ジュディ犬気分屋ブロぐースタイル

ミックス犬ジュディよりも・・・その飼い主が日々経験したり感じた事柄を書いていく幅広めのブログです。

“寂しいもの”を初めてUPします(JR大正駅近くの風景)

2006-05-11 20:30:35 | ワンコ(犬)
外へ出掛けると、いつも“楽しいもの”、“珍しいもの”にばかり出会うものではありません。
“悲しいもの”、“寂しいもの”に出会うこともあります。

今週の月曜日、JR大正駅近くでこんな景色に出会いました。

電柱に張ってある<迷子犬>の捜索チラシです。

何枚も必要な為でしょう、文章はワープロ打ちされています。
ですが、ダックスフントの絵は手で色付けされています。
そして、濡れないようにきちんとビニールに入れて貼られてありました。

文章には、『道路で車にはねられた後、走って境川方面に、行ってしまいました。』とあります。

3月31日に港区で行方不明になったとのことですが、5月8日時点で張ってあるということはまだ見つかっていないと言う事なのでしょう。

一生懸命に塗ったワンコの絵からも飼い主さんの切実な思いが伝わってくるようです。
このダックスフント君が無事であることを切に願います。

つぎに、JRの高架線路に面して建つ1件のお店。


<珈琲のへちま亭>さんです。


淹れたての珈琲とカレーライスで知られたお店で、水野真紀さんが司会を務める毎日放送テレビの人気番組<魔法のレストラン>を始め、幾つもの番組で取材を受けたお店です。

前を通るたびに中の様子をチラッと見ていましたが、カウンターの中には白いシャツで黒の蝶ネクタイをしたお爺さんがいつも立っていらっしゃいました。
非常に品格のある感じの方に見受けられました。

いつも時間の都合がつかず、『また今度』と思っているうちに、とうとう昨年お店を閉められてしまわれました。閉められた理由は定かではありませんが、かなりのご高齢に見受けられましたので、お年のせいだったのかもしれません。

有名なお店でしたので、どなたか後継者の方が立たれる事を願っておりましたが、どうやらそれは叶わないようです。


店際に止められた自転車には“廃業されている”と言う事を痛感させられるのですが、閉店後もそのままにされた看板類には、店主さんの『このお店が好き、本当はお店を続けていたい』という思いが表れているような気がして仕方がないのです。

『ちょっと無理をすれば一度位は立ち寄れただろうに。何故<へちま亭>なのかも聞けただろうに』
いまさら思ってみても仕方が無い事ですが・・・、残念です。

皆さんの周りにも“寂しいもの”ありませんか?

ちょっとめずらしいことありました。(USJ絡みの小ネタです)

2006-05-10 20:13:46 | テーマパーク
私達はいつもUSJへのアクセス手段として電車を使っています。

この日も、USJへ向かうJRゆめさき線に乗り換える為、JR西九条駅で降りました。
目の前にはUSJ行きの電車が止まっています。
『ラッキー!』と乗り込んだのは良いのですが、一向に発車する気配がありません。

しばらくすると車内アナウンスが流れてきました。
どうやらこの電車のパンタグラフにビニール袋が引っかかっている事が分かり、それを取り除いてからの出発になるとのこと。
なかなか動き出さないのでちょっと見に行ってみることに。

うーん、確かに白いビニール袋がパンタグラフのした部分に引っ掛かり、風になびいています。
駅員さんはいらっしゃるのですが、作業員の方がまだのようで、作業は始まっておりませんでした。
結局、取り外し作業が進まない為、後から来た直通電車に乗り換えての出発となってしまいました。

そして到着したUSJ。
とてもよい天気で少し暑いくらいでした。
それにもかかわらず、<スヌーピースタジオ>では外にある大型のヒーターがお客さんの方向を向いて熱風を吹き続けています。

一体なぜでしょうか?

理由はこれ。

この噴水が暑い日には小さな子供達にとっての絶好の<水遊び場>になるようです。
この写真でも、左奥に手を噴水の水に入れているらしき小さな子供の姿がチラッと写っていますね。この子のお父さんらしき人が何か言っている様子も写っています。

そこでもう一度ヒーターの写真をよーく見て下さい。
実はヒーターの前の柵には子供用の半袖Tシャツが数枚干してあったのです。
写っているでしょ。

この日のヒーターはUSJさんの気配りの表れだったようですね。さすが!

USJ入り口付近の大きなお土産コーナー外には、3月に来た時には無かったガチャポンマシーン(関西ではガチャガチャ)がずらーっと並べられておりました。

1回¥300程度でちょっと高めな感じもしましたが大人、子供を問わず結構“ガチャガチャ”やっているようでした。

さて、USJの外にあるショッピング街<ユニバーサルシティーウォーク>ではこんな珍しい風景を見かけました。


USJのキャラクターに負けじと用意した?癒し形キャラ<リラックマ>と仲間達です。
といっても、すぐ傍の<リラックマ>グッズなどを扱うショップが開いたイベントのようです。子供達は大喜びで順番に写真を撮ってもらっていました。


ただ、傍にいた白いカエル君とは、どの子も写真を撮ろうとしなかったのがそれ以上に印象的でした。寄って行くのは“おばちゃん”だけでした。「かわいらしい」のに「かわいそう」なキャラでした。


私個人的には写真の女の子が持っている大きな<バク>の平べったいぬいぐるみが気になりました。お店の前には何種類かの大きさのものが揃っており、やっぱり枕やクッションとして使用するようです。これがあれば悪い夢や怖い夢を食べてもらえそうですね。

そして、一部の人向けのとっておきの珍しいもの(懐かしいもの)がこれです。

USJへ向かうお父さんとちっちゃな坊やが被っていた阪神タイガースの帽子。
この黄色と黒と白の3色を使ったデザインは私が子供の頃のもので、今は白地に縦の黒いストライプが入った下地に黒色一色でTとHを重ねたロゴに変更になっています。
昨年から始まったプロ野球セ・パ交流戦に合わせて、ビジター用のユニフォーム(だったと思います)を1980年代前半の正式ユニフォームのほぼ復刻版にすると言うようなニュースを聞いた記憶があります(間違っていたらすみません)ので、この帽子も復刻されて販売されているのかもしれません。

“シンプルさ”には欠けるかもしれませんが、この帽子を見慣れていた世代からすると、やっぱりこちらのほうが「これぞ阪神!」と感じてしまいます。


皆さんはどうですか?

スヌーピー、映画監督から海賊に?!(スヌーピーin USJ)

2006-05-09 20:38:44 | テーマパーク
ゴールデンウィークを迎えたユニバーサルスタジオジャパンは、開園5周年のお祝いムードで持ちきり。



フロートパレードの<ハッピーハーモニーセレブレーション>をはじめ、たくさんのストリートパフォーマンスショーが行われるようになっていました。


さらにパーク中央の大きな池<ラグーン>には4/20から始まった毎晩1回だけの新アトラクション<ピーターパンのネバーランド>用の立派な舞台が作られていました。

そんな中、いつもの通り、妻が大好きな<スヌーピースタジオ>に併設されたスヌーピーグッズだけのお土産屋さん<スヌーピースタジオストア>へ。

中も外も大変な混雑振りです。

あれっ、スヌーピー達が変わっています。

ハロウィンやクリスマス、お正月、バレンタインデーなど、季節の催し毎に衣装が変わるものの、基本的にはスヌーピーは映画監督だったのですが、
今回からはそうではなくなったようです。


スヌーピーとピーナッツの仲間は《海賊》になっています。


<スヌーピーのアクションスタジオ>がウェスタンエリア閉鎖に伴い無くなってしまった事と、<ピーターパン>が始まった事が原因だろうと思うのですが。
(見た感じ、宿敵のフック船長役では無いようですね)

折角ですから、この衣装で出来るストリートパフォーマンスやアトラクションを企画して欲しいと思います。


開催場所としては、日中は使われていないラグーンのピーターパン用の舞台がピッタリなのではないでしょうか?


真夏の着ぐるみショーは大変でしょうから、まだ涼しい今のうちに是非ともお願いします、USJさん。

義妹も大阪を十分吸収出来ました(アバンギャルドなお好み焼き達)

2006-05-08 20:33:23 | 買い物 お土産
ゴールデンウィーク後半に、妹夫婦が千葉から帰ってきました。
夫婦揃って、大阪生まれの大阪育ち。
ですが、旦那さんの仕事の都合で今は夫婦揃って関東暮らしをしています。
妹も千葉に移ってこの秋でやっと1年。少しずつ向こうの暮らしに慣れてきてはいるようですが、時々はどうしても大阪の空気が吸いたくなるようです。
約9年間を関東で暮らした私の経験からすると、もっと長く向こうで暮らすようになればもう少し変わってくるとは思うのですがね。

そこで『ガッツリ食べたい』という義妹夫婦の望みを叶える為、難波は千日前通り、オリエンタルホテル1Fにあるお好み焼き屋さん《呑喜帆亭(どんきほうて)》へ行きました。
大阪府内に何店舗か展開しているお好み焼き屋さんです。
お店の名前からして変わっているのですが、<ドンキホーテ>の名前通り、従来のお好み焼きのイメージからするとちょっと風変わりなお好み焼きを提供してくれるお店なのです。
(最近はこのお店の影響でしょうか?変り種のお店も増えてきましたが)
いつも満員のお店ですので、この日は午前11時半頃にお店に入りました。この後すぐにお店は満席になってしまいました。

私達が注文したのは次の通り。(正式名称とちょっと違うかもしれませんが)

ミックス焼きそば
カレー焼きそば
豚キムチ(焼き)
地中海風お好み焼き
おたやん
オーベルジン焼き

どんな物か想像がつきますか?

ミックス焼きそばは豚とイカの入った普通の焼きそば、豚キムチも豚肉とキムチの炒め物で普通です。

では、カレー焼きそば(正式な名前は忘れてしまいました)の説明から。
カレールーを絡めた焼きそばで、上に焼いた卵、さらにそこには刻んだシイタケの入ったミートソース状のタレが掛かっています。
食欲をそそるカレーの香りに負け、写真を撮る前に食べてしまいました。
カレーの辛味と、上に掛かったタレの程よい甘みが一緒になってなんとも言えない美味しさです。
すぐに無くなってしまいました。おかげで、一緒に来たミックス焼きそばの立場はありませんでした。

つなぎの豚キムチをつまみ終えた頃、3種類のお好み焼きの登場です。


写真の一番奥が<地中海風焼き>、手前左が<おたやん>、右が<オーベルジン焼き>です。

いずれのお好み焼きにもカレー焼きそば同様、卵が載せられています。

まず、<地中海風焼き>(正式な名前は忘れました)から。

地中海という名の通り、海産物がメインのお好み焼きで、えび、イカ、たこが入っていました。(さらにソーセージが入っていたかもしれません)

つぎに<おたやん>です。この名前は覚えています。

ホクホクのジャガイモとおもちの入ったお好み焼きです。
写真中央でおもちが伸びているのが見えるかと思います。

そして最後が<オーベルジン焼き>(これも正式な名前とはちょっと違うかもしれません)です。

名前からでは絶対に想像出来ないと思います。
なす、ベーコン、ソーセージ(地中海風お好み焼きの方だったかもしれませんが一応こちらに入れておきます)、チーズの入ったグラタン風のお好み焼きという事でした。

お味のほうはといえば、

この写真が全てを語ってくれていると思います。

義妹も《呑喜帆亭(どんきほうて)》の焼きそばとお好み焼きにとっても満足したようです。

さて、次回戻って来る時にはどこに行きましょうか?

写真撮影OKの美術館?(なんばウォークの絵画達)

2006-05-07 23:24:58 | 美術館 博物館 展覧会
先日、大阪の難波へ出かけた際、ちょっと素敵な場所を見つけました。


たくさんの絵が飾られていて美術館のようでしょ。
でも美術館じゃ作品の写真撮影は許されませんよね。

実はこれ、地下街の一部なのです。


難波の地下街なんばウォークを西方向へどんどん歩いて行きます。
OCATの少し手前、ちょうど地下鉄四つ橋線の改札手前付近の通路が約20メートル位に渡り絵画で飾られています。


一見したところ、いずれも印象派以降の作品(合計20点程度はあったのではないでしょうか)のようで、ちょっとした美術館の趣きです。
私がこの場所に来た時、ここを通る方で足を止めてこれらの絵を見る人は全く見受けられませんでした。
全て複製画ではありますが、どれも名立たる画家達の作品ばかりで本当にもったいない限りでした。

ご覧の通り柵等は無く、本当に目の前でじっくり見られますので、この時代の絵が好きな方はぜひ足を運んで下さい。


空調完備で雨知らず、すぐ傍には飲食店や本屋さん、駅の改札も目の前と最高の条件が揃っています。
私も今度はじっくりと絵を見る為に行ってみようと思います。

アニマルアクターズステージ 終了まであと2日です。(アトラクション in

2006-05-06 13:25:43 | テーマパーク
ユニバーサルスタジオジャパン開園当初から続いてきた人気アトラクションの一つ、

<アニマルアクターズステージ>が5/7をもって終了となります。
そこで観に行ってきました。

このショーの主人公はもちろん動物達。
しっかりと仕込まれた動物達が、進行役のお兄さんのトークに合わせて掛け合いを見せてくれます。
さらには、希望するお客さんにも参加してもらい、年齢を問わず会場が一体となって安心して楽しめるアトラクションです。

演じてくれる動物達の幾つかを紹介します。

まずはこのインコ。

お金が分かるらしく、会場のお客さんが上にかざしたお札を上手に加えて取って来ます。
そのままだったら“泥棒”なのできちんとまた返しに行く賢いインコです。

お客さんの頭上を飛んで登場するタカ。


かわいらしい芸を見せるチンパンジー。


お客さんの女の子と一緒に芸をする犬達。


ただ通り過ぎるのが芸?のブタさんに、言う事を聞かないのが芸?のポニー君。


お客さんの男の子の言うとおり?に、帽子となぜかブラジャーを持って来るセントバーナード。


本当に愉快で楽しいアトラクションです。

ですが、それがいよいよ5/7で終わってしまうのです。

原因はこれ。

ご覧のとおり、このアトラクションがあるエリアは現在改装工事中となっております。
そのため、<アニマルアクターズステージ>への誘導路が場所を移動し仮設で作られているような状態でした。


駅からUSJへ来る途中にあるユニバーサルシティーウォークの掲示ボードに張られていたポスターによると、このエリアは現在の<西部劇>から<オズの魔法使い>がテーマとなるエリアに変更されるようです。


すでにこのエリアで行なわれていた<スヌーピーのアクションステージ>(以前の<ワイルド・ワイルド・ワイルド・ウエスト>ショーのスヌーピー版のような感じ)も終了しており(ここからダイジェストが見られます)、どちらかと言えば子供やお年寄りにも優しい目の大型ショーがどんどん減り、路上パフォーマンスが増える傾向にあるように感じられます。

新しいエリアになってもお年寄りや子供(いわゆる家族連れ)皆がゆっくり座って楽しめる大型ショーを引き続き提供して下さる事を望みます。

夜会 VOL.14 24時着00時発 を見てきました (中島みゆき in シアターBRAVA!)

2006-05-05 21:54:43 | 演劇 コンサート
昨夜行ってきました!

中島みゆきの<夜会 VOL.14 24時着00時発>です。

前回までは東京のみでの公演だったのですが、今回、初めて大阪でも上演される事になったのです。


会場は、大阪城のすぐ傍にあるシアターBRAVA!(ブラバ!)です。
開演時間が午後8時からという遅めの時間設定も初めて。帰りの電車がちょっと気になる感じ。

ブラバに到着したのは7時半頃でしたが、いらっしゃってる客層に思わず『年齢層、高(たか)!』。


我々も決して若くはありませんが、目に入るのはそれより上の方々ばかり。
20歳代前後と思しき人々は本当にチラホラとしか見受けられませんでした。
年配のお客さんは逆に『若い人も割と居るなあ』とおっしゃっておられましたが。
中島みゆきデビュー当時からのファン(それとプロジェクトXを見ていたおじ様方もかな)と¥20000という
高額な料金設定からすると自然とこうなってしまうのかもしれませんね。

会場内部ではCD、DVD、書籍などの物販と共に、流れていた場内アナウンスによると、オリジナルの“カクテル”を提供されていたようです。

会場入り口付近の写真です。


過去の<夜会>のポスター、そして、<夜会>の舞台模型が展示されて居りました。


<夜会>では毎回変わるこの舞台デザインもファンの楽しみらしいのです。
確かに模型を見る限りでも、凝った感じがします。


今回の舞台については、上演開始前だったのですが、撮影は許可してもらえませんでした。
(何気なく撮影したところ、係のお姉さんに消去をお願いされてしまったのです)

仕方が無いので、文章にて説明させて頂きます。

開始前の舞台は非常にシンプルな状態です。
左右の壁にはニューヨークの裏町のビルについているような鉄製の階段がついており、出入り出来そうな穴が開けてあります。
ちょうど3階建ての建物といった感じですね。
舞台中央には四角いテーブルと椅子。テーブルの上にはミシンが1台置いてあります。

舞台下には楽器と人の姿が。どうやらここで演奏するようです。

いよいよ舞台の始まりです。

真っ暗な会場の天井には無数のライトの星が煌きます。そして蒸気機関車の走り過ぎる音。
続いて遮断機の音と通過する列車音。

そして舞台に向かって右手から中島みゆきの登場です。
大きなつばの帽子に全身、をすっぽり被うマント状の物を着ています。雰囲気は暗く一種異様な感じです。

そしてスタンドマイクの前でセリフを語り歌を歌って、中央へ移動。舞台は薄暗いままです。
そこで帽子とマントを取ると、ピンク(薄紫?)系のワンピース風の衣装に。
中央の椅子に座り、ミシンで縫い物をする仕草をしながら歌います。マイクはずっと片手に持ったままです。

歌い終わる頃、夫らしき人が疲れて帰ってきます。ちょっとしたセリフのやり取り後、夫は舞台から去り、
みゆきは再びミシンの前に。そして出来上がった小さな服を高く掲げた後、変調を起こし舞台中央に大の字になって倒れます。
さあ、一体どうなるのか?(これで終わったら泥棒ですが)

ここからお話は想像もつかない方向へ進んでいきます。
舞台は大きく分けて2幕構成です。1幕の途中から出てくる奇妙なホテル、その名も<ミラージュ ホテル>。
“蜃気楼”という名前の通り、中島みゆきの歌に合わせ、幻影的、いえ、幻想的な舞台が繰り広げられていきます。

いわゆる<ミュージカル>とは一線を画する独自スタイルの歌謡劇といったらよいのでしょうか?
ストーリー先行ではなく、中島みゆきの歌の歌詞(の持つイメージ)を具現化したらこのようなお話になっていったという印象を受けました。

中島みゆきが自身が私達に見せてくれた《リアル(=体感できる) 中島みゆきワールド》。
良い意味での“不思議”感に観客を包んだまま終わる舞台でした。

舞台展開も多く、道具や効果にも凝っています。何人もの俳優さんも登場します。
そして、中島みゆきさんは終始決してハンドマイクを離すこと無く舞台を終えられます。
他の方は全員ピンマイク使用だと思いますので、このマイクを持ち続ける行為により

<夜会>は「あくまでもお芝居ではなく歌である」

と中島みゆきさんが表現されているのかと思いました。

今回の<夜会>を観た私にとって最も重要だった点、
それは“中島みゆきさんの歌う歌はどれひとつとして聞き取れない歌詞は無かった”ということです。
確かに歌詞やセリフの中には聞き慣れない難しい単語も多く出てきますが、聞き取れないという事はありませんでした。
今まで見てきた他のアーティストのコンサートや舞台には無かった<新鮮な驚き>でした。

日本語や言葉という物を大切にされていればこそ可能となる技術だと思います。
それが可能な中島みゆきさんのアーティストとしてのすごさを感じられた舞台でもありました。

どんな芸術やものづくりでも同じです。まずきちんとした形(基礎)が出来ているからこそ、上手に崩せると思うのです。
だからこそ崩しても、それを多くの人が理解出来るのでしょう。

最近は様々な分野で“我流”だけの人が増えてきたように思います。一歩間違えば単なる“自分勝手”にもなりかねません。
今の日本社会はどうですか?
昔は当たり前だった事。
今の私達がまね出来ないような難しい事ではありません。
そしてその多くは、人と人とが社会を形成していく上での基本となることばかりであったと思います。
つい20-30年前までは当たり前のようにみんなが出来たこれらの基本。
私を含めた“我流”な皆さん!基本が出来ているかちょっと振り返ってみませんか?
『あいつもやっているから俺も良いんだ!』じゃなく『人の振り見て我が振り直せ!』でいきましょう。


今日の記事内容から路線が変わってしまいましたが(“路線が変わる”は<夜会>のキーワードでした)、
中島みゆきの<夜会>、プラチナチケットではありますが、当日券も若干出ているようですので、チャンスがあればぜひ見て下さい。
値段だけのことはあると思いますよ。

東京土産もらい損ねました(バウムブリュレ 東京ばな奈)

2006-05-04 14:50:59 | 買い物 お土産
昨日東京からGW休暇の為に戻ってきた義妹から電話がありました。
『東京駅限定のブリュレのバームクーヘンをお土産に買ってきたが、要冷蔵で2日しか持たない。渡せるか?』とのこと。
“限定”に弱い夫婦ではありますが、妻の調子が思わしくないので『ありがとう』とだけ言って今回はお断りしました。(断りつつも、ちょっとよだれが出ましたが)
『じゃあ食べとくわ。また今度買って来るね』
そう言って電話は切れました。

それから数分後、妻の携帯に着信メールが。


お、美味しそうです。ちょっとした後悔の念と、よだれが・・・。

実はこのバームクーヘンの存在は、今年の1/11分『東京ばな奈バウムクーヘン(東京ばな奈しっとりクーヘン)』の記事を書く時に調べて知っておりました。
いつか機会があれば買おうと考えていたバームクーヘンだったのです。
横になっている妻は、『今度買ってきてね』と言っております。

販売個数限定らしいので帰りが遅い場合には難しいでしょうし・・・うーん、困った。

デザイン違いを発見!(ロイヤルコペンハーゲンのコップ)

2006-05-03 15:40:44 | 買い物 お土産
4/21に書いた記事の続報です。


義兄へのお誕生日プレゼントで買った、ロイヤルコペンハーゲン社製の陶器のコップですが、今回このデザイン違いのものを発見しました。

先週末、大阪(梅田)に出たついでに、いつも立ち寄る並行輸入の洋食器やさん<ル・ノーブル>富国生命ビル店を覘いてみました。

ちょうどイベント開催中で、お店の商品は半分程度が配置換えされていました。
何だか新鮮な感じがして、いつものように店内をゆっくり眺めていた所、ショーケースの中に何やら見覚えのあるものが。
『あっ』と思わず声を出してしまいました。
この前、義兄のプレゼント用に買ったロイヤルコペンハーゲン社製の陶器のコップと同じものが飾られています。

でも何だか印象が・・・違うのです。

すぐにケースから出してもらって分かりました。

コップに描かれている花のデザインが異なるのです。



上下に写真を並べました。

上側がプレゼント用としてロイヤルコペンハーゲン社の大阪直営店で買ったもの、下側が今回のコップです。
上側はコップの下部から上にかけて花全体が描かれているのに対し、下側はコップの縁部分から下に向けて花が半分だけ描かれています。

印象としては、花全体が描かれているほうが、一見すると良いように感じます。
ですが、花が半分だけ描かれているほうも負けてはいません。

実は内側に残り半分が描かれているのです。

技術的にはこちらのほうが間違いなく高度だと思います。

『もしかすると違う商品なのかもしれない』そんな気がしてきました。

店長さん(と、私達夫婦はいつも思っているのですが)も巻き込んで調査開始です。
いつも親身になって対応して下さる良い方なので、今回も甘えてしまいました。

まずはお店にあるロイヤルコペンハーゲン社のカタログや商品に同梱されている小さな広告をチェック。
今回のコップの型番と一致する商品を追いかけてみました。

それらから分かった事とは、

<昨秋以降、描かれる花部分にデザイン変更がなされているらしい>

というものでした。

2005年秋以前のカタログや広告には今回見つけたコップと同じ<半分の花>タイプが掲載されています。
その後に発行された最新カタログには<花全体>タイプが掲載されていました。
型番はどちらも同じ、商品名も<ブルーフーテッドメガ Blue Fluted Mega>と同じです。

ここから判るのは、これから生産されるコップは全て<花全体>タイプになるであろうと言う事です。
(もしかすると日本限定デザインという可能性も考えられますが)

ただし、このサイズのコップ以外のデザインには変更はありませんでした。
(やはり一番小さいサイズなので内側には描きにくいという事も影響しているのでしょうか?)

趣味にもよるでしょうが、今のうちであれば販売店を選ぶことでデザインが選べますので、このロイヤルコペンハーゲン社のコップ<ブルーフーテッドメガ Blue Fluted Mega>(No.2381493)を気に入った方が居られましたら、一度お店に問い合わせて見られることをお奨めします。

参考までに ロイヤルコペンハーゲン社
      ル・ノーブル と ル・ノーブル(楽天市場店)

暑くなってきたらやっぱりアイスでしょ!(ハーゲンダッツのマスカットアイス)

2006-05-02 20:20:23 | 買い物 お土産
タイトルにも書きましたが、暑くなってくると人間はどうしても冷たいものが欲しくなるようで・・・、それも出来れば甘く美味しいものや爽やかなものを。

そこで今日は大阪でも食べられるアイスクリームをご紹介しようと思います。

日中、結構暑かったので、久しぶりにハーゲンダッツへ立ち寄りました。

ちょうど“新茶の季節”と言う事で、《抹茶デザート》フェアを開催しており、入り口にはメニューポスター、店内にはパンフレットと、結構力が入っています。




「どの抹茶デザートを選ぼうか?」とその気満々で向かったカウンターにはこんな広告が。


一瞬にして方針転換。“爽やかなマスカットの香り”のイメージがお口一杯に広がっていきます。

マスカットのシングルコーンと、いつも定番のラムレーズンのシングルコーンを1個ずつ注文しました。

ラムレーズンはいつものように、クリームのコクとラムレーズンの香りで幸せモードへ誘って(いざなって)くれます。

初挑戦のマスカットは、本体のクリームにちょっと押され気味な感じでした。
マスカットの香りにクリーム本来の香りが被さってしまい、お口の中に広がり切れないのです。
ラムレーズンと比較するのはおかしいのですが、ラムレーズンアイスのレーズンほど、マスカットアイスに果肉の存在を感じることは出来ませんでした。
この2点が残念ではあるのですが、大人にも子供にも好まれるタイプの味わいに仕上がっていました。
やはりマスカット感を前面に出すのであれば、アイスよりもシャーベットのほうが適当だと思います。

マスカットの食感を楽しみたい方は、アイスではなく、マスカットジュレシェイクの方がお奨めかもしれません。


これからはいよいよアイスクリームが欲しくなる季節に突入です。
マスカットアイスは“試食可能”になっていましたので、チャンスがあれば一度試してみられては如何でしょうか。