@Guitar & Music & China

日本・中国を中心とした主に音楽と楽器を紹介します(節操はありません(笑)楽器は主にGuitarです)

【Van Halen】Van Halen

2006-03-10 | 欧米音楽
久々の洋楽紹介となる”Van Halen”の”Van Halen(邦題:炎の導火線)”です。
何か変ですが、デビューアルバムでタイトルが付いていないので、自然とこうなります(笑)

ロックの世界に革命をもたらしたと言っても過言ではない程の衝撃を持ってデビューしたVan Halen。
その第一は、なんと言ってもエディ・ヴァン・ヘイレンのギターでしょう。

私が考えるには、最初の革命がジミ・ヘンドリックスのアームプレイ
次がリッチー・ブラックモアの、ハーモニック・マイナー・スケールを取り入れた
(簡単に言うと、クラシックの要素を取り入れた)音楽作り。
そしてこのエディ・ヴァン・ヘイレンのライトハンド!リアルタイムの衝撃でしたねぇ。

このアルバムの2曲目がエディのソロ曲なのですが、速いのは速いとして途中から
訳の分からん音が出て来て「どうやって弾いているんだ?」と一時はこの話題で持ち切りでした。
(今みたいに映像が溢れている時代ではないですからねぇ)
「あ~だ」「いや、こ~だ」と論議が続く中、やっと右手のタッピングを使っていると言う
事実を知り、目から鱗でした(右手で指板を・・・なんて考えもしませんからねぇ、普通)

今でこそロック小僧の定番・・・と言うかギターの定番になってしまった奏法ですが
発想の斬新さとその音色に、一同目が点になったのを憶えています。
(その後の革命が、イングヴェイの超速弾き+ハーモニック・マイナ・スケールですかねぇ?)

物凄いインパクトを持って出されたVan Halenのアルバムですが、2作目3作目と行く内に
どんどんインパクトが薄れて行き、平凡なただの一発屋で終わるかと思いましたが
4作目(だったよなぁ?)の"1984”で”ジャンプ”をスマッシュ・ヒットさせ
そこから又どんどんと伸びて行きましたが、万人受けのコマーシャル的ロックになった時には
すでに私は聴かなくなっていました。

なんにせよ、デビューのインパクトの強さと後の大変さは同期する物ですね。
デビューする時の気負いで、持ち球全部出しちゃうせいですかねぇ。
この世界、隠し球を取って置くのも必要なようです。

【Van Halen】
(CD)

【CD】
01.Runnin' With The Devil
02.Eruption
03.You Really Got Me
04.Ain't Talkin' 'Bout Love
05.I'm The One
06.Jamie's Cryin'
07.Atomic Punk
08.Feel Your Love Tonight
09.Little Dreamer
10.Ice Cream Man
11.On Fire


炎の導火線
ヴァン・ヘイレン
ワーナーミュージック・ジャパン

このアイテムの詳細を見る


おっきなジャケ写はこちら
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【張惠妹(アーメイ)】我要... | トップ | 【Pink Floid】Wish You Were... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

欧米音楽」カテゴリの最新記事