以下は、2009年3月 カナダのトロント大学によって発表された 世界の都市別域内総生産の値です。
1. 東京-川崎-横浜(日本) 2. ニューヨーク-フィラデルフィア-ニューアーク(米)3. 京都-大阪-神戸(日本) 4. ロサンゼルス(米) 5. 名古屋(日本) 6. シカゴ-ミルウォーキー(米) 7. ロンドン(英) 8. アントウェルペン-ヘント-ブリュッセル-リール-リエージュ (ベルギー・仏) 9. ボン-ドルトムント-デュイスブルク-ケルン(独) 10. ワシントンD.C.-ボルチモア(米)11. パリ 12. ボストン 13. ソウル-仁川 14. サンノゼ 15. リーズ-シェフィールド-バーミンガム 16. ダラス 17. 広州-香港-マカオ 18. アムステルダム-ロッテルダム-デン・ハーグ 19. ミラノ 20. ヒューストン
この結果を見れば、いかに ニューヨークやLAへ憧れる風潮があろうとも、日本の関東圏は、事実上世界ぶっちぎりのナンバーワンであり、関西・中部も 指折りの大都市であることがわかりますよね。それと同時に、日本人は日本のことを勘違いしていて、いかにイメージだけで自分たちより生産性が劣る欧米に目を向けてすぎているかがご理解いただけるでしょう。とくに 東京はニューヨークなど比べ物にならないくらいの実力を持った 世界一エキサイティングな街であり、もし ここでビジネスを起こせないのであれば、いくら英語などを習得して海外で身を立てようとしても難しい! そんな気さえしてきます。
では 東京および日本のどこがすごいのか? それはこれだけ未就労人口が多いにもかかわらず、全員が食べているだけの分配制度が奇跡的に機能しているという一点に尽きるのではないでしょうか。それゆえ犯罪が少なくて治安もよいのですが・・もし上記の分配ができなくなれば、すべては崩れ去り、他の国と何も変わらなくなってしまうことも予測できます。まさに 戦後からの日本はジャパンドリーム! 今でも世界中の経済講義で最初に習うことも多い、経済立国の典型モデルと言えるかもしれません。