goo blog サービス終了のお知らせ 

常識を変えよう! Change commonsense

常識が変われば 世界はもっと広がる

インテル(Intel)の3D半導体技術

2018年12月22日 | 日記

最近は 国際ニュース・新技術のニュースが目白押しで・・ソースを一つずつ拾いながら、新たな考察を繰り返すにも なかなか骨が折れる毎日が続いてますが、なかでも この度、インテル(Intel)が発表した 3Dパッケージング技術「Foveros」は特筆ものと言えるでしょう。

なぜなら「CPU・GPU・AIチップなどの回路を垂直方向に増やすことを可能にした この技術は、まるでオモチャのプロックのように機能を積み重ねていける。」つまり チップ設計の常識を根底から覆す可能性を秘めてるわけですから。

もちろん、私もあまり この分野に詳しい人ではありませんから「何の使い道があるの?」と訊かれると困るのですが、やっぱり想像は掻き立てられますよね。従来からダボス会議でも示唆されたとおり、技術の洪水 テッピングポイントの2020年を迎えるにあたり「いったい どんな技術が? いかなる世の中になるの?」との 少しの不安と大きな期待は隠せないからです。

上記のような「空飛ぶ車=スカイカー! の実用化を2023年に導入」と政府が決めたり(タクシー・バス・電車・運搬会社などはどうなる?)理化学研究所が「髪の生える技術を2020年に市場投入」との発表があったり(アデランスやリーブ21ってどうするの?)とか・・色々興味は尽きません。だから、おそらく この3D半導体に関しても “量子コンピューター” が、じつは完成してるからかも? なんて勘ぐらずにはいられない次第です。

そのレベルはいかほどか? はわかりませんが、もしも この量子PCが想像してたとおりのものならば、実用化された数年後には 今あるすべての仕事・研究なんかが消滅して、今とは全く異なる世界が目の前に広がる可能性だって出てきます。昨今のニュースを見るにつけ、もう そんなSF映画のような未来も 目の前かも? と感じずにはいられません。

PCの登場をみてもおわかりのとおり、いつの時代も技術の進化のみが 大幅なインフラや世情の変化を生み出してきたのは歴史上の事実。さて、明日はどんなニュースが? そして ティピングポイント前年の来年はどんな事が起こるのか? 何だか楽しみになってきた今日この頃です。 


ロボットはもう人間みたいです

2018年11月27日 | 日記

米Boston Dynamics社の2足歩行ロボットの進化があまりに早く「まるで人間みたい」と話題です。

この会社、現在はソフトバンク傘下だそうですが・・ご興味のある方は是非ご覧になってください。ちょっと気味が悪いかもしれませんが。

 


知られざる親日国と日本の天才建築家

2018年09月17日 | 日記

世界にはたくさんの親日国があるのをご存知でしょうか。マレーシアと接する東南アジアの国 ブルネイ(ブルネイ・ダルサラーム国)もその一つです。

昭和17年に 陸軍司政官として、当時の統治国ブルネイの知事となった 木村強氏は「生産力向上のため もっと圧力を強めて 現地人を奴隷化した厳しい統治をしろ」と 本国から再三にわたる通達を受けていたにも関わらず「私は日本人。けして奴隷化などしない。むしろ子や孫の世代にまでつながる協力関係を構築すべき。」と譲らなかったそうです。

それどころか 奥地まで電気を通すなど、インフラ整備を充実させては 現地の方のために尽くされた。木村氏の任期はわずか一年だったにもかかわらず、くしくも当時の秘書が、後の国王となる人物だった事もあり・・その崇高な姿勢は現在まで語り継がれる事となります。

このように “戦争中における 日本人の高潔な姿勢へ由来する親日国” は、インド・台湾の他にも とくにASEAN諸国にはとても多いのですが・・こういった事は 学校では一切習いませんし、あまり報道もされないのが現状でしょう。

また、よく言われるような アニメなどの文化的・経済的要素だけでなく・・日本の建築家の素晴らしさにも 親日国の多さが由来してる! そんな事実もほとんど知られておりません。

マケドニアの首都 スコピエを、地震災害による壊滅から救った 建築家 丹下健三氏は、イタリア・米国・ネパール・アルジェリア・サウジアラビア・イラン・シリア・ヨルダン・シンガポール・・マレーシア・台湾・ベトナム・フィリピンなど 多くの国の都市開発を手掛けています。

そして その功績は、まさに彼の門下生で天才だった 黒川紀章氏へ受け継がれるわけですが【下記動画】 彼が全てを設計した “カザフスタンの首都アスタナ” の現在の様子をご覧いただければ その素晴らしさも きっと実感されるのではないでしょうか。

海外へ出てみると、相手国の方のほうが 日本人の功績をよくご存知で、日本人の事を日本人だけが知らない! なんてケースも多々あります。そんなことにならないよう、海外から見た日本! このような視点でもこの国の事をよく見ておきたいものです。


エルトゥールル号遭難事件〜真心とは?

2018年08月29日 | 日記

真心とは「他人のために尽くそうとする 純粋な気持ち。偽り・飾り・私利私欲のない誠意。」を意味しますが、トルコと日本には、まさしく そんな真心を感じさせるエピソードが残っています。

現在のトルコ・・当時のオスマン帝国軍艦 エルトゥールル号の遭難事件は1890年に起こりました。紀伊大島に連なる岩礁に激突し、座礁したエルトゥールル号は、機関部へ浸水して水蒸気爆発を起こし沈没。600名以上が海へ投げ出されたのですが、これを知った 現在の和歌山県 串本町の人々は 総出で救助と生存者の介抱へあたったとされています。

けれど 当時の住民の皆さんは、台風により出漁できず、食料の蓄えもわずか! という状況。とても彼らを介護できる環境ではありませんでした。にも関わらず、浴衣などの衣類や卵・サツマイモ。それに非常用の鶏すら供出するなど、生存者たちの救護に誠心誠意努めたそうです。

その結果、お寺や学校・灯台などに収容された69名が命を取り留めたわけで、その後、ドイツの軍艦で負傷者は設備の整った神戸の病院へ搬送。翌年 生存者は、日本海軍の軍艦2隻によって オスマン帝国の首都・イスタンブールまで送り届けられたとのことですが・・それでお話は終わりではないのですね。

1985年のイラン・イラク戦争で イラクのフセイン大統領が期限付き無差別攻撃を予告。各国は期限までに イラン在住の国民を軍用機や旅客機で救出したものの、日本だけは『自衛隊機の海外派遣不可の原則』により これを断念。さらに JALも「航行の安全が保証されないなら臨時便は出さない」と宣言したものですから、これにより日本は 在イラン邦人を救出できない状況へ陥ってしまいます。

そこで 日本大使がトルコ大使へ この窮状を訴えると「ただちに本国から救援機を派遣させましょう。トルコ人なら誰もが エルトゥールル号の遭難の際に受けた恩義を知っています。」との返答・・即時、対応していただき、トルコ政府は 救援のための旅客機を増やして 215名の日本人はこれに分乗。その結果、全員トルコ経由で 無事 日本へ帰国できた! という次第です。

最近は この二つの物語は、愛知県の学校入試問題になったり、自由社と育鵬社が出版する中学校の教科書にも記載されてるらしいのですが、このような美しい物語を語り継ぐためにも、これを題材にした映画『海難1890』は、是非とも全国の小中高授業の一環として上映してほしいものの一つと言えます。


天才少年の今は?

2018年06月06日 | 日記

IQがとんでもなく高い子供達。「末は博士か? 大臣か? と持てはやされた神童たちは 今どうなってるのか?」 そんな記事があったので 興味深く拝見しました。

●高校2年生で相対性理論を理解。日本初の“飛び級”で、ある大学の工学部へ入学した方は、現在 トラック運転手。●司法試験一次を史上最年少の中学3年生で合格した方も、IT会社を起業! 解散! ●6歳の幼稚園児が書いた童話が SF童話大賞を受賞! と騒がれた方は 現在 弁護士。●日本漢字能力検定1級に小学5年生で合格した方は、現在 新聞記者。

と・・ある意味、普通の暮らしをしていらっしゃる。これを見ても、やはり 人生はそれぞれで・・周囲の期待へ答えるより 好き事をするのが一番かも! と感じてしまいますが、同時に あまり “学生時代の学力と仕事との相対関係はない” ようにも見受けられます。

ならば、社会人の能力とは? 仕事の遂行能力とは? いったい どんなものなのでしょう。試験で資格・昇進・立場などが決まる 公務員や“士”のつく職業といった特別なものを除けば・・机上と現実との差が大きく関係してるのでは?

筆者も いろんな資格を取得してますが・・たとえば 医療関係の資格だけで 患者さんのお役に立てるか? といえば、まったく自信もないし、できる気もしないのが実情。なので・・若い頃に取った資格で、本来 付くべき職種には就いてないんです。(大学まで行かせてくれた 親には本当に悪い事をしてますね)

けれど、こうも思うのです。学生がリアルな現実を知り 体験できる場所ってどこにあるのか? と・・キッザニアの職業体験とか、アルバイトや留学なんてものじゃなく、真の医療とは? 職業とは? 経済とは? 社会とは? これらを余すところなく 彼らが趣旨選択する目的で 必要なものを必要なだけ提供できる場や機会の事を申し上げてるのですが・・

もし、これらが無い! としたら、彼らは いかに将来設計をし、就職先や職種を決めてるのか? 当然、ネットの情報や周囲の大人・環境・勧めなどに、自身のイメージとなるのでしょうが、それらは皆、あまりリアルなものではない気がします。

どれだけ情報社会になろうと、いくら多様性の世の中と称されても、リアルに優るものなし! やってみる事の大切さや 社会経験を通じた人生実験を重ねる事など、自分でやらなきゃ仕方ない、身にもつかないものばかり。これが 学歴・地位・資産・立場・肩書き 偏重社会の実態かもしれませんが、私たち大人が 少しでも 彼らに現実を知り経験してもらうチャンスを提供してゆく! そんな社会になればいいなぁ。と常々考えてる次第です。