満ちるは桜。

好きなものを書いてる普通の人日記。

姑穫鳥の夏。~豆本が欲しい~

2005年07月15日 01時39分19秒 | ブログ
これ、もうカテゴリ作っていいんじゃないだろうか。
っていうか、結局読書話が自分の中で大きくなりまして。
本を借りてきました。
まだ読み始めの上に、私は読むのが遅いので時間がかかりそう。
ついでにいうと、豆本は映画の前売りを買ったら貰える物です。
何か、文庫版の豆本だったかな?
豆本は、図書館に併設されて色々置いてあるのを見ました。
(何ていうか色々な種類の豆本。小さくて面白いんだー。小さいのにきちんと本として成立してるから。)

ちなみになぜこの本にしたかというと、
私は純文学っていうか、日本人の方の作品が読みたいのですが、
川端康成さんとか、読みたいッ!って思うんですけどね。
「伊豆の踊り子」の終わり部分だけ読んだのですよ。
あとね、やっぱりヲタク女子として森茉莉さんははずせない。
長野まゆみさんだって読んじゃうぞ!!
(この人の作品は実際読んだ。・・・ヲタクにはたまんないな、的な感想で良いでしょうか。)
森茉莉さんはいかんせん学校の図書館で、しかもちょっとした飽き時間に読んだ、
その程度なので読み終えるに至っていないのです。悲しいね。
で!!何が言いたいかというと。
すべて、森茉莉さんだとか、川端康成さんだとか、
私の趣味でいえば三島由紀夫さんだとか(特に「仮面」)、夏目漱石さんだとか。
読みたいものは全部「○○全集」とかになってるんですよ!!
手を出しにくいわけです。
で、読みやすく、かつ文学っていうか・・・
小説と、漫画のノリに限りなく近い感覚の小説は、何か違うの。
通学途中に読んでいても、これならニヤけててもまだ許せる、
でもライトノベル見ながらニヤニヤ笑ってたらちょっとヲタクのにおいがきつすぎる、
みたいな・・・わかるでしょうか。
どのみち本読みながらニヤついてるなんてキモいんだけどね。実際の話。

で、読んだんですけど面白いですねー。初めしか読んでないのに!
京極堂と関口の会話が好き。
ちなみに私が小説で重点を置いて読んでるのは、
時代考証の一致だとか、つじつまがあってるかだとか、
推理小説における犯人探しだとか、そんな事は一切しません。
雰囲気、感情の流れ、登場人物の会話!
これに尽きます。物凄いひどい事いえば話破綻してても、
感情の流れが伝わってきて、会話が面白くて、
物凄い私の何かを動かす雰囲気があれば、それはもう面白い本なのです。
すごい惹かれる台詞が1つでもあった、
それならばもうその台詞はメモる事必至です。
好きな台詞はメモらないと損です。読み返したとき気持ちも蘇るし。
ああ、映画も見たくなった。
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