原宿のペーターズギャラリーで開催されている、下田昌克さんの個展に行ってきました。
下田さんは25歳で会社をクビになって、その時貯まっていた100万円を持って旅にでました。
そこで出会ったいろんな国の人々の似顔絵を色鉛筆で描いて、2年くらい世界を旅して、
その時の旅の日記やコラージュや似顔絵を持ち帰って、 「PRIVATE WORLD」という本を出しました。
20歳くらいのころ確か名古屋のヴィレッジヴァンガードでその本に出会って、
いろいろ進路や就職のことなんかでもがいていた私には衝撃的でした。
こんな生き方もできるんだー、こんな自由に生きてもいいんだーって思いました。
こんな大人がいることが嬉しかった。
そんな下田さんの絵をはじめて生で見て、やっぱり自由だなあと思いました。
色鉛筆が生き物みたいに紙の上で踊って、人の顔がいきいきと浮かび上がってる。
下田さん本人にも会えて、ヘンなシャツ着て、私がポストカード買ったら、勝手に落書きしてくれました(笑)