二輪旅道中記

リーダー竜生とサブリーダー千絵のバイク旅紀行 *** since  2004***

【帝釈峡から大山と砂丘もねツーリング】

2008-06-15 | 道中帳ーDucatiの巻
6月14日(土) 晴れのち曇り
 
本日の走行:295キロ



梅雨だというのに 今回の土日は天気がいい?では、折角の晴れ間を“枚方ちゅたー☆ず”初のお泊りツーリングに使おうぞ。

最初、『三瓶山』にゆこう!としていたのだが、あの辺りは宿が少ないのと 世界遺産『石見銀山』に近いので 宿が取れず断念。
それなら、第二候補の『帝釈峡』は?こっちもぎりぎりだったが、なんとか宿確保。


さて、土曜の朝。荷物を積み込みレッツゴー。
中国自動車道の渋滞覚悟で高速に乗る。やはり宝塚トンネル手前から渋滞。
が、M800だと低速走行も苦痛じゃない。ほー、そうですか~。ビックリですねぃ。
ドカティって低速走行はしてはいけないバイクだと思ってたのに…。

渋滞を過ぎ、岡山県に入ると一変、貸し切り高速状態。車少ないっす。

M1000ったら、燃費がすこぶる悪い。途中、勝央でSAで給油をして東城ICへ。
東城ICから 目的地の『上帝釈』までは10キロほどの田舎道。
久しぶりに大きいバイクで知らない田舎道を走る。これがあたし達のバイクを乗る基本だよね。いいね~。と、思ってると 帝釈峡の駐車場。
カブ旅が身についてしまってる身には 相当早っ!

駐車場は閑散としたもの。紅葉シーズン以外はこんなものなのかしら?
でも、寂しくってもいい。きれいなトイレも付いてる駐車場が無料だから。(シーズン中はバイク100円)


では、カメラを持って遊歩道をレッツゴー。おさるさんの案内で進む。
おさる看板の撮影に夢中になってると、後ろから「コッポコッポ…♪チャラチャラ…♪」とひずめと鈴の音がするではないか。
見ると馬車が お客さん1人を乗せて移動中。お仕事ご苦労様っす!馬車をやり過ごし、トコトコ歩いて行く。

渓谷?と言っても川幅はあまり広くなく水量もたいして多くない川沿いの道。
しかし、緑は濃い。

広葉樹がほとんどだから、そりゃー秋の紅葉シーズンは目を見張るほどキレイだろう!と想像できる。

初夏も涼しく森林浴には良い。マイナスイオンをたっぷり浴びよう。

しばらく歩いてると見えてきた『雄橋』

「おぉぉぉ~」思わず声が漏れる。
渓流の水の浸食でできた、自然が時間をかけて創り上げた橋。
“雨垂れ石を穿つ”の実行版ですな。いやぁ、自然の根気を少しは分けてほしいとこだ。

自然の偉大さに感動し、しばらく先に進むと 水音が「ごぉーーーーっ」と聞こえてきた。そこは『断魚峡』3億年前にできた渓谷らしい。
恐竜もこの渓谷を歩いたんだろうか。だろうな きっと。

ここで もと来た道を引き返す。
「また、秋にいらっしゃい」
借りもしていないが、レンタサイクルのおばちゃんに見送られ、バイクまで戻って宿に向かう。

かなり気温が上がってきたので暑い。
上帝釈から下帝釈(宿のある場所)までは林道チックなクネクネを南下。

天気予報では晴マークだったのだが、実際は曇り。
ゆえに 渋い色の神竜湖が見えてきた。
宿はこの湖のすぐほとり。チャッチャとチェックインをして、地酒をちょっくら試飲させてもらい 遊覧船に向かう。

この遊覧船も 1本前の船は満席。
でも、 16時発はあたし達だけ。貸し切りじゃん?

畳敷きの船内を右へ左へとしていたところ 船頭さんが「船首にくればいいよ」の合図をくれた。涼しい風を受けながら、緑深い渓谷美を堪能。ガシガシと写真を撮る。

約40分の遊覧船を十分に楽しんだ。

そして、宿に戻ると 温泉&食事。鮎の塩焼きや魚介類、神竜牛のステーキなどの一手間かかかったお料理を地酒とともにいただいた。(オススメの『こんにゃくラーメン』はあたしにはやはり無理だったが。。。)





6月15日(日) 曇り

本日の走行:441キロ



朝ご飯も美味しい!宿を出発。

まずは東城IC近くでガソリンを入れる。「ハイオク183円」…高いです(涙)
ガソリン高騰を実感し、大山に向かう。

快調に走るはず…が、寒~~~い。Tシャツ&ロングTシャツ&革メッシュジャケという出立ちで走っているが、すごい寒いんですけど?
あ、山間部をなめていた。
こんなにも朝の気温が下がるとはつゆほどにも思っちゃいなかったよ。
耐えられなくなったら、カッパを着込めばなんとかなるだろうと、最終手段を念頭に走り続ける。
「気温17℃」そりゃ寒いわな。これしかないメッシュグローブが恨めしい。。。

少し行くと 「日本一の親子水車」との看板を発見。こりゃ 行ってみるでしょう。

実際にみてみると、ん~日本一ってのは眉唾だが、 まっ 大きい親子水車だ。(水車自体だと荘川の5連水車の方が断然大きかった)

ほんの少しずつ気温は上がってはきているだろうが、まだ寒い。
よって、スピードが出せない。よって車を追い抜く事なく 超~安全運転にて大山へ到着。

いいね~大山。今回は蒜山には行かず 大山のみ。
あたしは溝口ICから大山を正面にみて走る道が好きだ。
今日の大山は ちょっと霞んでいるが、大きな雲を被らず 雄々しい姿を見せてくれている。




昼食は「まきばの里」で洋食をいただく。
すざまじいボリュームだった。完食ならず。
ご飯は残すが、当然ソフトクリームは食べて再出発。


大山の麓をクルンと回って 日本海に出るはずが、どこをどう間違えたのかちょっと遠回りしてしまった。
しかし、その道は北海道を彷彿させる 快適道路だった。う~ん気持ちよかった!!
おかげで予定より長く日本海沿いを走り、鳥取砂丘に到着。

「なぁ、あの砂の丘の向こうには何があるん?」
(今回はリーダーと呼ぶのを忘れていた!!) 竜生 が聞く。
「海だけやよ。登る?」
毎年、ここへ来るのは暑い季節なので、砂の上を歩く気もしなかったが、今日は寒い。
せっかくだから登ってみようではないか。と進む。

ごろごろと転がり落ちるお子さまを横目に 砂に埋まった重い足を進める。

暑くはないが、風が強くて大変だった。横からの砂吹雪きは痛いっす。その上 体力が…。
ヒーヒー言いながら往復した。
昔(20代)は友達と競って駆け上がってたのにな。あ~歳だなぁ。

戻ると、疲れた体にご褒美とばかりに 梨ソフトを食べる。うま~ぁい!!

鳥取砂丘からは一路お家へ。

まぁ、そこからが長いのだが。和田山で17時。
あぁ、今日は何時にお家へ着くのでしょう?
もう、下道を走って行く元気も時間もなく 渋滞覚悟で中国道へ乗る。
「12キロ渋滞」やっぱし。ええ、耐えますよ。

SAで食事をとり、トイレも済ませ、長丁場に向けて万全の体制で挑む。
自宅到着は20時すぎ。渋滞してても高速道路は早いにゃー。

総走行距離:736キロ


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コメント
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