光の森

~記憶のかなたの故郷~

神泉苑

2013-04-15 20:09:21 | 移りゆく時~想い
今日買物の途中、久しぶりに神泉苑に寄って来た。二条城の南にある。「794年、桓武天皇が平安京の造営に当たり、大

内裏の南の沼沢を開いて設けられた苑地で、常に清泉が湧き出すことから神泉苑と名づけられた」・・・とある。子供の頃

は池に住んでいる鯉に餌をやりによく行った。私の住んでいるあたりの地名を「出水」と言う。今は二条城北小学校と名前

を変えたが以前は出水小学校と言い、その小学校の少し西に水が湧き出ていた所があり、秀吉がお茶会を催した時に使った

とか。地下に水が多いことから二条城の堀も作り易かったのだと思う。

         
       

二条城北小学校の2筋道を東に行った所に俳優・佐々木蔵之介さんの実家の佐々木酒造がある。よく通る道だが子供の頃、

こんな所に酒造会社の蔵がある!と不思議に思っていた。京都のお酒と言えば伏見が思い浮かぶから。でも出水と言う土地

で水が美味しい所なのだと今は納得している。


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風の強い日

2013-04-14 19:45:59 | 移りゆく時~想い
今日は強い風が吹いていた。天気予報によると寒冷前線が通過しているためらしい。今日は最高気温、21℃ほどになった。

昨日、一昨日は3月中旬位の気温。朝はもっと寒かった。毎日天気予報で気温のチェック。気温がコロコロ変わるので、家

の中は厚手のコートから薄手のジャケットまで並んでいる。今年も衣服の整理が進まない年になりそう。明るい陽気の中、

公園では子供達が歓声をあげて楽しそうに遊んでいる。それが家の中にも聞こえて来る。幸せな時の流れ・・・ずっと続い

て欲しい。

      


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お墓参り(4月)

2013-04-13 19:54:06 | 移りゆく時~想い
本当は6日に行こうと思っていたお墓参り。その日と7日共に雨だったので今日行った。曾祖父が建てた時は郊外だった

が、今は街の真ん中になってしまった。バス一本で行けるが北野天満宮前を通るので春秋の気候の良い時は込み合う。お寺

のもう少し西の方には等持院、竜安寺、妙心寺、仁和寺等がある。四条河原町の繁華街の交通が混雑した所を経て来るので

到着時間がとても遅れる。私は自動車を運転出来ないので自転車で出かける。

      

この間TVドラマ「鴨、京都へ行く」で台詞に「京都は自転車で気軽にどこにでも行ける」・・・とか言っていた。実際京都

は他の都市に比べたら小さいので子供の頃から自転車であちこち行っている。でも“辛気くさい”のは、京都は道幅が狭くて

当然歩道も狭い。狭い上に電柱がデンと立っていたりする。人が横に並んで歩いていると通れない。最近は自転車も交通

ルールが厳しくなったので前より気を使う。ともあれ、お寺にはまた新しい花が咲いていて私を迎えてくれた。


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音楽に

2013-04-12 21:17:15 | ポエム
                

             あなたのうた わたしのうた
             一緒にうたいたい
             魂と魂を響かせて
             ハーモニーにしたい
             同じ孤独の魂だから

             あなたはわたしの祈り
             わたしが哀しみに沈んでしまっても
             哀しみが雪のように降って来て
             わたしを埋め隠してしまっても
             あなたはわたしを見つけてくれる
             あなたのうたが生命(いのち)のように流れて来る
             あなたはわたしの生きる力

             下手なうたでもうたいたい
             精一杯 あなたの後についてうたいたい
             精一杯 それだけがわたしの確かなもの

             宇宙を見せてくれる
             あなたのうたが・・・
 
      


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ヴァイオリン・ソナタ「春」

2013-04-11 21:22:37 | 移りゆく時~想い
ドコモのCMでベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第5番「春」のAllegroを聞いてから、身体の中でその音楽が流れてい

る。風に揺れる樹々の若葉のような心地よい感覚。中学生・高校生時代・20歳を過ぎる頃はベートーヴェンの音楽がとて

も好きだった。ウィーンの森を散策するベートーヴェンの姿を想像した。ウィーンの森でベートーヴェンの歩く姿をまねし

て後ろを歩いた。それは精神的な姿をまねしてたのだと思う。その音楽に身をゆだねて、そよ風になったような気持ちで春

の豊かさを楽しみたいと思う。

       
     


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