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常識を変えよう! Change commonsense

常識が変われば 世界はもっと広がる

若者に必要なのは30年後の未来

2018年05月15日 | 日記

科学の世界では、30年後を目指して! は当たり前の話で・・物事を成すための一つの基準ともされてるそうですよ。だとしたら 昨今、話題の自動運転車や人工知能・ioTなんかも「私たちはまったく知らなくても、科学者の間では もはや30年前から当たり前のもの」だったかもしれませんね。

では、若者に対して 私たち大人は何を示したら良いのでしょう? もちろん 彼らは、20年・30年後に壮年期を迎えるわけですから、私たちの考える〈今〉じゃないことだけは確か! でしょう。つまり 私たちの知ってる 経済・医療のみならず、人生観とか生き方。ましてや「こうあるべき」なんて話は参考程度にとどめ、もっと彼らにとって【私たちの思う世界観とは異なる リアルな未来】を提示してあげねばならないのは 当たり前の話に思われます。

であるならば、学校教育のみでいいのか? 親が先行きを決めて良いのか? まわりの友人だけで本当に満たされるのか? それだけでは足りない気がします。もっと大きな側面から、また 多様な見地から・・未来! というものを 彼らがつかみ取れるよう、様々な事象を 視点を変えて伝える必要があるかもしれませんね。

とくに 医学は医学で! 建築は建築で! ビジネスは経済で! なんて思想へとらわれることなく、むしろ 医学へ建築や経済は応用できないか? 人の健康へあたるなら、とにかく何でも使えるものは使う! 過去も現在も未来も加味しながら、とにかく成果・効能・結果をあげるためには どんなものも取り入れる! こんな姿勢こそが大切になってくるのでしょう。

これからは専門家・専門職が消えゆく世界! と言われます。ならば 医学者もビジネスマンも、科学者として未来を見据えた人になりゆくことが重要であり・・専門家・専門職に未来がないのなら、柔軟性ある総合力や 多様性および もっと広い見地を身につけておく。そのために今から 何に成り、どんな事をし、どう成りゆくのか? を熟慮してゆく。それも一つではなく あらゆる経験と実践を重ねながら・・そんな見方も不可欠となるはずです。

未来は今の延長ではありません。未来について 正しい! とされてる事だって 確定的なものは何もありません。確かなのは 今とは違う! という事のみ。ならば、どのようにでも対処できる。どうなってもやってゆける。そんな生きるための智慧や総合力みたいなものが 今後は重要になってくるのでは? どんな業界へ身をおいても、これからは何をするにしても・・30年後を見据える科学者の目が求められてる。そんな気がしてなりません。


WHO 東洋医学を認定へ

2018年01月09日 | 日記

日本や中国の伝統医療が、今春にも開催される世界保健機関(WHO)の総会で認定される方針だそうです。国際疾病分類(ICD)にも、伝統的な東洋医学の章が追加される見通しとなった事で・・業界関係者の間では「これまで西洋医学一辺倒だった医療基準の転換点になるとともに、独自に発展してきた日本の伝統医療の再評価にもつながる。」と期待が高まってるみたいですね。

この背景には、近年 力を増してきた中国の影響が多大にある! のは当然として・・その他にも、やはり 最先端医療(もはや医学ではなく科学としての医療)の台頭によって、世界的に「医学業界と大学・研究機関・製薬会社などの利権構造」に何らかの限界やほころびが見えてきた事も大きな要因としてあげられるでしょう。

どのようなものでも “ひとつのマーケット” というものは、時代の変化につれて自然消滅してゆくにすぎませんが、それを無理矢理 引っぱり続けるのも、足下をすくってしまうのも・・国際的な背景を起爆剤として、どのように社会全体として その業界を定義するか? が分かれ目となるのでしょう。つまり 存続するも、なくなるも 世界の潮目次第であり、そろそろ潮時なら(現実的に不必要。もしくは 変化の時期に差し掛かったのなら。)消える定めなのは申し上げるまでもない事です。

その意味では 上記のように「西洋医学からの転換点・伝統医療の再評価」といった見方もできるでしょうが・・戦後すぐに和漢を消滅させて、一部を西洋医学へ組み込んだ上で 再構築したのも欧米なら、また これを見直す! と決めたのも欧米。ちょっと御都合主義なのでは? との想いも頭をもたげてきます。

いずれにしろ、鍼灸や漢方以外にも、柔道整復師やマッサージ師など 多種多様な和の医療は存在しますが、これを欧米の都合で取り入れた “たんなる流行” で終わらさないためにも・・生き残りのチャンス! と捉えて、門徒が開かれたなら世界へ!といったところが有益な判断となりうるのでしょう。

間違いなく 効能=結果をどのように示すか? が 今後のカギとなりますが、効能こそが 東洋医学の本質である以上、これは避けては通れない道! であり、何が何でも目に見える効果を世界へ知らしめる! そんな意気込みや自覚こそが、いま最も必要とされてる気がします。


今すべき事と将来への準備とイノベーション

2017年09月08日 | 日記

物事には「今 すべき事」と、将来のために「今 進めておく事」そして 未来のための行う「イノベーション」の3つがあるように思います。

先日《防災科学技術研究所》にて「構造物を宙に浮かせる実験」が成功しました。今後は “数千トンの建物” を使って 成果を検証するそうですが・・将来的には『街ごと浮かせる “フロートシティ” 』も視野にいれ 開発を行ってゆく! との事ですから、これって まさに「未来へ向けたイノベーション」と言えるでしょう。

つまり 地震に関する防災では “避難計画の明確化や各人の対策” などの【今 すべき事】防波堤建設や建築基準の厳格化といった 将来にわたり継続しながら【今 進めておく事】そして、上記のような わずか100分の数ミリでも地面から浮かせ 免震効果を最大に近づける【イノベーション技術の開発】の3つが実施されてるわけですが・・これは個人・企業・団体のいかんに関わらず、同じかもしれません。

たとえば、お仕事や家庭などでも【今 すべき事】はたくさんありますし、将来へ向けて、資格の取得や語学学習などのスキルアップ【今 進めておく事】に頑張ってる方もたくさんいらっしゃるはずです。けれど ここへもう一つ! 自らへの【イノベーション】も加えておく! ということですね。どんな事象においても、現状を急には変えられません。また 近未来も、おそらくは現在の延長線上が予測されるでしょう。しかし 数年後から以降は そのかぎりではない! のです。

げんに 時代の変化や未来を読み解く材料として・・今ある暮らしや一般に言われてる事に限らず、科学や技術の発展にも十分 目を配り、その上で、いかにここへ適応してゆくか? といった事についても、思慮深く 思考・行動せねばならなくなってきたのは事実です。もはや一昔前の・・自身にもお子さんに対しても「良い学校を出て、良い就職先を得て」といった通常の考え方に留まる事なく「技術は刻々と進化してるのだから、もっとやれる事・すべき事・成せる事もあるのではないか?」といった柔軟な態度でいるほうが、より現実的なのは申し上げるまでもないでしょう。

識者は皆「将来、今ある職業のほとんどはなくなってしまうだろう。それと同時に 新しい職業・生活環境も次々生まれてくる。」と語っています。私は今現在、学校にて医学を勉強し直してますが、実感としては「未来の医療は医学のかぎりではない」との明確な確信も得ております。常識は常識として、今は今として・・それはそれ! 未来を考えるなら、もっとやれる事・他にもすべき事・目を向けるべき事も多々ある! と感じます。

これまでの社会が、政治や法律などにはよらず、常に技術や科学によって変わってきたように、おそらく個人単位でも、常識や今の延長では大きく変わらないのは明白でしょう。大きな流れへ寄り添う形で 時代に則すのも大切ですが、あえて これを無視する側面も同時に持ちながら、今は荒唐無稽な事も未来には可能! との思考・行動も一緒に、自らの中へ混在させておく必要も出てきてるのでは?

進化する技術や変わりゆく環境は 人生に冒険をもたらします。ありきたりより 他に楽しい事も無数にあるでしょう。今はできない事も、いつかは出来るように! どんどん早くなる時の流れは そんな努力も人に求めてるのかもしれません。


コレステロールと食事は関係がない?

2017年07月14日 | 日記

ご存知の方も多いと思いますが、先頃、動脈硬化学会と厚労省から「コレステロールと食事との間に因果関係はない」との発表がなされました。

医学知識のある方なら当たり前の話ですが『体内コレステロールのほとんどは体の中で作られますから、食べ物や飲み物として外から摂取する・しないに関わらず、その値は 本来、ある程度一定に調整されてるはず』なんです。なのに「現在、重篤な症状でもないのに、どうして殊更に摂取量を気にしなければならないの?」と不思議に感じられてた方もけっこういらっしゃるのではないでしょうか。

また コレステロールだけでなく、その他の“いま話題の抑制すべき成分”の多くにも・・これは同じことが言えるわけで・・TVで、カロリーとかプリン体・特保なんて話題が取り上げられるたび、何だかちょっと不思議な感じもしますよね。

したがって『塩分ひかえめ』とかも、食事より内器官にその要因があることはよく知られてますが・・もちろん、そういった謳い文句で売り上げが左右される各種メーカーも、ここからスポンサー料をいただいて、お国に管轄されてるメディアなども、こんなの大きな声で言えるはずもなく・・今後もニュースや健康番組でこういった事がアナウンスされなくても、それはそれで仕方ないことなのでしょう。

いずれにしろ、幸いにも、人にはあらゆる面で自動調整機能が働いています。本当に絶妙かつ完璧なバランスが働いてるからこそ、人は生きていられるので・・個人的には、あまりひどい症状でもないかぎり、過剰な自己調整や無理な運動は避けられたほうが良いとも考えてたりします。

何事も偏りは禁物ですが、これは健康に関するあらゆる観念においても同様では? じつのところ 予防医学といった、最近できた新しい分野より、バランスのよい食事と生活、心地よい程度の体操や散歩みたいな・・昔から言われてることのほうが 人にとって最も最適な暮らしぶり! と言えるのかもしれませんね。


人は見たいものを見て、信じたいものだけを信じている

2017年06月08日 | 日記

人はたいてい『自分が見たいもの・信じたいもの・心地よいもの』を好みますよね。だから “難しい事や努力を要する事は拒否して、簡単にわかるもの(誰かが結論付けたもの)” ばかりチョイスしがちです。

ちなみに 世間では「わからないことをわからない」と答えることがあまり許されていません。学校でも 家庭や会社でも「わからない」と答えれば、教師や親・上司・取引先などは何と言うでしょう? 「わからないまま放置しないで 自分でちゃんと調べてわかるよう努力しなさい」と叱られるのがおちでしょう。したがって、そういった習慣が【わからない事をわからない】と、けして認めない大人を作り出してしまうとも考えられます。

経営をしてるとよくわかりますが・・人にきちんと対応する! 誰にでもわかるよう簡単に説明できる! といった能力は たいへん高度なものです。また、その逆もしかりで・・説明もしないで結論だけを述べる! ちゃんとわかるように解説できない! のは、じつは 知らない・わかっていないから! とも見なされます。 

【わからない事をわからないと言えない生活】は『わからない事を他に悟られせまいとする人物』を育てる可能性があり “わからない事を悟られまい” とするがゆえに・・信じたいものだけを信じ、見たいものしか見ない習慣も生じてくる。まずは 何事もやってみる! わからないのはやった事がないだけ! これが当たり前の世の中になれば、安易に誰かや社会が結論付けた常識に左右されない、実行あるのみ! の自立した人物も多く輩出されるような気がしてならないのですが。