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毎日が楽しい発見の旅

小さな幸せの発見、人との触れ合いに感謝して日々の心を呟いています。

帯締め入れ 房の管理ケース 「優舞美」 留袖について③

2010年12月02日 | 着物・着付け
おはようございます。
帯締め入れ 房の管理ケース 和の小物「優舞美」茶木ちさと でございます

留袖シリーズと言うことで今日も更新しております。
文章が少し長いのですが お許しくださいね。

日本文化いろは辞典より 

 留めた袖は我が子へ・・・
  黒留袖と色留袖の着用法は以下のように分けられます。

 黒留袖・・・黒留袖は格式が高いので結婚式や披露宴の時のみに着用します。
  結婚式でも仲人の奥さん・新郎新婦の親姉妹などの近親者に限られます。
  紋を5つ入れ、衿〔えり〕・裾が2枚に見える(比翼仕立て)ようにして着用します。


 色留袖・・・色留袖は黒留袖ほど決まった形ではなく、未婚・既婚を問わず着用できます。
  着用の場によって紋の数や、比翼仕立てにするかしないかなどが変わります。

  色留袖は留袖よりは気楽といえども格式が高く、
  場に合わせて着る事が難しいという印象を受けます。

  しかし、現在は余り堅苦しくならずに、
  家族や近親者へのまっすぐなお祝いの気持ちさえあればどのような場でも
  色留袖を着用することが可能になりつつあるようです。

この他に、女性が留袖にするために切り落とした振袖の袖は、保存しておき、
第1子が産まれた際に産着として着用させるという風習もありました


この様に 着物の歴史を紐解いてみると やはり いろいろな意味があり
日本の文化・・・奥が深いですね。

親から子へ そして孫へ・・・
ものを大切にする心が入っており 長く愛用する事が出来る着物!
ますます 着物大好きになりそうですね 

私も 母・義母・祖母の着物を今も愛用させて頂いていますが
着ていると なんともいえない愛が伝わってまいります

おしゃれを楽しみながら ご先祖さまに感謝していける着物って なんて素敵なのでしょう  

【優舞美】ホームページはこちらへ ⇒ http://www.yumaimi.com

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帯締め入れ 房の管理ケース 「優舞美」 留袖について②

2010年12月01日 | 着物・着付け
おはようございます。
帯締め入れ 房の管理ケース 和の小物「優舞美」 茶木ちさと でございます。
今日から 早いもので12月ですね   

今日も「留袖」について
日本文化いろは辞典から 

 普段着が最高格に:

江戸時代から、女性が18歳になった時や結婚した時には、
女性がそれまで着ていた振袖の袖を切って短くしたといわれ、
この風習が「留袖」と言われています。

このように、留袖は単なる風習として、既婚女性が普段着用する着物のことを指しました。

しかし19世紀の初め頃から、黒染めに5つの紋を入れ、裾のみに模様を配した着物を
既婚女性の式服(結婚式や謝恩会などの正式な場に着用する着物)とする習慣が民間に広まり、

以来この着物を主に留袖と呼ぶようになり、留袖は普段着から最も格の高い着物へと変化しました

改めて そうなのか!と ビックリ 

すべて 知らないことを知る喜びを感じながら更新しております。

しかし 何歳になっても 勉強できる喜び
知らないことを知る喜びを感じながら
「聞くは一時の恥 聞かぬは一生の恥」を心に

少しでもお役に立てる人生を送って参りたいと思っています 

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帯締め入れ 房の管理ケース 「優舞美」 留袖について

2010年11月30日 | 着物・着付け
おはようございます。
帯締め入れ 房の管理ケース 和の小物「優舞美」 茶木ちさと でございます

先日の 着付け教室終了式でデモンストレーションを皆様の前でさせて頂いております時に
先生より いろいろな留袖についてのお話がありました。

しかし 私は
必死で 汗だくで鏡なしでの留袖の着付に挑戦していたため お話が頭の上を素通り・・・

と言うことで 「留袖」について ちょっと調べてみました



着付け教室の先生が作られた紙人形・振袖の後姿です。 



・・・日本文化いろは辞典より・・・

留袖   読み方:とめそで

既婚女性の着用する中では、最も格式の高い着物で、振袖の袖を落としたものを留袖とよびます

全体が黒のものを黒留袖、色で染めてあるものを色留袖と言い、身内の結婚式に出席する際などに着用します。
黒留袖は既婚者のみの着用になりますが、色留袖は未婚者でも着用できます。

娘が女性へ、女性が妻へ
留袖の特徴は左右の裾〔すそ〕の部分(褄〔つま〕)にのみ模様を配していること、
袖の振りが小さいことです。

この2つが、振袖とは大きく異なる点です

未婚女性の場合は好きな相手がいると振袖を着て愛情表現をしましたが、
結婚するとその必要がなくなるので袖を留めます

留袖をする、ということは娘が女性へ、女性が妻へと成長した事を表す面白い風習です
袖を落とす際に切るという言葉を使うと「縁を切る」という意味に繋がるため、
「袖を留める」「留袖」と言います。

黒留袖には背中、前の左右、袖の左右の5つに家紋が入っています(五ツ紋)。
この紋が5つ入った留袖は主に、身内の結婚式やお宮参りなどに着用されます。
着用する場面に応じて紋の数や着物と下襲〔したがさね〕(上衣の下に着る着物)の組み合わせ方が変化します。


何となくはそうかしらとは思っていたものの 新たに調べてみると
「知ること」って 本当にたのしいですね

着付け教室の先生から聞かせていただくお話はとても勉強になり
日本文化の奥深さ すばらしさをますます感じさせて頂いております

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帯締め入れ 房の管理ケース 「優舞美」 着付け教室終了式

2010年11月29日 | 着物・着付け
おはようございます。
帯締め入れ 房の管理ケース 和の小物 茶木ちさと でございます。

昨日は お天気に恵まれ 無事着付け教室上級終了式を終えることが出来ました
先生・生徒合わせて 100名近い和服姿!!

お一人 お一人の着物・帯・小物のコーディネートのステキな事・・・
誰一人 同じと言うものが無く とっても華やかで 
着物姿の素晴らしさ 醍醐味を感じた一時でもありました

修了式では 一人一人前に出て 終了証書を頂き その所作そのものも勉強との事でしたが

皆さまの着物姿を見ているだけでも なんともいえない日本文化のすばらしさを感じ
ますます 着物が大好きななってまいりました

式終了後 懇親会があり 
生徒によるデモンストレーションと言う紹介の元
皆鏡なしの留袖の着付けのデモンストレーション!!

間違える事無く無事終了し ホッとさせて頂きました。
スムーズに手が動き 皆さんと合わせて着付けをすることが出来 皆様から拍手喝采

先生の“自分の為になるからと言う”お言葉で デモンストレーションお引き受けしましたが
やはり させて頂いて良かったな~と 思った私です

着付け教室の部長様から このようなお言葉を頂きました。
“遠くから見ていても 着物が体から離れているかどうかで 初級・中級・上級と 見ていて はっきりと分かります”と・・・ 

又 “終了式までが 授業の一環です。乗り物に乗り降りする時  
お食事をする時 立ち振る舞い等すべてが終了式に含まれています”と・・・

 着付けも お出掛けも 回数を重ねるごとに自然に身につき 素晴らしくなっていくのでしょうね。

改めて 日本の文化のすばらしさを感じさせて頂きました昨日でした


今日の写真は お出掛け前に 鏡なしで着ました留袖姿の写真です。
(我が家のルーフバルコニーにて撮りました) 


帯の形も「こ」の字に結ぶ事ができました。


紋の位置も 真ん中に!ずれる事無くできました。


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帯締め入れ 房の管理ケース 「優舞美」 お太鼓の形②

2010年11月28日 | 着物・着付け
おはようございます。
帯締め入れ 房の管理 和の小物「優舞美」茶木ちさと でございます

着物姿で 前は襟元! 後姿は やはり帯が目に付きますよね。
だから お太鼓の大きさって大事!!

その人の体型にあった帯の大きさがあり 大きすぎても 小さすぎてもおかしい・・・
すべて バランスが大切・・・

今日は お太鼓の大きさについて 私自身着付をする際に
気をつけるようにしているポイントについて書いております。

①上の「こ」の字を作った後は 必ず 帯の下に出来た遊びの部分を綺麗に広げる事!
 この動作を忘れないようにすると綺麗に帯が結べます

それから 下の「こ」の字を作る時に・・・ 

②仮紐を使ってお太鼓を作りますが お太鼓の帯の長さの調節は
 胴体に巻きつけた帯幅分のところに仮紐を当てて帯の長さを調節し  
 体にフィットさせつつ帯を折り曲げる・・・

 垂れは人差し指の長さで測ります。

この様にすると 素敵なお太鼓になります。
これも 練習を重ねていくと 体が覚えてくれるようです。

言葉での説明 難しいのですが
この 小さな小さなところへの心配り 
その気配り・ポイントが 最終的にはバランスを生み出し 素敵な着付けになるようです。

先生より一言 一言注意していただいた事が今ではとってもありがたく 
先生とのご縁に改めて感謝している私です 

きょうは とっても穏やかな晴れの日 
習い事着付け教室終了式の日です。

鏡なしでの留袖の着付けのデモンストレーションの本番の日。
感謝の気持ちで頑張ってまいりたいと思いま~す 

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