生まれて初めて買ったレコードって覚えてますか?
私の場合はユーミンの「14番目の月」
4丁目の玉光堂で予約して買った
レコードを買うことが、なぜか不良っぽいような事をするようなハラハラした気分
いまでも記憶に残っている
発売の日、店に寄ると予約販売にだけポスターが付いてきた
玉光堂と書かれた白地に青文字の袋、そしてポスターを手に家路を急いだ
自分の部屋に入りベッドの上にポスターを広げる黒と銀のポスター
光の加減でユーミンが浮き上がるように見えた
レコードのなかのライナーノーツを一枚、一枚めくる
歌詞や、写真や・・・
欲しいものを自分の小遣いで手に入れたことの満足感に浸っていた
でも一つだけどうしてもできなかったことが・・・
それは音を聞くこと
当時、実家にはレコードプレーヤーがなかった
音楽はラジオとエアチェックしたカセットしかなかった
レコードを買ってから音を聞くまでには、友達に録音を頼んでカセットの形になるまでの3日が必要だった
インターネットで自分の思い出に浸ることができるなんて・・・
長生きしたらもっと楽しいことあるかもね