碧泉流

Hekisen-ryu 中国山東省青島発祥の中国茶道の流派です

ZOU老師の青花瓷器

2015-05-22 11:04:36 | 皆の茶器紹介


今回は、ZOU老師ご自慢の茶器です!

青花とは、青い文様の意。
花だけでなく、人物、龍、山水など
色々な絵柄があります。

白磁にコバルト顔料で染付した後、
透明釉を掛けた磁器が青花瓷器です。

色調は、黒藍色・淡藍色・青翠色・正藍色
の4種類に分けられ正藍色が最も美しいとされます。

元の時代に景徳鎮で完成し、元・明・清代に
中国の特産品として世界に渡った青花瓷器。
イスラム圏やヨーロッパでは王侯貴族のコレクションになり
日本では茶の湯の道具として取り入れられました。

英語の普通名詞「china」は「磁器」を表す単語です。
そんな世界へ渡った器たちが、
古くから世界の陶磁界をリードしてきたんですね。

老師は、

「白磁に透明感があり、青く繊細に手描きされた
中国伝統の逸品が好き!」

とのことでした。





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