スロバキア、タトラ山脈の麓より

スロバキア人の夫と2人の娘と私の生活
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同じ境遇の友

2018-06-26 | 私の家族/moja rodina
2週間ほど前の週末、近所でお祭りがありました。伝統工芸品や郷土料理にワインやビール、コーヒー、フレッシュハーブのレモネードなどの露店に、コンサート、中世のダンス、鷹やフクロウのショー等、夏の間はあちらこちらの広場で週末このようなお祭りが開催されます。近所というのもあり、1日に2度ほど行ったのですがなかなか良かったです。会場が小さいので知人にもよく会う、よく会う。私たちの友人、同僚、ご近所さんに、子供たちの同級生やお友だち、義父母の友人、 知人、2~3メートル歩いては人と会って立ち話の繰り返しでそれもまた楽しかったです。

そんな中で義父が一組の夫婦を紹介してくれました。義父とその男性が知り合いで私も隣町に住んでいると話だけは聞いていました。お嫁さんが日本人で現在息子夫婦はドイツで生活していて私とマルツェルは息子さんと彼女とは何度も会ったことがあるんです。ここ数年連絡が滞ってしまったので御両親から元気そうな様子を伺い義父母と一緒に楽しくおしゃべりをしました。義母は最後には携帯番号を交換し、今度お茶することになったわ。と。( ちなみにこちらではお茶とは言わずにコーヒーと言います)

マルツェルと私、実は義母のこの新しい出会いがとても嬉しかったのです。
ハーフにはハーフの悩みがあるだから同じ境遇のお友だちを見つけてあげるのは重要と国際結婚の先輩に言われたことがあるのですが、国際結婚の私たちもまた国際結婚しているからこそ理解できる友人たちがいてその存在に助けられています。それと同じで国際結婚の子を持つ親もまた同じ境遇の友達は必要だと思うのです。義母だって日本人の嫁に戸惑うこと、愚痴りたいこと色々あると思いますから。だから同じ日本人の嫁を持つお友だちが見つかって良かったなぁと。


お祭りで子供たちは記念コインをもらいました。

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