【北京25日時事】中国国家外貨管理局が25日公表した2006年末の中国の対外資産・負債残高統計によると、外貨準備の増加などを反映して、対外資産から負債を引いた対外純資産残高が6621億ドルとなり、05年末比57%の大幅増加となった。
対外資産残高は同33%増の1兆6266億ドル、対外負債残高は同21%増の9645億ドル。資産では外貨準備が1兆0729億ドル、負債では対中直接投資が5442億ドルと高い比率を占めた。
外貨管理局は今回、05年末の対外純資産残高を従来の2875億ドルから4226億ドルとするなど、過去にさかのぼって大幅にデータを改定した。
これに関連して李東栄副局長は、同日開かれた中国統計学会の国際収支統計分会の設立大会であいさつし、「データの報告、収集に関する法規の整備、精密な分析ができる人材の育成が必要」と、現在の統計手法は不十分との認識を示した。(了)
(発表文:5/28時点で中国語のみ)
http://www.safe.gov.cn/model_safe/news/new_detail.jsp?ID=90000000000000000,603&id=2
対外資産残高は同33%増の1兆6266億ドル、対外負債残高は同21%増の9645億ドル。資産では外貨準備が1兆0729億ドル、負債では対中直接投資が5442億ドルと高い比率を占めた。
外貨管理局は今回、05年末の対外純資産残高を従来の2875億ドルから4226億ドルとするなど、過去にさかのぼって大幅にデータを改定した。
これに関連して李東栄副局長は、同日開かれた中国統計学会の国際収支統計分会の設立大会であいさつし、「データの報告、収集に関する法規の整備、精密な分析ができる人材の育成が必要」と、現在の統計手法は不十分との認識を示した。(了)
(発表文:5/28時点で中国語のみ)
http://www.safe.gov.cn/model_safe/news/new_detail.jsp?ID=90000000000000000,603&id=2