も う ん た い ん 。

1/1を見るのも面白いけど、1/10でやるのもかなり面白いんです。RCレースの楽しさを発信するブログ。

DF-02記録簿 第012回

2005-06-09 20:22:58 | RC記録簿(DF-02編)
-前回走行を終えてのインプレッション-
<第 11 回> 2005_0604


 再びコースレイアウトに変更アリ。前回2連ヘアピンとなっていたポイントがヘアピンと短いストレートの組み合わせに。イージーになった分楽にアプローチ出来るのは悪くないが、この2連ヘアピンはまだ攻略しきれていない感があったので、その点では少々残念でもあった。

 元々予報で夕方には雨になると出ており、16時前にはいつ降り始めてもおかしくない曇天模様に。いつもより2時間ほど早い撤退で走行は10パック程度にとどまった。岐路の車中でたちまち豪雨となり、さらにはひょうにまで見舞われてあわや立ち往生。物凄い音でボディを叩きつけてくるのにかなり面食らってしまった。

 今回は走行前のメンテナンス事項も含めながらのレポートをお届けする。


● §001 パ ワ ー ユ ニ ッ ト ●


 前回同様搭載モーターは終始TZ。既に20パック程同じブラシを使用しており、減っている方は長さが2/3になっていたのだが、メンテでは交換はせずクリーニングだけを行った。前々からブラシの磨耗に偏りのある点が気になっていたので、その原因を突き止めるべくブラシを入れ替えて装着する。ちびたブラシを使い続けることに抵抗はあったが、TZはこの日も終始力強く回ってくれたのでまずは安心。この日の走行を終えてブラシを見てみると、果たして磨耗差は縮まっていた。と言うことはつまり、私の持つTZではブラシをより多く減らす側が決まっている…と考えていいだろう。今回のように扱えば、うまくブラシの交換を遅らせる事が出来そうなのは収穫かもしれない。

 ギア比について。今回よりスパーをキット標準の70Tに戻した。ピニオンは19枚のままなので、減速比もキット標準の9.52:1。友人T、友人Wの集めた情報を総合したところ、どうもオフロードでは10~11:1程度で繋ぐのが正解らしい。しかも巻き数の少ない、いわゆるハイパワーモーターであるほどローギアード化は顕著になる様子。実車の場合、ハイパワーエンジンにはハイギアードのミッションが与えられるので違和感があるが、そうは行かないのがモーターなのだろう。さてそうなると私のアンプの発熱も、やはりギア比に問題があるとはっきりするわけで今回の交換となった。結果的にはわずかではあるものの、加熱を抑えることが出来たように思う。まだ暑さは本番ではないので、夏が終わるまでは決して油断は出来ない。より小さなピニオンを用意する必要を感じた。



● §002 タ イ ヤ & 足 回 り ●


 この前の走行でフロントに履かせたYOKOMOのウルトラミニピン(TF-390Y)、ピンスパイク(TF-320Y)はどちらもあっという間にハゲタカ。正確にはピンスパイクの方はまだ使えない事もないが、それでも耐久性はお世辞にも合格点に達しているとは言えない。そこで次なる刺客として、京商のHピンミディアム(W5631M)を用意した。TAMIYAスパイク並みの値段で手に入るこのタイヤには、正直あまり期待していなかったのだが…ところがどっこい。グリップ力は悪くないし、10パックの走行後でも山がキッチリ残っているではないか。見た感じではまだ2~3日の走行には持ち応えてくれそうな雰囲気だ。リアは前回から着用のYOKOMO ウルトラX(TR-37Y)が好調なので、夏場はこの組み合わせをメインにしようと思う。

 次に足回りだが、久し振りにタミヤユニバのイモネジが緩んだ。もう何ヶ月も問題がなかったので最近はすっかり気にしていなかったが、毎走行後の点検で支持棒が飛び出ているのを発見。リアはタイヤとアームを外さなければアクセスできないのが面倒だ。また緩みグセがつくのではないかとイヤな感じであったが、締め直した後はずっと快調に走り続けることが出来た。



● §003 テ ク ニ カ ル ●


 今回の走行ではっきりと認識出来たのが『ギャップ』の難しさ。これまでは運良く足を取られなかったギャップに何回か弾かれて派手にスピンしてしまい、その後も自分のマシンの挙動を良く見ていると、毎周回必ず姿勢を乱される地点が実は結構あることにやっと気付いた。私のように23Tモーターを搭載している場合、そこにギャップが『ある』という認識さえあればそれほど危険ではない。だが友人TのDF-02を借りたとき、私のマシンではまだイージーであったポイントの全てが、もはや『ギャップ』を超えて『ジャンプ台』と見なしていい程に、ナーバスなアプローチを要求されることに驚いた。友人T車は桁違いに強力な11Tのモーターを積んでいる。そのトップスピードの違いゆえ、より小さなギャップでも車体が浮いてしまう…一瞬の制御不能ポイントが増える、あるいは長くなると言う事だ。トリガーを少し引いただけでグイグイと前に出る感覚も怖かったが、文字通り地に足の着いた感じがしない操作フィールが衝撃的だった。そしてこれ程の暴れ馬ぶりであるにもかかわらず、我慢のスロットルワークで比較的安定した走りが出来る友人Tに、私は正直少し感心してしまった…。そんな私はと言えば、こんなにパワーのあるモーターはまだ当分は御免である。TZでならかなり攻め込んでも、引っくり返ったりせずに周回を重ねられるようになってきたので、そろそろもう少し刺激の強いモーターが欲しい所ではあるのだが、18~20Tあたりで手ごろなものはないものか…。



 次回はサーキット主催の公式戦に出場の予定。初めて本格的なレースへ参戦するので、レポートの方もお楽しみに。


                                               
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 守るに値しない | トップ | 雑多のもうんたいん。010 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

RC記録簿(DF-02編)」カテゴリの最新記事