@Guitar & Music & China

日本・中国を中心とした主に音楽と楽器を紹介します(節操はありません(笑)楽器は主にGuitarです)

【馬友徳】二胡演奏専輯

2006-02-21 | 中国古典音楽

何も考えずに買って来た二胡のCDですが、個人名義でした(笑)
”有名な人知らないから個人名義はルックスで”とか言いながら、しっかりおじさんです(苦笑)
まぁ個人名義でCDを出すんですから有名な方なんでしょうが、私は存じ上げません。
何となくジャケットで買って来た感じですね(後はやっぱり”二泉映月”が入ってるか)
今回の北京では、無性に古典音楽が聴きたくなり手当たり次第に買って来ました。
安いせいもあるんですけどね(殆ど15~20元)

この人の”二泉映月”はと言うと・・・あ・じ・・・ですかねぇ。
所々”ミストーンか?”と思われる部分もあったんですが、そのままにしていると言う事は
やはりその人ならではの物なんでしょうね・・・凡人の私には分かりませんが。

ただ、確かにその人の味と言う物はあるもんで、村治佳織の”CAVATINA"と言うアルバムの
3曲目に入っている”ベネズエラ風ワルツ第3番(別名:ワルツ・クリオロ)”と言う曲は
最初に聴いたのは”アンドレス・セゴビア”の物でした。
テクニック面等は若さのせいもあると思いますが、村治佳織の方が完璧に弾いていましたが
曲として捉えると、村治佳織のそれはどこか機械的に感じてしまいました。
聴いた順番が違えば又印象も違ったのかも知れませんが、どこかその人ならではの物
いわゆる”味”と言う物を”セゴビア”に対して感じました。

テクニックで言えば”二泉映月”の作曲者”阿炳”もそれ程ではありません。
しかし、その人の持つ感性・・と言って良いんでしょうか?それによって
阿炳の演奏は、私の心に強く響きました。
演奏が技術だけではないと思った瞬間でもありました。
(勿論、その感性を表現する為の最低限の技術は必要ですけどね)

【二胡演奏専輯】
(CD)

【CD】
01. 听松
02. 虞舜薫風曲
03. 流波曲
04. 良宵
05. 漢宮秋月
06. 草原上
07. 月夜
08. 大河漲水沙浪沙
09. 水郷歡歌
10. 二泉映月
11. 三門峡暢想曲


おっきなジャケ写はこちら
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