「新選組血風録～最後の武士～」

最終回です。

う～む…。試衛館メンバーの顔もすっかり覚え、それなりに愛着が湧いてきてはおりましたが、ストーリー的にのめり込めずに終わってしまいました。土方さんとお美代ちゃんの恋物語が、私的にどうもしっくりこなかったのが一番の敗因かも。いつの間にそんなに惹かれ合っていたのかが、これまでの展開からも演技的にも全く伝わってこなかったので、忘れ形見をせっせと育てるお美代ちゃんを見ても「はれ？そこまでするほど土方さんのことが好きだったんすか？」となんの感慨もなし。「俺が最後に目指すところはこの都だ」という土方さんのセリフは良かったけど、その後の「美代がいるこの都を目指す！」にはハゲしく脱力。女々しい。女々しすぎるよ…。

永井くんのルックスはとっても好みでした。シニカルな山崎も好き。虎ノ介くんはもっと売れてもいいんじゃない？そして特筆すべきは辻本総司！前半は無邪気な悪魔。中盤は揺れる青年。そして後半の透明感。藤原竜也くんに匹敵するほどの見事な総司でした。