中国 広州で暮らす日々

栃木県から3,000kmの世界 - 中国 広州。『世界は栃木県から半径100km圏内』番外編。

六榕寺

2010-06-13 17:50:11 | 広州の観光
世界は栃木県から半径100km圏内』の番外編

栃木ハンター、年には勝てません。
昨日の観光の疲れがまったく取れず、本日の日曜日はホテルでグッタリ。
はぁ~っ、こんな日はホテルでブログでも更新しましょう。


六榕寺 

この「六榕寺」は、梁時代の537年に広州に建設された古代仏教寺院です。
地下鉄西門口駅を下りて徒歩10~15分くらいでしょうか。



境内中央に立つ「花塔(六榕塔)」は高さ57.6m、8角9層の塔です。
すごいですね!見上げる首が捻挫しそうです。



宋の文人蘇東坡が、境内にあった美しい6本の榕樹を見て、「六榕」の2文字を残して以来六榕寺と呼ばれるようになったそうです。





中国では若い人でも信仰心が強いようですね。
日本人のように、何か依頼をしたいときにだけ「神頼み」するのではなく、『感謝』の気持ちで崇拝しているということです。



栃木ハンターも、少しだけここでお祈りしてみました。
日本語で唱えたけど、通じたかな?



あっ、大丈夫!
通じたようです。半分中国人の栃木ハンターには、それがよくわかりました。



こちらが6本ある榕樹のうちの1本です。
確かにどことなく女性的な美しさを感じるボディラインですね。



境内の木に何かの実がなっていました。
説明書きによれば、千年に1度しか実をつけないありがたい木だそうです。

・・・嘘だろう~、だって実がなっているし。
毎年実を付けているんでしょう? と思った栃木ハンターは中国人失格でしょうか。



六榕寺、美しいお寺です。
心が洗われるような気持ちになりました。

"この1ヶ月間の中国生活に感謝"

これが、栃木ハンターが祈った言葉です。

陳氏書院(陳家祠)

2010-06-13 08:55:59 | 広州の観光
世界は栃木県から半径100km圏内』の番外編

お昼から火鍋を食べて汗がダラダラ。
地下鉄に乗って到着したのがこちらの『陳氏書院(陳家祠)』です。



陈氏书院
ChenShiShuYuan

清の光諸16~20年(1890~1894)に当時の広州72県の陳姓の人々がお金を出しあって建立した族祠と書院です。
本日はラッキー! 入場料が無料Dayでした。



中国南方建築様式で造られたこの建物は、あまりにも有名で説明の必要もないくらいです。
建物のいたるところに装飾が施されており、その美しさには目を見張ります。



うっとり彫刻を眺め、当時の南方貴族の生活風景に思いをはせてしまいます。
日本でもUFOキャッチャーのぬいぐるみをたくさん置いた車などがいますが、それとは全く違う芸術品です。



さて、エントリーしてみましょう。
どんな空間が待っているのでしょうか。







彫刻を楽しみながら中庭に進んでゆきます。
ちょうど日本人ツアー客がいましたので、彼らにまぎれて説明を聞きます。フムフム・・・。

あっ、観光客の一人が気が付いて話しかけてきました。
話を聞くと、どうやら観光客は愛知県から来た人のようでした。





陳氏書院は前ばかりを見ていてはダメ。
時には上も見てみましょう。すばらしい建築です。



ここは外国人ばかりではなく、中国人観光客も多いスポットですね。
それだけ歴史的な価値の高い建物なのでしょう。



陳氏書院を一番奥まで進むと、芝生の空間が現れます。
ちょっとした休憩タイムにはピッタリです。





この像、決してピースサインをしているわけではないようです。
説法を行っているそぶりであるということでした。



さらにこの庭では、さまざまな植物も楽しむこともできるのです。
はぁ、いいものですね。

『陳氏書院』、栃木県からわざわざ見に来る気にはなりませんが、お勧めの観光スポットです。

中国人スタッフに感謝! 四川料理 火鍋を食す!

2010-06-13 00:42:48 | 広州のグルメ
世界は栃木県から半径100km圏内』の番外編

すこし蒸し暑い土曜日。
職場の中国人スタッフが食事と観光に誘ってくれました。
今日は一日、ネイティブな中国人達と過ごすことにしました。



火鍋は別名で「おしどり鍋」という愛称もあるようです。
真ん中は辛くない標準スープ、周りは激辛の四川バリバリスープです。



くあぁっ、臭いから激辛レベルが伝わってきます。
この鍋をグツグツ煮て、その中に肉や野菜を入れて楽しむ四川究極奥義。



牛肉、豚肉、牛の胃袋、エノキ、マッシュルーム・・・なんでも入れます。
とにかく何でも入れて煮込めば旨い!超シンプルな料理です。



食べる時の注意は、サンショウの実を絶対に噛まないこと。
栃木ハンターはいつも噛んでひどい目にあいます。

かぁ~、辛い!
水、水・・・と思ってしまいますが、中国に水を飲む習慣はありません。

ではどうするのか?



体を冷やす効果のあるお茶を飲むのです。
花びらや柑橘系の皮など、いろいろなものが入っています。
これが甘くて最高にハウフー(飲み物に対して美味しいという意味)です。

ふ~っ、お腹もいっぱいになったことですし、今日はこのメンバーで観光に行きます。
メンバーは以下のようなイメージ。

中国人A:中国語、日本語、英語が堪能。
中国人B:中国語、英語が堪能。
中国人C:中国語、英語が少々。
日本人A:日本語だけ
日本人B:日本語、英語が少々(栃木ハンター)。

珍道中の始まりです。
この続きはまた、別のお話で。