管理人は父が書家だったので書を見るのが好きです。
西郷隆盛が書いた「敬天愛人」という書を見た時、その豪快な筆運びにとても魅せられました。と、同時に「ん?この言葉の意味は?」と思ったのです。
「敬天愛人」…「天を敬い、人を愛す」という事です。あれ?聖書の中にこれと同じ御言葉があるような…ありました。
キリスト教には2つの重要な戒めがあります。
「あなたは心を尽くし、命を尽くし、知性を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい。」
(マタイの福音書22章37節)
「あなたの隣人を自分自身のように愛しなさい。」
(マタイの福音書22章39節)
まさに敬天愛人!西郷どんはクリスチャン?聖書を読んでいたのかも?まさかね…。
驚くことに、実は本当にそういう説があるらしいのです。以前民放のテレビ番組で「西郷隆盛はキリシタンか⁈」という特集まであったそうです。西郷どんが聖書読んでいたのではないかとの疑問は西郷研究家の間でも以前からあったそうですよ。
先日、こんな本を見つけましたよ。
この本の内容をほんの少しだけ。
ここに紹介されている、西郷どんの生き様がわかる「南洲翁遺訓」は西郷の生き様に感動した庄内藩の志士達が長い年月をかけて西郷どん語録を編纂したものです。
それを読んだ内村鑑三は自分の本「代表的日本人」の中で感動した西郷どんの言葉を紹介しています。
「人を相手にせず、天を相手にせよ。天を相手にして己を尽くし人を咎めず、我が誠の足らざるを尋ねべし」
「天は人も我も同一に愛したもうゆえ、我が愛する心を以って人を愛するなり」
これはもう前述のマタイの福音書です!
(((o(*゚▽゚*)o)))♡
幕末維新の時代には漢訳聖書が入って来ていたことがわかっています。また西洋列強対策のために相手の考え、思想など知る必要はあったかもしれません。西郷どんの志向、精神性、思想など、この本を読むと聖書を読んでいたであろうと思わざる得ないのです。
久々に面白い本でした。歴史好きの方、お勧めです。
西郷隆盛が書いた「敬天愛人」という書を見た時、その豪快な筆運びにとても魅せられました。と、同時に「ん?この言葉の意味は?」と思ったのです。
「敬天愛人」…「天を敬い、人を愛す」という事です。あれ?聖書の中にこれと同じ御言葉があるような…ありました。
キリスト教には2つの重要な戒めがあります。
「あなたは心を尽くし、命を尽くし、知性を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい。」
(マタイの福音書22章37節)
「あなたの隣人を自分自身のように愛しなさい。」
(マタイの福音書22章39節)
まさに敬天愛人!西郷どんはクリスチャン?聖書を読んでいたのかも?まさかね…。
驚くことに、実は本当にそういう説があるらしいのです。以前民放のテレビ番組で「西郷隆盛はキリシタンか⁈」という特集まであったそうです。西郷どんが聖書読んでいたのではないかとの疑問は西郷研究家の間でも以前からあったそうですよ。
先日、こんな本を見つけましたよ。
この本の内容をほんの少しだけ。
ここに紹介されている、西郷どんの生き様がわかる「南洲翁遺訓」は西郷の生き様に感動した庄内藩の志士達が長い年月をかけて西郷どん語録を編纂したものです。
それを読んだ内村鑑三は自分の本「代表的日本人」の中で感動した西郷どんの言葉を紹介しています。
「人を相手にせず、天を相手にせよ。天を相手にして己を尽くし人を咎めず、我が誠の足らざるを尋ねべし」
「天は人も我も同一に愛したもうゆえ、我が愛する心を以って人を愛するなり」
これはもう前述のマタイの福音書です!
(((o(*゚▽゚*)o)))♡
幕末維新の時代には漢訳聖書が入って来ていたことがわかっています。また西洋列強対策のために相手の考え、思想など知る必要はあったかもしれません。西郷どんの志向、精神性、思想など、この本を読むと聖書を読んでいたであろうと思わざる得ないのです。
久々に面白い本でした。歴史好きの方、お勧めです。