二輪旅道中記

リーダー竜生とサブリーダー千絵のバイク旅紀行 *** since  2004***

【2012GW 四国・九州ツーリング 6】

2012-05-03 | 道中帳ーSerow & Sherpaの巻

5月3日(木)晴れ所により雨

590.5キロ

博多→北九州→門司→関門橋→下関→中国道→六日市→尾道→R2→自宅

 

朝ご飯を食べると早速出発。

今日は一気に帰ることにした。

GW後半初日で宿の予約もとれないし、キャンプするにも日本海側は雨模様。

瀬戸内側を走るしかないんで、いいキャンプ場も思いつかないし。

 

九州は最後までどんより曇り空だった。

交通量の多い国道とかをつなげて、スペースワールドの横を通る。行ってみたいけど、時間が。。。

 

門司港レトロに着いた時はまだお昼前。

このあとは【決死の高速道路セロやん80キロ巡航作戦】だったので、余裕で観光。

焼きカレードッグを食べて小腹を満たして出発。

 

そして、いざ高速道路に乗ろうとして事件勃発!

 

リーダーのクレジットカードがない!!

「嘘やろ~」

と言いながら財布をひっくりがえすも ボックスをひっくり返すも、ないものはない。

緊急、カード会社に連絡してみると。。。

阿蘇のJA阿蘇町SSで預かってくれているらしい。

セルフスタンドで給油後 カードを取り忘れたのだ。

すぐさま ガソリンスタンドに連絡をし、取りに戻ることもできないので、着払いで自宅に送ってもらう算段をした。

面倒をかけて申し訳なかったけど、いい人に気づいてもらってよかった。日本はいい国だ。

いやぁ、ホントよかった。治安のいい阿蘇でよかった。

 

ほっと胸をなでおろし【決死の高速道路80キロ巡航】が始まった。

5速しかないセロやんはね、グオーンと回転数上げ続けると焼け付くかもなのよ。

だから80キロ巡航。法令速度以内をしっかり守るいい子。

 

下関も過ぎてしばらく行った時、ふと気づいた。

山陽道へ行くはずが中国道を走ってるという事実。そりゃ、宇部があるはずもない。

下関JCTで間違ったのだ。高速道路では戻ることもままならない。だから嫌なのよ。高速道路って。

仕方なく中国道を走っているが、80キロ巡航だと周りに気を使いすぎて やたら疲れる。

250CCのオフ車がこんなに疲れるバイクだったなんて。

XRクンはガス欠でリザーブだし、雨降ってきたし。疲れる。

 

とりあえずガソリン補給のため六日市ICで降りる。六日市って。。。島根ですよ。

中国道はいろんな県を迷走してるんだな。

ここからは下道で行く。もう高速道路は金輪際乗らない。疲れるもん。

 

やっぱ、下道はいい。晴れてるし。景色楽しいし。

山口では有名な『いろり山賊』のジャパニーズパラダイス的な建物を横目に南下。

どこをどう走ったかリーダーじゃないとわからないけど、快適な山間道をつなげて尾道へ到着。

 

尾道のファミレスで夜ご飯を食べて、先を急ぐ。この時点で5時ぐらい?

自宅までまだ何キロあることか。

だから先を急ぐって言ってんのに。

 

リーダー、道を間違える。サブリーダーが気づいたときには時すでに遅し。

しまなみ海道【尾道大橋】渡ってしまった。

この期に及んでまた四国上陸を目論んでいるのか。リーダー。

向島に渡り、料金所で理由を言って Uターンさせてもらう。

料金はもちろん支払いましたよ。50円と10円だったかな。

 

もうちょっとでまた愛媛入りのアクシデントも乗り切り、走る。

ただただ、走る。

 

どっぷりと夜も更けてきても 走る。走らないと帰れないから。

走り続けても下道なら大丈夫。高速道路みたいに疲れないし、いつでも休憩できるし。

しかし、暗闇の恐怖はつきまとう。国道2号線は倉敷から東に向かうほど暗い。

備前あたりじゃ真っ暗で、あぁまた、バックミラーが見られないじゃないですか。

 

そして、日にちが変わるギリギリのところで自宅に到着。

590キロ 15時間走行はさすがに堪えたけど、何か楽しかったのはライダーズハイなのか。Mなのか。

 

今回の旅は2/3が雨か雨が降りそうな天気だったけど、なぜか残る旅だった。

ぜひまた晴れの阿蘇を堪能するために行きたいな。

250CCのへなちょこオフ車だって丸1日かければ、下道で九州まで行けるってことがわかったしね。

 

総走行距離:1562.7キロ

 

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