バレンタインの話（妄想話です）

いつもより少し暖かい日曜日。
いつもと同じのはずの日曜日。
ただ一つ違うのは、今日はバレンタインって事だ。
そして、好きな人と映画を観る約束がある。
…いつもとは、全く違うな。
何の奇跡か、ご飯を食べに行った帰り道、勇気を出して誘えたあの夜。
あの人は笑って、「その映画観たかったんだよね！」なんて言ってくれた。
その次の日、喜んでくれるかなぁ？なんて、
久しぶりに好きな人の為にチョコを買ったのが、先々週。
ワクワクしていたのも、いつもの私だった時まで。
今この渡す寸前になって、逃げ出したい気持ちでいっぱいになっていた。

そもそもどうしてチョコなんて買ったんだよ、
もう誰にも会いたくない！帰りたい！！！

と、どんなに思っても、足は待ち合わせ場所に間違いなく向かっている。
映画に誘ったのは、感想を話す位なら話してて緊張しないと思ったから。
はき慣れないフレアスカートをはいて、
ヒールのそれなりにある靴も久しぶりに出して。
いつもは絶対出さないネックレスまで部屋中探し出してつけた。
今日はなんて重装備なんだろう。

映画館に着くまでの間、
いつものあの人を思い出す。
今日は、笑ってくれるんだろうか。
この前ご飯食べてた時みたいに、
ラフに、「そうだね～」なんて。
今日の結末がどうなっても、後悔しないって決めた。
待ち合わせ時間の5分前、待ち合わせ場所。
あの人が立っている。
遠くで私に気付いた瞬間、表情が緩んだのがわかった。

今日だけは、この人の笑顔を独り占めしたい。

そう思いながら、待ち合わせ場所へと急いだ。

終わり(・∀・)



恋愛の事はよくわかりません。

ただ、この人じゃないなら、要らない。
っていうくらい好きな人とかは存在すると思う。
気付いたらすごく好きで、
この距離が無くなれば良いのに。
ってくらい好きな気持ちとかね。

どっちかというと、

彼氏＝結婚したい位好きな相手

位の気持ち派なので。
私は重ためなんだろうなぁ～（笑）！

ま、明日のバレンタイン。
片付けします（笑）！！！

ご縁って何だろね～(・∀・)