海流のなかの島々

狭く浅くな趣味のあれこれを
波の彼方から語ります

「それでもボクはやってない」 1/24

2007-01-24 20:13:40 | 山本耕史くん
ネタバレ少々あります。

レディースデーだったので見てきました。
2時間23分と少々長い作品でしたけど、最後まで集中して見られましたねー。
続々と個性的な俳優さんが出てきて濃ゆ~い魅力を発揮してくれたし。
ワタシ、田口浩正さんが出てくるとワクワクしてしまうんです
なんか反則だわ、あのルックス。


最初の留置房と留置場のシーンは興味深かったですね。
当事者にとっては面白いどころじゃないでしょうけど。
あんな細い布団、どこで売ってるんだ?


なんだか「逮捕されたときのhow to映画」のような気もしました。
人間だれでも初めて逮捕されたときは「初心者」なわけで…。
こんな風に物事が進んでいくんだと知っていれば、
少しは役に立つかもしれません。


ラストはやっぱりああなりますよね。
でなきゃ監督がこの映画を作った意味がないですもの。


2009年から裁判員制度が始まります。
なんでこんなもん決まったのよ、選ばれたら面倒臭いやん、と思ってましたが、
この映画を見ているとやっぱり必要なものなのかも。
司法の専門家だけが牛耳っている世界はやっぱり恐ろしいです。

でもパンフの「素朴な疑問Q&A」の「A27」を読んで不安も。

 「裁判員は(略)裁判官と対等に議論して被告人が有罪か無罪かを判断します」

小日向さん演じる裁判官みたいな人と素人が対等に議論するなんてありえるのか?
なんか言っても鼻で笑われそうな気がする。


さてさて達雄くんです。
もっとやんちゃで法廷で暴れまくるようなキャラかと思っていましたが、
そんなことはありませんでしたね
ちゃんと物事をわきまえた、頼れる男でした。
でもピーポくんを血祭りにあげようとしたシーンが一番好きだったりして


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5 コメント

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Unknown ()
2007-01-25 22:06:11
ちかさん、こんばんは!

出演している俳優さん、本当に皆さん個性的でステキですね。
田口浩正さん、私も好きです。映画の中ではあの曖昧さに
ちょっと腹が立ってきましたが・・・(笑)

達雄君のキャラ、大好きです。
お笑いテイストかと思いきや、とても真剣で真面目な人。いいなぁ・・・。

裁判員制度は、不安です。怖いです。
対等に議論・・・。う~~む
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優さんへ (ちか)
2007-01-26 14:33:15
田口さんいいですよね~。ぬいぐるみみたい

差し入れをボロクソに言われたときとか、
達雄くんはキレるんじゃないかと思ったけど、
そんなキャラじゃなかったですね。
だから最後がちょっと意外でした。

アメリカ人と陪審員について話したことがあるんですけど、
裁判の時にはホテルに泊ったりして結構大変なんですって。
色々と問題が出てきそうですよね。
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Unknown (Unknown)
2007-01-30 15:20:17
ちかさん、良い映画でしたね。
ワタシも裁判員制度がコワイです。
法廷で見たり聞いたりしたことだけで正しく
判断するなんて、誰にできるんでしょうね。

「逮捕されたときのhow to映画」
ほんとにそうでした。
心構えがないよりもマシ~っていっても
あの山田刑事みたいなのが来たらどうしよー。
やっぱりコワイーー(汗)

耕史くんは・・・まあ言うまでもなく(笑)
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Unknown (june)
2007-01-30 15:22:18
↑きゃー、すみません。名前を入れ忘れました。
上の、ワタシです。ごめんなさい!
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juneさんへ (ちか)
2007-01-30 17:56:15
juneさんの記事も読ませていただきました~。
警察にも裁判官にもそれぞれの正義があって、
なにが正しいのか本当に分からないですよね。
真犯人はリュックかもしれんし…。

山田刑事もコワイけど、
田山涼成(華麗では気の毒でしたが)みたいな真綿で首を絞めるタイプもコワーイ。
あることないこと喋らされてしまいそう。

耕史くんは…まあ抜かりなくカワイイ…(笑)
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