牛すじはコラーゲンたっぷり。内蔵系と違い、臭みがなく食べやすいのもいいです。ただかたいので煮込むのに時間がかかります。圧力鍋で時間短縮が欠かせません。
スーパーのタイムセールで黒毛和牛が割引に。といっても肉は高かったので安い牛すじにしました。すじは肉を処理したときの副産物なのでパック数が少なく、冬の煮込みの季節には争奪戦です。
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[材料]
牛すじ 500g程度、にんじん 1本、ごぼう 1/2本、こんにゃく 1枚、大根 1/4本、ねぎ 1本
(調味料A) 水 5カップ、しょうが薄切り 1かけ、ねぎの青いところ 1本分、酒 1カップ
(調味料B) しょうゆ 大さじ3、みりん 大さじ3、砂糖 大さじ1~2
(調味料C) 八丁みそ 大さじ2~3
[作り方]
1.牛すじは大きめの一口大に切る。調味料Aと牛すじを圧力鍋に入れ、煮立ててアクをとる。アクがとれたらフタをして高圧で30分かけ、火を止めたら自然におもりが下がるまで待ってフタをあける。このとき牛すじが硬いようなら圧力を追加でかけ、やわらかくする。
2.にんじん、ごぼう、こんにゃく、大根は一口大に切る。ねぎは1cm厚さに輪切りする。
3.ねぎ以外の2.と調味料Bを鍋に入れて煮て野菜がやわらかくなったら調味料Cを入れてさらに煮込み、なじんだところで味をみる。砂糖やみそで味をととのえたらねぎを加えて火を止め、さまして味をしみこませる。再び温めて好みで七味をふって食べる。
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煮込んでいくうちに味がなじみ、牛すじから出る味と野菜や調味料の味が融合しておいしくなります。牛と八丁みそをうまく使うとシチューみたいな味になるときもあります。
牛すじはたいていパック詰めだし、白いすじが多かったり肉がたくさんついていたりと毎回バラバラなので、出来上がりは毎回違います。もちろん野菜の量も適当。日本酒を芋焼酎や泡盛にすると九州の郷土料理店で食べるような味になって焼酎にあうおつまみになります。
八丁みそはカクキューの銀袋のものを使いました。八丁みそは豆みそで、大豆と塩のみで作られています。ふつうのみそは米または麦に大豆と塩が入っています。大豆が多いとうまみが強く、甘みが少ないみそになります。米や麦がみその甘みの素になっているということです。
しょうゆもいろいろあり、今回はふつうの濃口しょうゆを使いました。たいていは麦、大豆、塩で作られていますが、大豆、塩のみで作るたまりしょうゆや甘みを加えて調整してある再仕込みしょうゆなどもあります。しょうゆやみそを違うものを使うだけで全然違う味になります。使いにくくてあまっている調味料を使ってみたり、いつも家にあるもので作ればいいと思います。
寒い4月なので煮込みもまだまだ恋しいですね。根菜たっぷりだし、あったまるおかずです。