池上優游涵泳

「料理と散歩と仕事で海外」「ベトナム生活あらかると」改め、「池上優游涵泳」として日々を綴っています。

東京オリンピック卓球の団体戦代表選考

2020-01-10 17:35:38 | 雑感・日記

昨日、今日と天気がいいですね。

気温もまあまあ高いので、朝の散歩はともかく、昼の外出は一枚少ない上着と手袋で大丈夫でした。

ところで、以前、はねぴょん健康ポイントアプリで、12月前半の歩数が大田区3位であったことを書きました。

そのうち下がってくるだろうと予想しましたが、まだ結構上位に居座っています(苦)

ただ、やはり一日に10万歩とか歩く人が出てきたりして、順位は下がり気味です。

まあ、歩数よりもポイントを稼いで、3月の健康グッズ抽選に備えるべく、チェックポイント(公共施設や有名店など)を巡ったりしているのですが、

今日は、そのチェックポイント巡りがなければ気づかなかった、明神湯と言う銭湯を紹介します。

いや〜、味わいあります(感)

玄関の瓦の庇もいい感じですし、如何にも湯治場といった雰囲気、住宅街の路地にあり、急にタイムスリップしたかの感もあります。

入りに来たいと思うものの、ちょっと家から遠くて湯冷めするので、冬場は駄目ですね。。。

 

さて、過日、東京オリンピックの卓球の団体戦メンバーの発表がありました。

個人戦は世界ランクの上位2名ずつで、男子は張本、丹羽、女子は伊藤、石川が確定済みで、この代表がそのまま団体戦に出ますが、団体戦は、ダブルス1試合、シングルス4試合なので、もう1名ずつ選ばれました。

予想では、個人戦の代表を競っていた、水谷、平野が順当だろうと言われてしましたが、結果は、まさにその順当の選出でした。

 

が、私的にはちょっとこの順当さに疑問を感じていまして。

まあ、ランキングの高い順に3名ずつなので、文句や非難は聞こえていませんが、

個人戦が3枠あればその通りの選考でいいのですが、団体戦はそれでいいのか?と。

 

男子も女子も打倒中国、そして金メダルを目指しているはず。

シングルスが5試合であればともかく、ダブルスが1試合あることを、団体戦メンバー選出で優先的に考えるべきではないか。

(じっくり考えての結果だとは思うのですが、、、)

 

というのも、私は学生時代に剣道以外に、卓球もやっていて、その大昔からの現在に至るで、中国の強さは変わらないものの、

シングルスは飛び抜けているし、層も厚いのですが、ダブルスになると、結構、他の国の選手が割って入る感があります。

もちろんダブルスも強いのですが、これは強い二人が組んでいるから強いということで、

卓球だけでなく、テニスやバトミントンなどにもみられる、ダブルスに強い選手という訳でありません。

とすると、団体戦で3勝するために、まず必ず取らねばならない、といいますか取れる可能性が高いのはダブルス。

そして、シングルス4戦は2勝2敗。

ダブルスは第3試合なので、試合を決める、あるいは雰囲気を変える切所でもあります。

 

と考えると、3番目の代表はダブルスに強い選手。

では日本にいるのか、というといます。

女子は、早田。

男子は、吉村。

世界ランクはちょっと落ちますが、早田は伊藤と組んで圧倒的な強さです。

吉村も元々、丹波とペアを組んでいますし、石川と組んだミックスダブルスでは昨年のワールドカップ優勝、今年は準優勝。

 

団体戦では、1選手はシングルス2戦、2選手はダブルスとシングルス1戦ずつ戦うので、

早田も吉村も、シングルスで格上に当たる訳ではすが、

そもそも、男女ともに(女子の方の差が少ないものの)、中国選手は格上ですから、

まさかシングルス4戦で3勝挙げるよりは、分のあるダブルスで1勝挙げておく方が得策ですし、団体戦という試合展開でも有利に働くのではないでしょうか。

言い方は良くないのですが、取る試合と、取れなくても仕方ない試合を割り切るのが、団体戦で勝つためには必要かと。

(かく言う私うも、高校や大学の時、キャプテンとしてよく相手のエースの”当て馬”になってあげていました)

 

そして、そうなると女子は、右利き一人に、左利き二人、男子は、右利き二人に、左利き一人になります。

ダブルスでは左右のペアが断然有利で、右右はともかく、特に左左はむしろ不利です。

卓球は交互に打つので、左右のペアであれば、横に動くだけで済みますが、右右、左左は縦に入れ替わらなければなりません。

しかも、サービス(サーブ)は、台の右から対角線に出すものなので(テニスと違って、左からの対角線はない)

左利きはレシーブし易いものの、左利きのパートナーはその時、レシーバーの後ろに構えることになり、台が完全にオープンになり、レシーバーを越えて4球目を打たねばなりません。

右利きはレシーブが左利きよりはしにくいものの、レシーブした動きの延長で、パートナーの邪魔にならずに後ろに回り込み易いかと。

左右であれば、左利きがレシーブした時、右利きは邪魔なものがない万全の態勢で4球目を待てます。

 

では、私の選ぶ日本代表はどうなるかと言うと、

女子の方は、左の早田はダブルスのアドバンテージで選出しているので、右の伊藤と組んでダブルスに出場し、1勝。

早田のシングルスでの勝ちは厳しいものの、伊藤と石川の3戦から2勝と言うのは、あり得る形かと。

他方、男子は、右の張本は一番ランクが高く、シングルスで中国に勝てる(勝っている)のは張本だけ、とは言いませんが、ほぼ張本期待。

となると、張本がシングルスに2戦出るとして、ダブルスはこれまでも組んで来た左の丹羽と右の吉村。

張本のシングルス2勝、ダブルスの1勝が取れれば、これで3勝。

張本が1勝1敗としても、丹羽か吉村で1勝が、イメージできるかと。

(吉村も、世界ランクでは日本男子の4番手)

 

ところが、実際は、

女子は右の平野。

男子は左の水谷。

平野は2017年のアジア選手権で中国のトップ選手に準々決勝から3タテして優勝し、脚光を浴びましたが、

却って、中国の目を覚ましてしまった感があり(ミドルレンジで強打するより、ショートレンジで早いピッチで打つ選手を優先)

以降、勝てなくなっていますし、ダブルスはむしろ苦手に見えます。

しかし、エースの伊藤でシングルス2勝を期待するなら、石川と平野がダブルス。

左右のペアではあるものの、勝ち目は薄いのでは。。。

では、伊藤と石川をダブルスに出すか、と言うと、2017年のイメージから平野が中国選手に相性がいいと言われがちですが、近年は裏切られているので、まさかシングルス2戦はないでしょう。。。

伊藤がシングルス2勝、平野があわよく勝ってくれればが、協会の考えだったのかな。。。

それ以前に、(石川)佳純ちゃんには悪いけど、個人戦の選考で、平野が上回っていれば、団体戦の3人目は早田を選んで、

伊藤、平野、伊藤・早田のダブルス、早田、伊藤って組みたかったかも。

あるいは、平野が個人戦枠でいたとして、もう一人は、ダブルスではなく、シングルスで中国が嫌なタイプ。

カットマンの佐藤。

最近、リオ金メダルの丁寧に連勝しているし、ダブルスで中国のトップ選手と当たっている試合を見ても、ダブルスで不利なカットマンが結構勝っている。

対中国としては、伊藤、平野、佐藤というのもあったかも。

しかし、試合毎にメンバーを変えられる大会ならともかく、3人固定、しかも今の時期に、となると佐藤を選ぶのは勇気いるね。

ただ、試合毎に選手を変える幅が広いと、層の厚い中国戦で、丁寧に佐藤を当てると言うこともできなくなるから、仕方ない。

渋谷松下と同年で、カットマンだった私的には、佐藤さんは推したいんですけど)

 

そして、男子。

張本がシングルス2戦とすれば、ダブルスは水谷、丹羽の左コンビ。。。

記者会見では、左左を苦にしないと(言ってたと)協会の人が言っていましたが、

(本人達はやりにくいと、別の機会でコメントしていたし)

いやいや、何故わざわざ不利にする???

対中国だけでなく、ドイツや韓国にも危ないんじゃ、、、

張本くんに2勝を期待し、水谷か丹羽が1勝すれば、と言うのは、若い張本くん(16歳)にはプレッシャーが大き過ぎるのではないかな。

(張本くんが団体戦で負けて、流れを悪くしがちなのは、そういうのあるんじゃ)

 

これなら勝てると言うより、協会として無難なものを選んだかのような感じは否めない。

 

てなことを、選考結果を見て思いました。

(私の勝手な考えですので、意見が違っても怒らないでくださいね)

が、決まったことですから、この団体戦メンバーに期待し、応援しようと思います。

ではでは



コメントを投稿