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栃木発「ちゃりあん」ブログ

「知らない」ことを「もっと知りたい」に変えるチカラ。
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佐久山もみじまつり 2014! (大田原市・御殿山公園) 11月24日 

2014年11月27日 21時28分04秒 | 紅葉
僕と相方さんにとっては

那須塩原市の大山公園の紅葉が一番のお気に入りであるが


地元の人間として

押さえておきたい場所がある。


それが


大田原市佐久山にある、御殿山公園である。


ここには


毎年、1回か2回出向くことになっていて

実は

前週の11月16日に

「ライトアップ」を目がけて訪問したのだが

あまりの寒さに断念。


紅葉の経過観察をした結果


次週(11月24日)に出向いても支障なし、と判断。


今年最初で最後の「御殿山公園」を歩くことにしたのである。



御殿山公園という名称であるがゆえに


ここが「佐久山城址」であることを知らない人は多い。


現在、その遺構を確認できるのは「土塁」のみ。


歴史好きや城めぐりをされる方なら


その地形や「御殿山」という名称で「城跡?」と推測できるかもしれない。



僕らは歴史好きではないので

そのあたりの知識はないけれども


この御殿山公園の紅葉の特徴は


高知県から送られてきた「土佐楓」というモミジ種と


「山城」ならではの紅葉の風景にある。



大山公園とは明らかに異なる紅葉を


ここでは楽しむことができるのである。






イベントが開催されると必ず駐車待ちの渋滞ができる、小さな駐車場から歩く。





終盤、という表現をされる方もいるが


ハダカになった落葉済みの樹は


カエデではない樹であるものがほとんど。


まだまだ


この感じでは終盤とは感じられない。


僕らにとっては


この日、この時が


ベストな時、なのだ。





昨年は1週間早く訪れたため


比較にならないが


落葉し、乾燥した枯葉が目立つ。





少しだけモミジのじゅうたん。





ここの色づきは「紅」が多い。





キイロは黄土色に近い。





水無の沢にかかる橋のそばの樹では


多くの果実を見つけることができます。





ヨコをちら見。





定点観察をしていないので断定はできないが


大山公園よりも早く紅葉が進行する御殿山公園にあって


いまだに青葉が目立つというのは


今年の色づきは「遅い」と言わざるを得ない。


それは


秋口の温暖な気候が影響している。





ぼたん園の坂下の紅。





1本だけ紅葉が目立つ樹は撮影する人も多い。





ここでも二層の色づきを見ることができました。


ミドリとシソみたいな色(笑)





ここから紅に変わってゆきます。





てっぺん近くにある案内板。





土塁の上を歩く。


ほとんど桜の樹が植えられているためハダカの樹が多く


ここを紅葉の時期に歩く人は少ないが


小さなお子さんでも手にとってカエデの葉を愛でることができるのがココ!


地面に葉がくっつきそうです。




葉の密度が濃いならば


このような隠れ青葉に出会えることが多い。





西側の土塁の奥では


陽のあたりが少なく


紅葉もこれから。


※もともと紅葉する樹は少ないです。





展望台の跡。


※ 大田原城址・龍城公園も展望台がありましたがすでに撤去されています






陽に浴びて。






土佐楓は気候が合わないのであろうか、


病気になっている葉がやたらと多い。





ここの紅葉の持続期間は樹によってことなりますが、約2週間。


標高が低いため、


山紅葉でありながら、里紅葉の特徴を持っている。





前週であれば


もっと葉の密度が濃いのはいうまでもない。


けれども


これが


僕らの見たベストな風景。





ライトアップではわからない色の違いを昼間の目線で。。。





天頂部付近は


病気による樹の伐採が行われていた。





いつもなら虹色に見える落葉も


今年のこの時期は似た色が多く目立つ。






佐久山の紅葉は


脇から先にてっぺんまで上り


そこから正面の坂を下ってゆくのがおススメ。





樹の幹がまっすぐでないのは地形が関係しています。


そんな幹の形も


見ていて発見があります。





うっすらと虹葉。


これが今回の限界。





だんだん坂を下ります。





北側の佐久山小学校体育館裏は


イチョウの落葉で黄色いじゅうたんが完成していました。






イチョウの樹はハダカになっていて


黄色いじゅうたんの上に


紅葉のカエデという面白い図式。





階段は掃除がされているのか、落葉がありませんでした。





推定樹齢190年といわれるイロハカエデの樹の1本が


倒木による危険回避のため伐採されました。





その年輪の跡です。





ベンチでは


ご夫婦が休憩をされていました。


僕らも


じっくり時間をかけて


歩きながら


御殿山公園の紅葉を眺めます。





いくつもの樹が重なり合って


山を紅くさせます。


佐久山街道中からは見ることができません。


ここに歩いて来なくては


見ることはできません。



そこが


隠れ家的で落ち着ける理由なのかもしれません。





冬芽が伸び


密かに冬支度進行中。





今週末はどんな風景が見られるのでしょうか。





相方さんが見つけたもの・・・


それは・・・





自然のチカラ。





三色葉。





落葉前の枯葉。


来年は紅葉までなれるかな?






最下段からのちら見。





このエリアは今週中に落葉。





最後は

すれ違ったワンちゃん2組のうちの1組さんと。



・・・


実は


御殿山公園の紅葉はライトアップが有名です。


訪れた前夜に


僕らも


訪れてきました。


その模様は


また


明日に。

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