アポロが去年の12月16日に虹の橋へ旅立ってから、
今日2月2日で四十九日を迎えました。
これで私の気持ちもまたひとつ、前へ進めたような気がします。
この四十九日の間、いろいろなことを思いました。
アポロを荼毘に付して、
それでまずはアポロを無事に送ってあげられたかな、と思い、
少しずつ気持ちも落ち着いてきましたが、
やはり四十九日が済むまでは、まだ少し気持ちの張りが残っていて、
アポロが無事に向こうの世界にたどり着くまでは、
しっかりアポロの旅を祈っててあげようと、
そんな思いで過ごしてきた四十九日間でした。

亡くなって肉体から離れた魂は四十九日の間、
この世とあの世の間を彷徨っていると言われ、
あちらの世界に行く準備をするのに大体四十九日間かかるのだとか…。
人間の場合は、この世に執着のある人や、
生前に、死後の世界を完全否定していた人などは、
自分が死んだことをなかなか受け入れられず、
そのことであちらの世界へ昇るのに時間がかかるそうですが、
犬など動物の場合は、人間ほど自分の身体に執着もなく、
元々この世で暮らしてる間にも、あちらの世界のものが見えていたり、
あちらの世界の存在と会話をしてたりするものなので、
わりとすんなりあちらの世界へ昇っていける、というのを聞いたことがあります。
アポロの場合はどうなのかなぁ…と考えると、
たぶん亡くなってすぐの最初の頃は、
やっぱり戸惑ってたんじゃないかなと思います。
だからアポロが亡くなってからはいつも、
仏壇の前に座るときは、アポロに向かってこう話しかけてました。
アポロ、いい?
アポロはもう向こうの世界に行ったんだよ。
ここはもうアポロの暮らすところじゃないんだ。
今までのようにアポロと暮らすことは出来ないけど、
パパはいつもアポロのことを思ってるし、
アポロの存在を感じてるよ。
だから安心してそっちの世界に行って楽しく暮らしな。
もう身体はなくなって自由になったからね。
ヘルニアも心配しなくていいし、寒さも暑さも気にしなくていいし、
固いものだって普通に食べられるし、
鼻炎もなくなったから鼻も楽になったでしょ?
心臓の疾患もなくなったから思いっきり駆けまわっていいんだよ。
そっちの世界はあったかくて気持ちのいい土と草と花があって、
たくさんの友だちがいるからね、好きなだけ遊んでていいんだよ。
お腹が空いたら好きなモノを好きなだけ食べられるから、
食べ物の心配をすることがないし、アポロの好きな美味しいものばっかりだよ。
アポロにとっては、こっちで暮らしてるより、
そっちの世界にいるほうが絶対幸せだからね。
だからもうここにいることはないよ。
そっちで暮らしていきな。
だからといってパパさんともう会えなくなるわけじゃないからね。
何度も言うけど、アポロはもう自由だから、
好きな時にどこにでもすぐに行けることが出来るし、
そっちの世界にいてもパパさんの様子を見ることが出来るんだよ。
会いたくなったらすぐに顔を見においで。
パパさんはいつもアポロのことを考えてるからね。
今までよりもっと、アポロと一緒にいられるようになるからね…。

アポロ「ふぅ~ん…。なんとなくわかってきたかも…」
そんなことをほとんど毎日アポロに話しかけてきました。
そういうことだからかどうかはわかりませんが、
アポロが亡くなってから1ヶ月を過ぎたあたりから、
なんとなくもうアポロの“念”が私のそばから消えて、
完全にもうあっちの世界へ昇ってくれたかな、という感覚を覚え始めました。
“念”というのは、なんだか説明しづらいものなんですが、
アポロが生きてた頃は、常にアポロからのすがるような“念”を感じていまして、
何をしててもアポロから気が抜けない状態だったんです。
それがアポロが亡くなってから1ヶ月過ぎたくらいからそれがなくなってきまして…。
四十九日を待たずに、アポロは無事にもうあっちの世界へたどり着いてくれたのかも。
たぶんそれが、「成仏」ってことなんじゃないかなぁと思ってます。
ただそれでもまだ、この四十九日の間はアポロが戸惑わないように、
アポロが好んでくつろいでいたスペース、アポロ用トイレ、
夜一緒に寝る時のアポロのスペースなどは、そのままにして、
まだ一緒に暮らしてるかのようにして過ごしてきました。
朝ごはんのフードや、ちょっぴり牛乳入りの飲み水も毎朝用意してあげて、
外に出かけるときは「アポロ、ついておいで」と声をかけ、
自転車で出かけるときは前カゴに毎回ブランケット敷いて、
アポロが一緒に乗っかっていることをイメージして出かけたりして。
たぶんアポロはこっちの世界とあっちの世界を行ったり来たりしながら、
たまにこっちの世界で当たり前のようにして、
お気に入りだったシロクマさんベッドで昼寝をしてたかもしれませんネ。

アポロ「ムニャムニャ…♪ここ好きなのぉ…♪」
でもそれも今日、四十九日までです。
アポロがもう完全にあちらに世界に旅立ってくれたと思うので、
少しずつアポロ用の備品の整理を始めて、
私の心の整理も始めようと思ってます。
そんなわけで今日は、片付ける前の部屋の様子を写真に収めたりしてました。
愛犬と暮らしてる方ならわかると思いますが、
何気なく暮らしてる部屋のレイアウトって、
意外なほど愛犬中心に構成されてるもんなんですよネ(笑)。
それはやっぱりウチも例外ではなく、
一旦片付け始めたらおそらく、部屋の様子はガラリと変わっていくでしょう。
そして、いつのまにかその風景は忘れてしまうでしょうから、
その前にせめて写真に残しておこうと思ったわけです。

アポロのケージ、机の下の発泡スチロールベッド、
トイレ、ペットバギーやキャリーバッグの置き場、
散歩グッズやおもちゃを収納している棚、それから、
台所にもペット用食器洗剤のサラピカ、歯みがきジェル、
アポロ用のフード入れ…などなど、いたるところにアポロのためのグッズがありました。

アポロ「おもちゃめっけ~♪
」
そうそう、それからウチは掃き出し窓にすだれを掛けてるんですが、
夏場にはアポロが外の景色を自由に眺められるようにと、
アポロの頭の上の高さまですだれを巻いておいてあげてたんです。

アポロ「誰か通らないかなぁ~♪通ったら吠えたるっ♪」
これももう巻いておく必要がなくなるんですね…。
今ではアポロがいなくなったそんな部屋の様子を写真に撮ってたら、
なんだか涙が出てきて、今日は久しぶりに大泣きしてしまいました。
今日は四十九日だし、いいかな…と思って気が済むまで泣きました。
私の手にはまだアポロを撫でていた時の感触がはっきりと残ってるんです。

手に触れるアポロの毛並み、
頭を撫でた時の丸みや頭蓋骨の固さ、
背中を撫でた時の背中の肉や背骨の感触、
しっぽを握った時に伝わってくる力強さ、
耳の厚み、歯茎、ひげ、眉毛、濡れた鼻、肉球…。
へそ天をしてお腹をなでてあげる時に、爪をあまり立てないようにしてあげて、
なおかつ適度の力を加えてあげる指先の力加減と、
その指に伝わるアポロのお腹の皮膚の感触…。
そしてなにより、アポロの体の重み…。
それらがすべてリアルにまだ手に残ってて思い出せるので、
なんだかアポロが亡くなったことがいまだに信じられない時があります。
でも、今はもうアポロはこの世にいない…、
そんな現実を頭に理解させた瞬間に、
猛烈な悲しみが襲ってきます。
アポロを荼毘に付してからは、ここまで泣くようなことは減ってましたが、
それは慣れてきたというより、どこかで気持ちを麻痺させてきたからなんでしょうねぇ。
いまだにアポロの死を真剣に理解しようとすると、
胸がぎゅ~っと絞めつけられます。
これがなくなるには、まだもうちょっと時間がかかるかもしれませんね…。

四十九日の間は、地元のイオンに9回買い物に行きました。
それもやっぱりアポロを一緒に連れてってた頃のように、
買い物の前にはまずイオンの回りを散歩するんです。
アポロはイオンに着くとまず、
1階にあるペットショップに入りたがりました。
そこで、ドア付近に設置してあるトイレの臭いをチェックして、
自分も“お手紙”を書いて出てくるという…(笑)。
この四十九日の間も、アポロがくっついてきてると想定して、
私、ひとりでお店の中に入りましたよ(笑)。
「はいアポロのお決まりのコースね。はいはい付き合ってあげるヨ」

ペットショップを出た後は、
イオンの横を通る県道の歩道をまっすぐ歩いて行くのがアポロのお気に入りでした。
またこれがよく歩くんですヨ(笑)。
アポロは2度ヘルニアを経験しているのですが、
それはもうほぼ治ってて、歩行は全然問題なしでした。
ただ再発の危険性があったので、
常に歩行補助ハーネスを腰に巻いて再発予防に務めていました。
それでも歩く歩く!
ウチの地元をご存じの方ならよくわかると思いますが、
それはすごい距離なんです!
このイオンから、信号3つ分くらい先の陸橋手前までガンガン歩いて行くんです!
それもホント楽しそうに♪

アポロ「パパさん、この散歩コースは楽しいねぇ~♪」テケテケテケテケ♪
イオンに行くたび、毎回これです(笑)。
ヘルニアでは辛い思いをしたアポロでしたが、
最近ではもうこうして思いっきり歩くことも出来たので、
それは良かったなと思います。
で、そんなイオン散歩を四十九日の9回の買い物の間、
私、毎回再現してました(笑)。
四十九日の間は、なるべくアポロがいた頃と同じように過ごす、という信条でしたので。
でも、それも先日1月30日の日の買い物を最後に終了です。
「アポロ、もうこのイオン散歩もおしまいね」
そんなことをアポロに話しかけながら、
その日はちょっとだけ長めのコースにして歩きました。
ただひとつ思うのは、
アポロが今いるあっちの世界はおそらく、緑豊かで暖かく、
空は澄み渡り最高のロケーションで、思う存分駆け回れる場所なはず…。
そんな場所にいるアポロが、はたして今さら、
こんなアスファルトの上の、自転車の通行を気にしながら歩くような散歩を、
楽しんでくれてるのか…という疑問(笑)。
毎朝近所の散歩もしているのですがそれも同様です。
「こんなところ散歩してるより、そっちの世界で駆けまわってる方が絶対楽しいはずだよなぁ…」
と、一人で苦笑しながらも、
四十九日間はとりあえずアポロとの散歩を続けてきました。
ま、ロケーション云々よりも、
私との一緒の散歩に意義を感じてくれてることを願うばかりです(笑)。
今日もだいぶ長くなってしまいましたね。
ただ、四十九日というのは私にとっては、
アポロを本当にあちらの世界へ送り出せてあげた日と考えてるので、
アポロを荼毘に付した日と同じくらい大切にしたい思いがあります。
そんな大事な日、
実はまたお花も送っていただきました。
ありがとうございます!

この手前の大きなお花。綺麗でしょ~♪立派でびっくりです!
アポロもきっとこの綺麗なお花に囲まれて、
穏やかに、そして笑顔で旅立ってくれたと思います。
感謝しますぅ♪
今はこういうアレジメントのお花の宅配システムが便利になってますネ。
このお花も、うんと遠くに住んでる方が送ってくださったんですが、
遠く離れた場所から注文しても、
実物のお花の配達はウチの地元のお花屋さんがしてくれるんですね。
で、今日このお花を届けてくれたのがですね、
なんと、ウチが以前住んでたマンションの1階にあるお花屋さんでした♪
つまり、
アポロと一緒に暮らし始めた時に住んでたマンションにあったお花屋さん。
なんかこういう不思議な偶然もあるんだなぁと思ってびっくりした次第です。
そうそう、四十九日といえばアポロね、
その間、私の夢に1回も出てきてくれませんでしたヨ(笑)。
寝る前にちゃんと、
「アポロォ、夢で逢いたいよ。出てきてね」
って言いながら寝てたんですけどね、1回も出てこないんですヨ(笑)。
たぶんアポロね、忙しんだと思いますよ、皆さんのところへご挨拶行くのに(笑)。
このブログのコメントでもいくつか読ませていただきましたが、
先に亡くなってるワンちゃんの話なども教えて頂いてるので、
その子に会いに行ってたり、
ブログのコメントを寄せてくださってる皆さんのところに挨拶に行ってたりして、
そりゃあもう忙しんじゃないかと(笑)。

アポロ「北から南!世界の果てまで、ついでにあの世まであるから忙しいんだよ~ん!」
まあ今回アポロが亡くなったことで、
私が思ってた以上にアポロが皆様に愛されていたことがわかりましたので、
仕方ありませんね。
アポロとはこれからいつでも夢で会えるチャンスはあるので、
しばらくは皆様にアポロをお貸ししますっ!(笑)
アポロが夢に出てきた…なんてお話があったら、
ぜひコメントなどで寄せてもらえると嬉しいです♪
四十九日を終え、明日から私は部屋の整理などを始めますが、
また何かアポロの思い出を見つけたら書かせていただきますネ。
改めて、アポロを愛してくださったたくさんの皆様に御礼を申し上げます。
アポロは幸せな子でした。ありがとうございます。
そしてそんなアポロに愛され一緒に過ごすことが出来た私も、
本当に幸せものです。
アポロはずっとこれからも私の心の中、そして皆様の心の中で永遠に生き続けます。
アポロ、本当にありがとう。
■□■□■□■□■□ ■□■□■□■□■□
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今日2月2日で四十九日を迎えました。
これで私の気持ちもまたひとつ、前へ進めたような気がします。
この四十九日の間、いろいろなことを思いました。
アポロを荼毘に付して、
それでまずはアポロを無事に送ってあげられたかな、と思い、
少しずつ気持ちも落ち着いてきましたが、
やはり四十九日が済むまでは、まだ少し気持ちの張りが残っていて、
アポロが無事に向こうの世界にたどり着くまでは、
しっかりアポロの旅を祈っててあげようと、
そんな思いで過ごしてきた四十九日間でした。

亡くなって肉体から離れた魂は四十九日の間、
この世とあの世の間を彷徨っていると言われ、
あちらの世界に行く準備をするのに大体四十九日間かかるのだとか…。
人間の場合は、この世に執着のある人や、
生前に、死後の世界を完全否定していた人などは、
自分が死んだことをなかなか受け入れられず、
そのことであちらの世界へ昇るのに時間がかかるそうですが、
犬など動物の場合は、人間ほど自分の身体に執着もなく、
元々この世で暮らしてる間にも、あちらの世界のものが見えていたり、
あちらの世界の存在と会話をしてたりするものなので、
わりとすんなりあちらの世界へ昇っていける、というのを聞いたことがあります。
アポロの場合はどうなのかなぁ…と考えると、
たぶん亡くなってすぐの最初の頃は、
やっぱり戸惑ってたんじゃないかなと思います。
だからアポロが亡くなってからはいつも、
仏壇の前に座るときは、アポロに向かってこう話しかけてました。
アポロ、いい?
アポロはもう向こうの世界に行ったんだよ。
ここはもうアポロの暮らすところじゃないんだ。
今までのようにアポロと暮らすことは出来ないけど、
パパはいつもアポロのことを思ってるし、
アポロの存在を感じてるよ。
だから安心してそっちの世界に行って楽しく暮らしな。
もう身体はなくなって自由になったからね。
ヘルニアも心配しなくていいし、寒さも暑さも気にしなくていいし、
固いものだって普通に食べられるし、
鼻炎もなくなったから鼻も楽になったでしょ?
心臓の疾患もなくなったから思いっきり駆けまわっていいんだよ。
そっちの世界はあったかくて気持ちのいい土と草と花があって、
たくさんの友だちがいるからね、好きなだけ遊んでていいんだよ。
お腹が空いたら好きなモノを好きなだけ食べられるから、
食べ物の心配をすることがないし、アポロの好きな美味しいものばっかりだよ。
アポロにとっては、こっちで暮らしてるより、
そっちの世界にいるほうが絶対幸せだからね。
だからもうここにいることはないよ。
そっちで暮らしていきな。
だからといってパパさんともう会えなくなるわけじゃないからね。
何度も言うけど、アポロはもう自由だから、
好きな時にどこにでもすぐに行けることが出来るし、
そっちの世界にいてもパパさんの様子を見ることが出来るんだよ。
会いたくなったらすぐに顔を見においで。
パパさんはいつもアポロのことを考えてるからね。
今までよりもっと、アポロと一緒にいられるようになるからね…。

アポロ「ふぅ~ん…。なんとなくわかってきたかも…」
そんなことをほとんど毎日アポロに話しかけてきました。
そういうことだからかどうかはわかりませんが、
アポロが亡くなってから1ヶ月を過ぎたあたりから、
なんとなくもうアポロの“念”が私のそばから消えて、
完全にもうあっちの世界へ昇ってくれたかな、という感覚を覚え始めました。
“念”というのは、なんだか説明しづらいものなんですが、
アポロが生きてた頃は、常にアポロからのすがるような“念”を感じていまして、
何をしててもアポロから気が抜けない状態だったんです。
それがアポロが亡くなってから1ヶ月過ぎたくらいからそれがなくなってきまして…。
四十九日を待たずに、アポロは無事にもうあっちの世界へたどり着いてくれたのかも。
たぶんそれが、「成仏」ってことなんじゃないかなぁと思ってます。
ただそれでもまだ、この四十九日の間はアポロが戸惑わないように、
アポロが好んでくつろいでいたスペース、アポロ用トイレ、
夜一緒に寝る時のアポロのスペースなどは、そのままにして、
まだ一緒に暮らしてるかのようにして過ごしてきました。
朝ごはんのフードや、ちょっぴり牛乳入りの飲み水も毎朝用意してあげて、
外に出かけるときは「アポロ、ついておいで」と声をかけ、
自転車で出かけるときは前カゴに毎回ブランケット敷いて、
アポロが一緒に乗っかっていることをイメージして出かけたりして。
たぶんアポロはこっちの世界とあっちの世界を行ったり来たりしながら、
たまにこっちの世界で当たり前のようにして、
お気に入りだったシロクマさんベッドで昼寝をしてたかもしれませんネ。

アポロ「ムニャムニャ…♪ここ好きなのぉ…♪」
でもそれも今日、四十九日までです。
アポロがもう完全にあちらに世界に旅立ってくれたと思うので、
少しずつアポロ用の備品の整理を始めて、
私の心の整理も始めようと思ってます。
そんなわけで今日は、片付ける前の部屋の様子を写真に収めたりしてました。
愛犬と暮らしてる方ならわかると思いますが、
何気なく暮らしてる部屋のレイアウトって、
意外なほど愛犬中心に構成されてるもんなんですよネ(笑)。
それはやっぱりウチも例外ではなく、
一旦片付け始めたらおそらく、部屋の様子はガラリと変わっていくでしょう。
そして、いつのまにかその風景は忘れてしまうでしょうから、
その前にせめて写真に残しておこうと思ったわけです。

アポロのケージ、机の下の発泡スチロールベッド、
トイレ、ペットバギーやキャリーバッグの置き場、
散歩グッズやおもちゃを収納している棚、それから、
台所にもペット用食器洗剤のサラピカ、歯みがきジェル、
アポロ用のフード入れ…などなど、いたるところにアポロのためのグッズがありました。

アポロ「おもちゃめっけ~♪

そうそう、それからウチは掃き出し窓にすだれを掛けてるんですが、
夏場にはアポロが外の景色を自由に眺められるようにと、
アポロの頭の上の高さまですだれを巻いておいてあげてたんです。

アポロ「誰か通らないかなぁ~♪通ったら吠えたるっ♪」
これももう巻いておく必要がなくなるんですね…。
今ではアポロがいなくなったそんな部屋の様子を写真に撮ってたら、
なんだか涙が出てきて、今日は久しぶりに大泣きしてしまいました。
今日は四十九日だし、いいかな…と思って気が済むまで泣きました。
私の手にはまだアポロを撫でていた時の感触がはっきりと残ってるんです。

手に触れるアポロの毛並み、
頭を撫でた時の丸みや頭蓋骨の固さ、
背中を撫でた時の背中の肉や背骨の感触、
しっぽを握った時に伝わってくる力強さ、
耳の厚み、歯茎、ひげ、眉毛、濡れた鼻、肉球…。
へそ天をしてお腹をなでてあげる時に、爪をあまり立てないようにしてあげて、
なおかつ適度の力を加えてあげる指先の力加減と、
その指に伝わるアポロのお腹の皮膚の感触…。
そしてなにより、アポロの体の重み…。
それらがすべてリアルにまだ手に残ってて思い出せるので、
なんだかアポロが亡くなったことがいまだに信じられない時があります。
でも、今はもうアポロはこの世にいない…、
そんな現実を頭に理解させた瞬間に、
猛烈な悲しみが襲ってきます。
アポロを荼毘に付してからは、ここまで泣くようなことは減ってましたが、
それは慣れてきたというより、どこかで気持ちを麻痺させてきたからなんでしょうねぇ。
いまだにアポロの死を真剣に理解しようとすると、
胸がぎゅ~っと絞めつけられます。
これがなくなるには、まだもうちょっと時間がかかるかもしれませんね…。

四十九日の間は、地元のイオンに9回買い物に行きました。
それもやっぱりアポロを一緒に連れてってた頃のように、
買い物の前にはまずイオンの回りを散歩するんです。
アポロはイオンに着くとまず、
1階にあるペットショップに入りたがりました。
そこで、ドア付近に設置してあるトイレの臭いをチェックして、
自分も“お手紙”を書いて出てくるという…(笑)。
この四十九日の間も、アポロがくっついてきてると想定して、
私、ひとりでお店の中に入りましたよ(笑)。
「はいアポロのお決まりのコースね。はいはい付き合ってあげるヨ」

ペットショップを出た後は、
イオンの横を通る県道の歩道をまっすぐ歩いて行くのがアポロのお気に入りでした。
またこれがよく歩くんですヨ(笑)。
アポロは2度ヘルニアを経験しているのですが、
それはもうほぼ治ってて、歩行は全然問題なしでした。
ただ再発の危険性があったので、
常に歩行補助ハーネスを腰に巻いて再発予防に務めていました。
それでも歩く歩く!
ウチの地元をご存じの方ならよくわかると思いますが、
それはすごい距離なんです!
このイオンから、信号3つ分くらい先の陸橋手前までガンガン歩いて行くんです!
それもホント楽しそうに♪

アポロ「パパさん、この散歩コースは楽しいねぇ~♪」テケテケテケテケ♪

イオンに行くたび、毎回これです(笑)。
ヘルニアでは辛い思いをしたアポロでしたが、
最近ではもうこうして思いっきり歩くことも出来たので、
それは良かったなと思います。
で、そんなイオン散歩を四十九日の9回の買い物の間、
私、毎回再現してました(笑)。
四十九日の間は、なるべくアポロがいた頃と同じように過ごす、という信条でしたので。
でも、それも先日1月30日の日の買い物を最後に終了です。
「アポロ、もうこのイオン散歩もおしまいね」
そんなことをアポロに話しかけながら、
その日はちょっとだけ長めのコースにして歩きました。
ただひとつ思うのは、
アポロが今いるあっちの世界はおそらく、緑豊かで暖かく、
空は澄み渡り最高のロケーションで、思う存分駆け回れる場所なはず…。
そんな場所にいるアポロが、はたして今さら、
こんなアスファルトの上の、自転車の通行を気にしながら歩くような散歩を、
楽しんでくれてるのか…という疑問(笑)。
毎朝近所の散歩もしているのですがそれも同様です。
「こんなところ散歩してるより、そっちの世界で駆けまわってる方が絶対楽しいはずだよなぁ…」
と、一人で苦笑しながらも、
四十九日間はとりあえずアポロとの散歩を続けてきました。
ま、ロケーション云々よりも、
私との一緒の散歩に意義を感じてくれてることを願うばかりです(笑)。
今日もだいぶ長くなってしまいましたね。
ただ、四十九日というのは私にとっては、
アポロを本当にあちらの世界へ送り出せてあげた日と考えてるので、
アポロを荼毘に付した日と同じくらい大切にしたい思いがあります。
そんな大事な日、
実はまたお花も送っていただきました。
ありがとうございます!

この手前の大きなお花。綺麗でしょ~♪立派でびっくりです!
アポロもきっとこの綺麗なお花に囲まれて、
穏やかに、そして笑顔で旅立ってくれたと思います。
感謝しますぅ♪
今はこういうアレジメントのお花の宅配システムが便利になってますネ。
このお花も、うんと遠くに住んでる方が送ってくださったんですが、
遠く離れた場所から注文しても、
実物のお花の配達はウチの地元のお花屋さんがしてくれるんですね。
で、今日このお花を届けてくれたのがですね、
なんと、ウチが以前住んでたマンションの1階にあるお花屋さんでした♪
つまり、
アポロと一緒に暮らし始めた時に住んでたマンションにあったお花屋さん。
なんかこういう不思議な偶然もあるんだなぁと思ってびっくりした次第です。
そうそう、四十九日といえばアポロね、
その間、私の夢に1回も出てきてくれませんでしたヨ(笑)。
寝る前にちゃんと、
「アポロォ、夢で逢いたいよ。出てきてね」
って言いながら寝てたんですけどね、1回も出てこないんですヨ(笑)。
たぶんアポロね、忙しんだと思いますよ、皆さんのところへご挨拶行くのに(笑)。
このブログのコメントでもいくつか読ませていただきましたが、
先に亡くなってるワンちゃんの話なども教えて頂いてるので、
その子に会いに行ってたり、
ブログのコメントを寄せてくださってる皆さんのところに挨拶に行ってたりして、
そりゃあもう忙しんじゃないかと(笑)。

アポロ「北から南!世界の果てまで、ついでにあの世まであるから忙しいんだよ~ん!」
まあ今回アポロが亡くなったことで、
私が思ってた以上にアポロが皆様に愛されていたことがわかりましたので、
仕方ありませんね。
アポロとはこれからいつでも夢で会えるチャンスはあるので、
しばらくは皆様にアポロをお貸ししますっ!(笑)

アポロが夢に出てきた…なんてお話があったら、
ぜひコメントなどで寄せてもらえると嬉しいです♪
四十九日を終え、明日から私は部屋の整理などを始めますが、
また何かアポロの思い出を見つけたら書かせていただきますネ。
改めて、アポロを愛してくださったたくさんの皆様に御礼を申し上げます。
アポロは幸せな子でした。ありがとうございます。
そしてそんなアポロに愛され一緒に過ごすことが出来た私も、
本当に幸せものです。
アポロはずっとこれからも私の心の中、そして皆様の心の中で永遠に生き続けます。
アポロ、本当にありがとう。
■□■□■□■□■□ ■□■□■□■□■□
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