５年目の311

あの地震と津波から５年の月日が流れた。
亡くなった方々と未だ行方不明の方々への鎮魂の祈りと共に、
辛い現実のなか日々暮らしている皆さんへ想いを馳せるのが今日ばかりでは
あってはならないと思う。

自分に何が出来るのだろう…と考えて、そして今も考えている。
生きていくのは楽しいことばかりじゃなくて、どうして？とか自身や周りにも心配や不安が増えて来た。
考えても仕方ない、抗えないのなら負けるのではなく闘うのでもなく、
それを受け入れてそれでも前を向いて生きていくしかないんだな。
つらい時は泣いて吐き出して落ち込んでも良いんだよ。
あの人は笑ってるから幸せそう、いつも運が悪くて不幸せそう。
そんなのは所詮外側の話し。
言わないから偉いのか、吐いてるからダメなのか。

もっと生きたかった方々の想いを背負うと言えば大きくて重いけど、
自分がやりたいことを悔いのないよう、毎日をほんの少しよくやったなーと
思えるよう生きていければいいな。
そして不要な我慢を強いる柵からは距離を置いて。
無理に繋がることなんてないんだからね。

当たり前の毎日は当たり前ではないこと、これを大切にしたい。
そして、ありがとうの気持ちと。