またもや潮干狩りに行ってきました。今回は潮干狩り場の中でもなるべく海に近いところまでがんばって歩いていって大きいあさりだけを選んでとってきました。
あさりごはんやあさりのワイン蒸しもつくりましたが、新ネタとして茶碗蒸しも作ってみました。
あさりから出ただしと卵だけのシンプルな味付けです。温かい出来立てを食べましたが冷たくしてもおいしそうです。プルプルの食感はするっと食べられます。
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[材料](2個分)
あさり 150~200g、卵 1個、万能ねぎ 少々
[作り方]
1.あさりは砂抜き、塩抜きしたあとよく洗う。水150mLとあさりを鍋に入れてフタをして火にかけ、あさりの口を開かせる。汁と貝を別にしておく。飾り用の貝を少し残して身は殻からはずす。
2.卵を泡立てないように溶きほぐし、人肌程度まで冷ましたあさりの汁を混ぜる。なめらかな食感になるよう卵液を漉す。容器2つに注ぎ入れる。あさりのむき身を入れたらアルミホイルでフタをする。
3.厚手のフタがぴったり閉まる鍋(ル・クルーゼなど)に水を3cm深さまで入れて沸騰させたら2.を入れてフタをする。しっかり沸騰した状態で3分したら火を消してそのままあと20分おく。できたら飾り用の貝、万能ねぎをのせる。
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茶碗蒸しは卵1個(50gくらい)に対して3倍量のだし(150mL)を加えます。そうするとやわらかい食感になります。だしが1~2倍程度だと卵豆腐になります。卵液を混ぜるとき泡立てると泡が残って表面が汚くなるので、なるべく泡立たないようにします。
蒸すときに火が強すぎる状態で長時間蒸すとスが入って食感が悪くなります。はじめに表面を固めたあとは80℃程度で卵液を固めるとうまくいきます。
蒸し器では強火で3~5分したあと弱火で10分程度蒸します。そのときわりばしなどを使って少しフタを上げてすき間があくようにすると適度に蒸気が逃げて温度が下がり、うまく蒸せるそうです。このとき蒸し器のふたが斜めになるようにすれば水滴が茶碗蒸しに入ることがないそうです。
私はル・クルーゼという厚手の鋳物ホーロー鍋を使っています。それだと保温性が高いので火を止めておくだけでちょうどよい出来になるので失敗がなく作れます。蒸しあがりは揺らしてみて揺れ方が大きく乱れた感じだとまだのようです。振動がこまかく全体に伝わってゆれ幅が小さいと出来上がりです。所定時間やっても足りない場合は茶碗蒸しを取り出し、湯を沸騰させなおしてから容器を入れ、火を止めておくとよいみたいです。
容器の大きさ、数によっても蒸しあがり時間は異なるので適宜調節してください。
あさりの塩味が強いので味の調節はしませんでしたが、物足りないときは淡口しょうゆ少々で味をととのえます。好みで酒を加えたりだしであさりの汁を割ってもよいです。ふつうの茶碗蒸しはレシピの分量に対して淡口しょうゆ小さじ1くらいを加えて味をつけます。
あさりの殻は黒っぽいものが茶色っぽくなってきたら弱ってきたということらしいです。もちろんもとから茶色いのは判断できませんが。。。関係あるかはわかりませんが、あさりを加熱すると黒っぽかった殻の色がセピア色になっていました。殻がかたくて色なんて変わるとは思っていなかったので、ちょっと発見でした。
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