【杭州５月29日発新華社＝共同】今年に入ってから、中国では民間部門が好調で、政策環境も一段と改善されており、主要経済指標の伸び率は全国平均を上回っている。29日浙江省で開かれた第９期中華全国工商業連合会（工商連）第10回常務委員会で明らかにされた。
今年３月までに登記された私営企業は昨年末比1.26％増の504万4000社、従業員は1.17％増の6663万4000人、資本金総額は3.79％増の７兆9000億元。個人商工業者は2584万3000社、従業員は5112万5000人で、昨年末より若干増えている。１～４月期、民間企業と政府筆頭株主企業の固定資産投資総額は昨年同期比33.2％増の１兆2737億元に達し、全国平均を7.7ポイント上回り、都市部固定資産投資全体の56.4％を占めた。年間売上高500万元以上の私営工業企業（規模以上私営工業企業）の付加価値額は25.7％増え、伸び率は全国平均を7.7ポイント上回った。私営企業の納税額は36.6％増の1557億9000万元に達し、中国の税収総額の9.1％を占めた。個人業者の納税額は53.7％増の535億1000万元に達した。第１四半期の私営企業の輸出入総額は44％増の663億ドルで、中国の輸出入総額の14.5％を占めた。