『腸・美人』 通信

『頭とおなかの中』に地震と災害が一度にやってきた。そして、健康を創る自分に変化した。現在、おなかの「免疫力治癒力」育成。

弁財天「智禅寺」

2007年11月07日 20時38分34秒 | Weblog
 本殿を見る

 細い道を発見したところからは、ごく、スムーズに到着した。ちょっと変わった趣のある正面がなかなかいい。境内が二段構えになっていて、奥側の本殿は4m程地盤が上がり石で積まれている。ここのお寺も「七福神をお祭りしています」とわかるように「七福神」と書かれた旗が2、30本立っている。上段の境内に上がり本殿に入るとお坊さんがいない。右手の隅に「ご不在の時はこのベルをおならしください」とかかれている。ベルを鳴らすと若いお坊さんがでてきたので、御朱印を押してもらうと「では、ご一緒にお経を唱えましょう」といわれ般若心経が始まった。いつもと調子が違っているので、慌てて座りなおすして声の歩調を合わそうとするが、お坊さんのいい声にしびれてしまった。さすが、お坊さんは若いが声に年季が入っている。ここでは、お坊さんのお経を聞くことにする。

 弁財天様は「音楽の神様」と聞いたようにも思う。音楽には“和音”と“不協和音”とがあり、快い名曲にはそれなりの“和音”があり音律が狂うと聞きづらくなるのである。言葉使いも音楽の一つ、何気ない一言ひとことが他人を勇気づけたり、傷つけていたりするものです。常日頃、言葉一つに他人を思いやる知恵の一言一句が福を積む要因である。

 「お寺、新しい木の匂いがしますね」と問いかけると「はい、まだ新しいです」と答えが返ってきた。後に言葉が続かない。いつ頃建てたのですよとか、こんな歴史がありますとか、ここの地名は?弁財天は?……などなど聞かせていただけるかな?と予想を立てて言葉を切り出したのだが?日本語なのだが?……創作中?静かにお寺を後にした。

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