毎日が楽しい発見の旅

小さな幸せの発見、人との触れ合いに感謝して日々の心を呟いています。

帯締め入れ 房の管理ケース 「優舞美」 留袖について

2010年11月30日 | 着物・着付け
おはようございます。
帯締め入れ 房の管理ケース 和の小物「優舞美」 茶木ちさと でございます

先日の 着付け教室終了式でデモンストレーションを皆様の前でさせて頂いております時に
先生より いろいろな留袖についてのお話がありました。

しかし 私は
必死で 汗だくで鏡なしでの留袖の着付に挑戦していたため お話が頭の上を素通り・・・

と言うことで 「留袖」について ちょっと調べてみました



着付け教室の先生が作られた紙人形・振袖の後姿です。 



・・・日本文化いろは辞典より・・・

留袖   読み方:とめそで

既婚女性の着用する中では、最も格式の高い着物で、振袖の袖を落としたものを留袖とよびます

全体が黒のものを黒留袖、色で染めてあるものを色留袖と言い、身内の結婚式に出席する際などに着用します。
黒留袖は既婚者のみの着用になりますが、色留袖は未婚者でも着用できます。

娘が女性へ、女性が妻へ
留袖の特徴は左右の裾〔すそ〕の部分(褄〔つま〕)にのみ模様を配していること、
袖の振りが小さいことです。

この2つが、振袖とは大きく異なる点です

未婚女性の場合は好きな相手がいると振袖を着て愛情表現をしましたが、
結婚するとその必要がなくなるので袖を留めます

留袖をする、ということは娘が女性へ、女性が妻へと成長した事を表す面白い風習です
袖を落とす際に切るという言葉を使うと「縁を切る」という意味に繋がるため、
「袖を留める」「留袖」と言います。

黒留袖には背中、前の左右、袖の左右の5つに家紋が入っています(五ツ紋)。
この紋が5つ入った留袖は主に、身内の結婚式やお宮参りなどに着用されます。
着用する場面に応じて紋の数や着物と下襲〔したがさね〕(上衣の下に着る着物)の組み合わせ方が変化します。


何となくはそうかしらとは思っていたものの 新たに調べてみると
「知ること」って 本当にたのしいですね

着付け教室の先生から聞かせていただくお話はとても勉強になり
日本文化の奥深さ すばらしさをますます感じさせて頂いております

【優舞美】ホームページはこちらへ ⇒ http://www.yumaimi.com

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