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明治座「ふるあめりかに袖はぬらさじ」すごく楽しめる舞台です!

2017-07-23 00:51:42 | 遊び



 明治座で公演中の「ふるあめりかに袖はぬらさじ」を観に行ってきました。
大地真央さん主演。

 時代は幕末。想い人のある横浜の遊女が、彼の目の前で異人に身請けされるのを拒否して自害。
その遊女の古くからの友人の三味線弾きが、大地真央さん演じる「おその」です。
 遊女の自害は、攘夷派により脚色されて事実とは違う話でかわら版にでてしまいますが、時流にのり、その虚飾を利用して妓楼や「おその」は商売を続けて・・・

 今回の舞台はとーっても楽しかったです。
オープニングやエンディングはかなり宝塚風で魅せてくれます。
大地真央さん美しすぎる、そして大地さんの演技力もすごい!
(年配の方が言ってましたが、滑舌がいいのでセリフもとても聞き取りやすいと)
 宝塚仕込みの舞踊、今回の舞台のために稽古したという三味線、喜劇のようなノリ、ツッコミ・・・女優になるべくして生まれてきた方でした。

 舞台は、佐藤B作さんとの掛け合いなど声をだして笑う場面も多いのに、たくましく生きる女性もリアルだし、史実に基づいているためか切ない気持ちにもなりました。

 この横浜の「岩亀楼」の亀遊の話は実際の話。
当時の女郎たちが「外国人専門」と「日本人専門」に分かれていたのも、はじめのうちは外国人を恐れて「外国人専門」のなり手がなかったので、グレードが低かったというのも本当の話だそうです。

 この舞台では、「外国人専門」の女郎役は宝塚出身の女優さんたちが演じているので演技も踊りも素晴らしいかったです


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