夏らしいことしたいよね八月の口癖で廻す白いパラソル
猛の字は手書きでないともうなんて書いてあるのか脳が読めない
つないだ手 指からはずれてゆく夢の途中無理やり覚醒をよぶ
二人して居れば堕ちてく手をつなぎ散財そして泥酔の日々
逃げ出していいよ自由に君は風 境界に捲く有刺鉄線
幾度か誘おうとして引き返し眼を閉じて行く体内の道
真夜中のコメント欄にひとりぼっち かすれたフォント誰が選んだ