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常識を変えよう! Change commonsense

常識が変われば 世界はもっと広がる

iPS研究の成果とリセットの重要性

2013年06月10日 | 日記

人間の進化・発展の歴史において、リセット機能ほど重要な位置を占めるものはないように思います。そしてまた、このリセットは 日常生活のみならず、仕事などのあらゆる人間活動において その能力を飛躍的にアップさせる秘訣ともなりえるのではないでしょうか。

書籍やWebサイトには 過去の優秀な人物の言葉がたくさん紹介されていますが、その中からいくつか取り上げても「キャリアとは ある時期で定期的にリセットされるべきものだ」とか「物事は毎日、今日が最後の日と思って決定しなければならない」などの記述があり、これらはすべて リセットを目算して語られた教訓だと容易に読み取れるはずです。

では、なぜ人間にとって そんなにリセットが重要なのでしょう?  残念ながら、現在のところ その科学的根拠を証明できるものはありません。しかし iPS研究の成果は、やがて これらを物理的に立証してしまう気がするのですね。人はよく「最近、物忘れがひどくなった」とか「若くなりたい・活力がほしい」とおっしゃいますが、では そのような記憶力・習得力・修復力・活力などは いつが最盛期なんでしょう? もちろん子供の時、もしくは若い頃でしょう。ならば、すべてにおいて リセットがキーワードとなるのは明白。リセットとは 初期化であり 逆再生機能そのものなのですから。

また 成人以降の病は ほぼ免疫低下によるものとされていますが、その免疫機能を取り戻すカギも、最近の「人間のiPS細胞(人工多能性幹細胞)から 血液のもとになる『造血幹細胞』を作り出す マウス実験の成功」によって明示された気がしますよ。

ただ ここで問題となってくるのは「変化せずにリセットって可能か?」といった点でしょう。たいていの場合、人は現状維持を求めます。しかし変化しないのは まさしく既存の継続・存続であり、ずっと同じ行為を続けているということでもあるわけです。つまり、維持とはリセットしない事であり、免疫力を低下させ、活力を失わるものとも受け取れる次第です。

ならば、この ある意味矛盾した現実を私たちはどう受け取れば良いのでしょう。それでもなお 変化を求めずにいられるのでしょうか。iPSの成果から導き出される答えはすべて、活力の元はリセット・変化にあるということを示めそうとしています。