海流のなかの島々

狭く浅くな趣味のあれこれを
波の彼方から語ります

「山本耕史とたどるモーツァルトへの旅」

2006-11-05 05:02:12 | 山本耕史くん
こういうタイプの番組、大好きなんですよね~
それに耕史くんが出演し、ナレーションまでしてくれるなんて、
まさに一石三鳥、一粒で三度美味しい。


まずはザルツブルク音楽祭にて「フィガロの結婚」を鑑賞するおすまし耕史くん。
現代風衣装のフィガロなんですねぇ。
オペラって見たことないんだけど、こんな演出で見てみたい!

1996年の8月、ウィーン、ザルツブルクに行きました。
なんでこんな高い時期に行ったかというと、
やっぱりザルツブルク音楽祭をどうしても体験したかったから。

ザルツブルクに着いて、すぐ街のインフォメーションに行き、
滞在期間中に行けるコンサートのチケットをリクエスト。
そのチケットがこれ

   

とにかくチケットを手に入れることに必死で、
日本円のレートが頭からすっぽり抜け落ちておりました。
買ったあとで冷静に計算すると、1枚3万円、つまり2枚で6万円… ひょえ~。

耕史くんもぱりっと正装してたけど、
引きずるほどのゴージャスドレスとタキシード姿のカップルもいましたね。


モーツァルトの生家の真上のお宅を訪問する耕史くん。
ヨーロッパの家って、壁やらテーブルやらにこれでもかってくらい写真や絵を飾ってますよね。
それがとってもセンスがいいんだけど、日本ではなんかチープになる。
何故だろう?

「ヴィーナスの乳房」というお菓子を食べる耕史くん。
美味しそう~
でも、ビミョーな顔してますね。甘いのはあまりお好きじゃないようで
私はケーキとワインを買いに走りそうになったわ


シェーンブルン宮殿。
白シャツが王子さまみたい

宮殿の庭園にはリスが住んでます。
ディズニー映画に出てくるような、胴体よりシッポが太いやつ。
人慣れしてるんで、くるみをやると手から食べます。キャワイイです。


ザルツブルクで宮仕えをするモーツァルト。
ザルツブルクは小京都って感じの綺麗な街なんだけど、
低い山々が迫っていて、とっても圧迫感のある場所でもあります。
モーツァルトにとっては、あまりに小さくて息苦しい街だったんだろうなぁ。

耕史くんの苦手な「コロレド」がいっぱい出てきます。

余談ですが、ルパン三世の声優山田康雄さんがまだ駆け出しのころ、
西部劇のアテレコで「コロラドの出だぞ」というセリフが言えなくて苦労したそうです。

「コロラドの出だぞ」
「コロレドとともに」
…なんか似てますよね。


バーデンへ。
アルマーニのグレーのTシャツの耕史くん。
上半身が、がしっ、ぼんっ、きゅっだわ~

教会で「アヴェ・ヴェルム・コルプス」を聴く。
ここは本当にいい顔してますね~
目尻が重力に逆らえなくなってますよ

教会って音が上へ上へときれいに響くから、
そこで聴くパイプオルガンや合唱ってものすごく神秘的。
宗教心のない人間でも、なにか霊的なものを感じてしまうほどです。


お次は「レクイエム」を聴く耕史くん。
神妙な顔をしています。指をくちびるにあてたポーズがツボ。
ここも教会ですよね?


どんな楽器よりも、人の声の持つ力って素晴らしい!


彼が果たしてクラシックというものにどれくらい興味を持ったのかは分からない。
役者だから、感動したふりをしているだけなのかもしれない。
でも、こうやっていろんな場所を見て、音楽を聴いて、てのは、
絶対どこかで役に立つはずですよね。
NHKさん、いいお仕事をどうもありがとう


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