中国 広州で暮らす日々

栃木県から3,000kmの世界 - 中国 広州。『世界は栃木県から半径100km圏内』番外編。

肇慶市でディナーを楽しむ

2011-03-14 23:54:38 | 広州の日々

世界は栃木県から半径100km圏内』の番外編



帰国が近くなると現実味を帯びてくる被災地 - 日本。
この安らぎの中国とは比べ物にならないほど慌ただしいのでしょうか。


そんな栃木ハンターも、明日には帰国しようかと思っています。
冒険が途中ですが、今回は仕方がない。

ほとんど中国グルメを紹介できていない状態で終了してしまいますが、滞在中最終回は「広東料理」をご紹介したいと思います。


超級厨房
SUPER KITCHEN

ここは中国でいうファミリーレストラン。
広東料理の他に、ステーキ等の洋食も手掛けるメジャー店です。


中国での食事は「ピジュー」から。
青島(チンタオ)を飲みながらメニューを考えましょう。

迷った時は、「肉」「魚」「豆腐」からそれぞれ1品を頼めば間違いありません。
よし!今回もセレクトは決まりました。


一品目は「肉系」。
柔らかい肉と、キノコを炒めた中国ではポピュラーな料理。
肉の食感とキノコのシャキシャキ感がマッチしていてメチャクチャ美味しいです。


二品目は「豆腐系」。
魚介系のスープで味付られた豆腐が絶品!
美味しいよぉ~。 何時まででも食べていたい味。


そして三品目はセオリー通り「魚系」。
目に沁みる程の唐辛子風味が男心を掴んで離さない一品。
くぅ~っ!死ぬほど辛いけど、メチャクチャ美味しい。


それらのベースとなる料理がこちら - フライドライスです。
このパラパラ感、香ばしさ、日本で作れる料理人はいないでしょう。

いやぁ~中華料理は最高!
これを味わうために、日本では中華ハントを控えていたのです。

大満足!ご馳走様でした。
これで被災地に戻っても、食生活を頑張れそうです。

さて、早々に栃木ハンターの世界。
栃木県から半径100km圏内に戻りましょう!
きっと中国よりも『異国』が待っていることでしょう。

ここでの冒険は、帰国してからでもゆっくりお話ししたいと思います。
それではまたお会いしましょう。

ではでは。

肇慶 毛家飯店でランチ!

2011-03-13 20:22:00 | 広州の日々

世界は栃木県から半径100km圏内』の番外編



週末は肇慶市(Zhao Qing)に行っていました。
ミニ桂林と言われる七星岩&鼎湖山風景区を見て回ったのです。



水墨画のような世界。
紙幣に印刷されているような風景。とても美しかった。

それは帰国してからでもお話ししたいと思います。
今日は美味しい湖南料理をご紹介しましょう。



大きなスーパーマーケット。
車はビュンビュン、歩道でもバイクがガンガン走ってきます。



その中で見つけた超有名 湖南料理店『毛家飯店』。
昨年の冒険では新塘の店舗を利用したことがあります。

では早速、内部にエントリーしてみましょう。



おお!毛家飯店はどこも同じ店内ですね。
これだから日本でチェーン店は利用しないのです。
でも中国で最初のランチとなれば、失敗はしたくないものです。


最初の登場は、牛肉を唐辛子で漬け込んだ一品。
日本では味わえなくなった牛肉本来の噛み心地、そして旨味。
それを刺すような辛さで包み込んだ味わい。

やはり湖南料理は美味しいです。



お次は日本名でいうと「豚の角煮」でしょうか。
プルップルの豚肉が、甘辛く煮込まれた一品。


いただいてみましょう。

ゴンッ!毛沢東にヘッドバットを食らったような旨さ。
トロトロの豚脂身がメチャクチャ美味しい。



これほど全体が柔らかい角煮。
日本ではなかなか出会えません。



お次は湖南料理定番の、唐辛子タップリスープで煮込んだ魚料理。
何の魚かは知りませんが、タンパクで非常に美味しい!
また、唐辛子の辛さが食欲を頂点まで増進させてくれます。
これまたメチャクチャ美味しい一品。


それらを食すベースとなるのがこちら『特色炒飯』。
栃木ハンターは炒飯にはうるさい方ですが、やはり本場のものは文句なしに美味しい。

いやぁ~大満足!!!
ごちそうさまでした。


お腹も満足したことですし、次の場所に移動しないと。
移動手段はどうしよう?



もちろん!このモビリティーを使いましょう!
バイクを改造した3輪車、男心をくすぐるビークルです。



ボボボボボボボボボボ・・・・。
風を切るほど早くはありませんが、シブいモビリティーに乗って次の場所を目指します。

それはまた次のお話。



大地震 - 今回の修業の旅は諦めるしかなさそう。

2011-03-11 21:29:58 | 広州の日々

世界は栃木県から半径100km圏内』の番外編



我が愛する栃木県。
大地震に見舞われたようですね。

栃木ハンター家も、食器棚が倒れたり大変な状態になっているそうです。
愛用の一眼レフ & レンズ達も、恐らく救えない状態と聞いています。

でも、家族は無事だった


それ以上のことは望みません。


今回の修業の旅。
諦めて早々に帰国するしかなさそうです。

まさかこんな旅になるとは予想もしませんでした。
今から帰国のチケット手配・・・週明け早々には帰りたいと思います。


再び広州に降り立つ! そして最初の失敗。

2011-03-10 22:31:58 | 広州の日々

世界は栃木県から半径100km圏内』の番外編


明け方4時のJR宇都宮駅ホーム。身を切るような寒さが容赦なく襲う。
栃木ハンターは今日、ここから中国 広東省広州に向かうのです。



眠くて寒くて、もう意識不明の状態で成田空港を目指します。
少しでもラウンジでゆっくりしたいので、フライト2時間前には着かなくちゃ。



広州に向かう飛行機の出発時間は 9:35。
ラウンジで朝食を取りながら、日本のひと時を楽しみます。

広州までのフライト中は「SPACE BATTLESHIP ヤマト」という映画を見ました。
これ、メチャクチャ面白い!
泣いた!泣けた!



そんなこんなで、5時間のフライトはあっという間に過ぎ、栃木ハンターは再び広州白雲国際空港に降り立ったのでした。

イミグレーションを余裕で通過し、故郷に帰るような気分。
お土産はスーツケースに入れよう!

悲劇はここから始まったのです


かっ・・・鍵が無い!!!
スーツケースの鍵が何処にも無いのです。

しまったぁ。
ここからは、「スーツケース」という文字が頭から消えた時間はありませんでした。



ドキドキドキ・・・スーツケースが開けられない。
妻にメールで確認。
鍵は家にあった!


動揺してはいけない。
栃木ハンターはプロのハンターです。

冷静に、鍵師をホテルに手配する。
セレクトした鍵師は麻薬の街 - 新塘の業者。
こいつは期待できそうです!

ピンポーン

ホテルの扉を開けると、まさしく窃盗団のような中国人鍵師が2人。
こっ、こいつは本気で期待できる!!!

しかし

鍵師はひたすら、鍵ではない部分をいじっている。
いじっている道具は、どう見ても「マイナスドライバー」。

・・・これで開けられたら凄い。
わずかな期待もむなしく、結局窃盗団が出した答えは『開けられない』。

破壊

最後の手段を取るしかなかった。
義理の妹からの借り物だったのに・・・。
そして、栃木ハンターにとっても思い出の道具だったのに。

今までハントした場所、辛かったイギリス、スペイン、楽しかったアメリカ、そして中国。いつも一緒だったのはこいつだけ。

自分の不注意が大切なものを破壊した



今宵はもう一つの相棒と静かに過ごそう。
冒険初日で、いきなりの反省会。

今回の旅 - 先が思いやられます。