二輪旅道中記

リーダー竜生とサブリーダー千絵のバイク旅紀行 *** since  2004***

【本州最西端と四国ツーリング4日目】

2007-04-30 | 道中帳ーZ&Fの巻
5月01日(火) 雨のち晴れ

本日の走行:202.9キロ


中山町・宿→R56 →大洲市→R197 メロディライン→三崎港→→佐田岬灯台→→三崎港
→R197 メロディライン→八幡浜→R56→宇和島・宿                  
                 



朝から雨。
宿が高台にあるばっかりに暴風を伴ってるじゃないですか。その上雷まで。
でも、予報では10時ぐらいから回復だったりする
。では、のんびり朝ごはんを食べて、部屋でくつろぐとしますか。
お泊りツーリングで朝こんなにゆっくりすることもないよなぁとウダウダしてると、一気に晴れ間が見えてきた。
「よっしゃ!行けるね。」
結局8時30分ごろには出発できた。

バイクは宿の方の好意で屋根のあるところに置かせてもらってたので、全然濡れてない。
ありがたいよな~。
雨あがりの朝にバイクが濡れてないとバイクも気持ちもいい感じ。
ま、路面がウェッティだったから、屋根つき駐輪のキレイキレイバイクも途端にドロンコ。仕方ないか…。

でも、どんどん青空の範囲は広がって行って、大洲~佐田岬に入る頃には快晴。
半分は諦めてたけれど、憧憬のメロディラインが雨だとちょっぴり辛いよなぁって思ってたから、この晴れはうれしい。

いや~、日ごろの行いがいいとお天道様も味方してくれますね。ウン。ヒトリヨガリ。

『道の駅 伊方きらら館』で濃い味みかんジュースを飲み、いざメロディーライン走行



『道の駅 伊方きらら館』~三崎港までの25キロほどが、快走路&絶景。(佐田岬全体は50キロ)
本当に晴れてよかった。

県道に入ると地元の生活道路という感じで狭路でクネクネ。
これがかなりの距離あったりする。

最終地点には佐田岬の看板とみかん売りのおばちゃんあり。
駐車場は閉鎖されて全てが路駐。

さて灯台は…
なに?灯台までは1.8キロ約20分。
もう、ここまで来たら行くしかないでしょ。

ジャケットを脱ぎ、半そでになり、帽子を被っていざ出陣。
でも、ただの1.8キロじゃなかった…。
これはちょっとした山道。 デートでウキウキ気分で来てるおねいさんとかいてたけど、きっと車に戻ると 「んもー、暑いし疲れた!それにサンダルが泥んこ!なんてところに連れてくるのよっ!」てな光景が容易に想像できる道ですよ。

でも、汗だくになってぇのとどめの48段の階段を上ってぇので  辿り着いた灯台からの景色はバツグン。

四国の最果て見たり!! 佐賀の関が見えるー!荒波の海がステキ~!
食いしんぼうのあたしは、
「この中に高級サバや高級アジがいらっしゃるのよねぇ。」
などとヨダレをたらしてみたり。

来た道を同じように約20分山道を登って戻ると、みかん売りの おばちゃんに強引にみかんを買わされそうになる。
が、おばちゃんよ、その売り方は大阪人にゃー通用しないですぜ。試食だけしてサラバじゃ~。

さて、バイクに跨り来た道を折り返しますか。と機嫌よく進んでると後方より箱つきスクータに猛追される。
「ど・どーぞ、お先に…」
狭いクネクネ道、スクータにや敵いませんって。 (港で聞いたところによると、フェリーの時間に遅れそうなので焦ってらっしゃったごようす。)

あたし達はのんびりゆっくりと港へ。
港に着くとお昼食べようかってことになった。

九州行きフェリー乗り場の駐車場にバイクを停めて、ちょうど向かいにある食堂へ入った。なんともまぁ、天然のハマチのお造りが絶品だった。

竜生は魚系はもういい!ってことでトンカツ食べてたけどね。

佐田岬制覇してとりあえず宇和島方面へ向かう。

途中で本屋さんに寄って宿泊ガイドを購入。本屋さん前にて本日のお宿を決定。
こんな宿泊地の決め方でも確保できるものだよな。
ま、それがバイク旅の醍醐味って言うかも。言わない?

確保した宿は宇和島の高台にある。
隣が闘牛場となっていた。 闘牛ってちょっと見たい気もするけど、牛が血流したりするのもコワいし、切ないよなぁ。

高台にあるあだけあって夜景はグー。
しかし、宿の料理にも飽きてきた。
贅沢な訴えだとは重々承知だけど…もう、「じゃこ天」はいらないよ~。
本場のじゃこ天はムチャクチャ美味しいんだけど、毎夜毎夜だとねぇ。
それに「ほたるいか」「たけのこ」も旬だからといって、これだけ食べるとたいがいだ。

ということで、明日は自炊の『ライダーズイン室戸』に決定。

5日目につづく