【上海8日ロイターES=時事】金融筋が8日語ったところによると、中国人民銀行(中央銀行)は商業銀行の外貨建て預金準備率を現行の4%から5%に引き上げることを各行に通知した。今月から実施されるという。信用の伸びの抑制を目的とした、比較的軽微な措置とみられる。
外貨建て預金準備率は2006年9月に3%から現行の4%に引き上げられた。この際も人民銀からは引き上げの公式発表はなく、市場に個別に伝えられた。
同筋によると、各行の外貨建て預金は人民元建て預金に比べて規模が小さいことから、今回の引き上げは象徴的な意味合いが強く、通貨取引や全般的な信用の伸びへの実質的な影響はないとみられる。(了)
外貨建て預金準備率は2006年9月に3%から現行の4%に引き上げられた。この際も人民銀からは引き上げの公式発表はなく、市場に個別に伝えられた。
同筋によると、各行の外貨建て預金は人民元建て預金に比べて規模が小さいことから、今回の引き上げは象徴的な意味合いが強く、通貨取引や全般的な信用の伸びへの実質的な影響はないとみられる。(了)