東京・青山のスパイラルで開催中の
「ミナ・ペルホネン」の展覧会に行ってきました。
デザイナーの皆川明さんを最初に知ったのは、私が名古屋芸術大学の3年生の時、専攻していたテキスタイルデザインの特別講義で皆川さんが来た時でした。
「ミナ」のテキスタイルは本当にすてきで、ファッションというよりもわたしにとっては一枚の絵のような感覚です。
あれから何年かたって東京に来て、一度だけ白金台の「ミナ・ペルホネン」のお店に行きました。
長いこと見て、結局服は一枚も買いませんでしたが、皆川さんのデザインに触れただけでなんだか満足でした。
長く愛されるデザインを作りたいという皆川さんの想いがいいなあと思います。
サイクルの短いファッションという分野ではきっと稀な存在なのでしょう。
わたしも絵を描くとき、こうありたいなあと憧れています。
ひそかなわたしの宝物はあの大学の講義でご本人にサインしてもらった本です。
またお店に行って、今度はミナの服をちゃんと買いたい。