朝の散歩で呑川を歩いていると、流れる水、川底がきれいだな、と思うことがままあります。
東急目黒線の緑ヶ丘駅近くの放流口から、第二京浜あたりまでは、割と流れが早く、川底も浅いので余計そのように思えます。
魚影はなく、鴨がたくさん、友禅染のごとく、上流に向かって口を開けて、流れてくる(餌になる)何かを食べています。
そこから下流へ、池上通りあたりまでは、川幅も広くなり、水かさも増し、鯉、亀が多く見られます。
更に、河口に向かっては、海水が上ってきて、水は濁って、ボラが大量にいます。
その上流の方の、川底がきれいなのは、下水が混じらず水がきれいなのと、流れが早いので水草、藻がつかないからかな?程度に考えていたのですが、今朝は、ちょうど、川底を洗浄している風景に出会いました。
定期的に、このような重機で磨いていたのですね。
とすると、これより下流は、川底が深くなるので、このような洗浄の仕方は無理ですね。
これを見て、学生時代にしていたフロア掃除のバイト(”かっぱぎ”と呼んでいた)と、ハノイの道路洗浄車を思い出しました。
バイトの方は、電動ブラシのついた器具で、ぎゃーっとタイル床を磨いていました。
もう30年くらい前の話ですが、一日7,000円くらい貰えたので、体力的にはしんどいものの、割のいいバイトでした。
ハノイの道路洗浄車については、
ハノイに仕事で行くようになった2006、7年あたりは、まだ本当に何もない街で、夜も9時を過ぎると、飲食店も閉まって、人も車も通らないような、首都とは思えない田舎っぽさでした(HCMCは全然違っていましたが)
当時も、現在も、ゴミは路上に投げ棄て放題で、大きなトロッコを押した清掃員が拾って回っるのですが、必然的に、道路は汚れまくり。
さらには、店先、家先で子供におしっこさせていましたし。。。
それを、夜になると、ごっつい道路洗浄車が出てきて、道路の両端を、水を撒きながら、巨大なブラシで、がーっと掃くのですよね。
掃かれた汚れは、汚した人の家に向かって、飛び散り自業自得ですが、
まあ、その音がうるさくて、ホテルで眠れませんでしたっけね。
赴任してからは、早朝からのクラクション含めて、すぐ慣れましたが(苦)
ちょっと意識が、思い出に飛んだ今朝の散歩でした。
松濤園とは「本門寺の旧本坊の奥庭として、桂離宮の建築と造園で名高い小堀遠州によって作られたものである。作庭に当たっては、この四千坪に広がる庭に遠州茶道の極意を具現し、渓流と池を回遊する名園とした。それはまた本坊客殿より渓谷美を俯瞰できるように作られたものであるといわれている。」ものです。
ここ暫く、iCloudの空きがなくなるというワーニングをAppleから受け取って、
iCloud上のの写真をMacのローカルディスクに落として、フォルダ分けしながら、日付、タイトルを付けていたのですが、
GWに撮影した「松濤園(しょうとうえん)」、松涛園と松濤園のどっちだったっけ?と、本門寺のホームページにアクセスしたところ、
たまたま、本日、9/5(木)から8(日)まで一般公開することを知りました。
毎年、GWに一般公開するのは、あちこちのWebサイトで見ているのですが、この時期にも一般公開されるとは知りませんでしたので、写真整理をしてラッキーでした(写真整理のうんちくは、別途ブログに書きます)。
週末に、奥さんとまた行くとは思うのですが、人が多いと情趣が失われるので(観光客が多いと嘆く、観光客の一人感覚)、平日の本日、公開直後にまずは一人で行ってきました。
本門寺の朗峰会館に付設の庭園で、
普段は、今半で食事をしないと見られなそうですし、庭園に立ち入ることもできないのですが、
一般公開時は、庭園を散策することができます(今半で食事する必要もなく、無料で)。
今半の窓際の席アングルから、全体を見渡して、
庭園をぐるっと散策します。
湧水だけで水を張っているので、園池は水がきれいです。
ここから水が出ていますが、湧き水はこんなには噴き出さないでしょうね。循環(濾過)しているのかな。
本日は、曇り空でしたが、明るかったので問題なし。
蒸し暑くもありましたが、夏が短かったので、むしろ残暑も惜しみたい気分です。
蝉の鳴き声がしますが、それ程うるさくも感じず、ツクツクボウシの鳴き声も混じり、晩夏の趣も漂います。
これは「西郷隆盛と勝海舟会見の碑」です。
今はありませんが、ここに建っていた四阿(あずまや)で、二人が江戸城明け渡しに関した会見をしたと伝えられています。
そういえば、勝海舟記念館の開館は、今週末、9/7(土)でしたね。
洗足池公園、商店街で色々イベントが開かれるようなので、あえて、そこは避けて、来週末以降に行こうと思います(苦)
(通院はしなくなりましたが、人が多いと相変わらずしんどいので)
園内、楓も多くありますが、紅葉の時期には一般公開しないのかな。。。
花は百日紅が少しだけ。そろそろお仕舞いですね。
以上、松濤園の散策でした。
9/8(日)まで一般公開(10:00−15:00)していますので、お近くの方は、心穏やかに晩夏の趣を感じられてはいかがでしょうか。
ではでは
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