「過ぎたるは及ばざるが如し」とはよく言われますが、
今この言葉の意味を噛み締めています。
というのは坐禅での座り方に関してのことです。
一般的にはあまり関心のあることではないと思いますが、私は
定年退職後はちょっと真剣に坐禅をやるようになりました。
それまでもほんとにたまに坐禅をやったりしていたのですが、定年退職後は
姿勢をしっかりしようとして結跏趺坐という座り方をやってみました。
この座り方については、YouTubeで見ていただければわかると思います。
足の上に反対の足をのせているのですが、若いときからやっていれば
慣れていて60すぎても問題はないのかもしれませんが、なんせ60を過ぎてから
真剣に坐禅を結跏趺坐で座ることをし、そしてそれをほぼ毎日一年以上続けました。
そしたらあるときから両膝の内側の関節あたりが痛くなってきました。
それでもそのうち治るだろうと思って無理して坐禅をするときは
結跏趺坐で座っていました。
そうしたら7月になってもう痛くて膝を曲げることがままならなくなってしまいました。
痛くなった原因はこれ以外にも考えられましたが、主なのはこれだと思います。
それで坐禅は止めませんでしたが、結跏趺坐で座ることは止めました。
椅子を使ってやることにして、それから症状は悪くはなっていないように
感じました。ということでちょっと様子見をしている状況です。
今回のことで何事も無理は禁物だし、特に歳をとってからは注意しないとなと
思った次第です。
「過ぎたるは及ばざるが如し」
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