうしていつもそうなんだ
いつになったら直るんだ
これから先のこと心配してるから、今のうちに言っておくんだぞ
同世代に言われたとき
どうしたんだ?
なんでそんなことしたんだよ
お前はそんなことする奴じゃないだろう
何かあったのか?
彼女に言われたとき
どうしてそんなことするの?
も~信じられない
も~どうするのそんなことしちゃってぇ~
目下の人に言われたとき
そんなことする人だと思いませんでしたよ
軽蔑します
あなたみたいにはなりたくありません
バカって言われる相手によって「バカ」の意味も違ってくるみたいだ
自分と同じか、自分より上に位置する人から言われた時は、ほとんどの場合、そこにはほんの微かに愛が入っているような気がする
自分の仕出かした「バカ」の程度によっては、愛情のかけらもない「バカ」があるけれど、日常で遭遇するほとんどの「バカ」には愛があるような気がする
昨日、コンサドーレの試合でのこと
コ~ンサドーレ! コ~ンサドーレ!
優勝を決めた鹿島サポーターからコンサドーレコールがされた
素直にうれしかった
来年は降格だけれど、J2で一年間戦って、また一緒にJ1で戦おうぜっ!
みたいに聞こえた
アウェイサポーター一人残らず、みんなが声を合わせて、そして手を大きく広げていた
こういうことは試合前から仕込まれているわけもなく、自分たちが優勝を決めて、喜びの絶頂の中で「おい、コンサドーレコールしようぜ」みたいな声から始まったんだろうと思う
J1のトップチームに君臨し続けているチーム
今年J1のトップになったチーム
チームの規模、経営、歴史、何もかもコンサドーレより確実に上のチーム
そのチームのサポーターからの声
そこには
「帰って来いよ!」
「一緒にやろうぜ!」
「がんばれよ!」
みたいな気持ちが満ちていているように思う
それに対するホーム側の対応
悔しくたって、辛くたって大声で返すのが当たり前じゃないかと思う
でもそうじゃなかった
大人じゃなかった
相手に敬意を払わなかった一部のかたまりがいた
土へんが抜けた、ただの「鬼」がいた
会社に対してビジョンを示せとか、愛が足りないとか、声高に叫んでいるのに、大人気ない集団が居た
言葉を放つほうは、時として自分の意図しない意味で言葉を使うときがある
でも、それを受け止める方は、字面だけじゃなく、奥の意味を汲み取ってやる、そこから学んでやる、それが大人のやりかただし、一つの社会の中で生きていく重要な手立てだ
チームを応援していることはありがたい
でも、今のチームが欲していないことをやり続けるんなら、こっちも考えなきゃ
しばらく、ああいう輩のコールに協力するのはイヤだな
応援協力拒否だな
ストリートファイトではないのだよ、と言いたいです。
一時期、ボクシングがスポーツと呼ばれることに、すごく違和感を感じた、あの時の気持ちに似ています。
自分の「真実」意外は認めない、それ以外は排除するような人達が集うスタジアムには、
スポーツの歓びは無くなってしまいます。
それでもこの一年で、チームもサポも
J1にふさわしいとはどういうことなのか、
とても多くのことを学んだと思います。
きっと、いい方向へ進んで行く、と今は思える、
そして何かそのお手伝いが出来たら、と考えています。
ああ、それにしても、来年はホームゲーム見に行きたいなあ!